みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『アーロと少年 3D』観ました。

2016-12-12 16:00:00 | 劇場用アニメ
2015年:米ディズニー。 監督:ピーター・ソーン。 セルBDにて視聴。
かなり評判が良いようなので観てみました。なるほど、これは中々のものでした。
冒頭に草食系の恐竜一家がコーンを耕作してるシーンを見て、思わずニヤリ。
むかし子どもの頃にトウキビの種をまいて育てたことがありますが、どうにも育ちが悪い。
考えた末に、道路のあちこちに落ちている馬の糞を与えたところ、グングンと急成長(^^;
ですが実が入り始めたところで雪の季節になってしまいアウト。
基本的に播種が遅すぎたってことなんですが....まあ個人的な思い出は置いといて(^^;


『アーロと少年 3D』のセル盤。

この映画に関し寄せられた多くのコメントの中には、通常なら人間が飼主で
恐竜がペット(あるいは家畜)だが、この映画では主従の関係が逆転していると
記述しているものがありました。
まあ確かに生産する側が主人という考え方なら間違ってはいないんですけど、
この映画の内容を観るかぎりアーロと少年の関係は割と対等ですね。

少年が恐竜一家の作物の貯蔵倉に入りこんで好き放題に食い散らかす。
一家の労働の結晶を台無しにする飛んでもない奴だ。
とうぜんアーロと少年はお互いを敵として戦うことになる。だが片方がケガを負うと、
もう一方の対応は思いがけないほど優しく変わっていく。
まあその辺は、ちょっと自分には甘すぎるかな~と感じてしまったんですが(^^;
だが両者の戦いのすえに、気づいた時には故郷のギザギザ山の見える地からは
遠く離れてしまっていた。
早く家に帰らなくっちゃ。
両者の敵対関係は消えて、力を合わせて故郷を目指すようになる。
最終的には堅い友情で結ばれるようになる二人?ですが....。

最後まで結構ひっぱるストーリーですね。良く練られているなと感じました。
精緻に描きこまれた大自然の3D描写はなかなか見応えありますね。
ただ幾らか人間の手が入っている現代の森林・山岳という気もしますが。
でもそれは言っても仕方がないかな?
何せ草食系恐竜が耕作をして、肉食系恐竜が牧畜を営むような仮想の世界ですからね~。
厳密には”恐竜の時代”などとは言えないかも(^^;

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