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大江戸両国・からくり祭(両国)

2009年10月10日 | 散歩
 江戸の伝統芸を体感できる催しがあると知って、両国に出かけた。


 両国駅西口から国技館通りに出ると、力士のオブジェがいくつか置かれている。
通りの向こうに、チャンコ霧島の店が見える。通りの突き当たりが会場だ。

「大江戸両国・からくり祭」、今年で4回目だそうだ。
場所は両国の回向院となりにある両国シティコアの広場。
この場所は江戸時代には「東両国広小路の賑わい」として活気あるところだったようだ。そのようすを再現した祭りである。

午前の部が11時から始まる。


1.相撲甚句(両国相撲甚句会)
 大相撲でおなじみの呼出し三郎さんの相撲甚句。朗々としていて聞いてて気持ちが良い。相撲甚句の歌詞は歌舞伎や落語からきているので、最後にオチがあるようだ。
呼出し三郎さんの相撲甚句のビデオを撮ってきました(YouTube)。


2.江戸踊り(櫻川寿々慶他)
 江戸情緒が感じられる、素朴で楽しい踊り。


3.銭太鼓(サークル響)
 音の出る筒をあやつり踊る。おかめとしょっとこ面をつけての踊りは楽しい。


4.江戸の紙切り(桃川忠)
 紙切り名人が登場。軽やかな手さばきで見事な紙切り絵があっという間にできた。


5.江戸の手妻(藤山新太郎一門)
 手妻(たづま)とは手品のこと。江戸時代街角で行われていた芸の再現。


6.綱渡り(軽業師大助)
 最後のシメは綱渡り。はらはらしながら、なかなか見ごたえがあった。

13時すぎに終了。
江戸情緒にあふれたひとときであった。
昼食後、錦糸町へ移動。次へ。

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