みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『スリー・ビルボード』観ました。

2018-11-21 16:00:00 | 洋画

一向に事件が解決せず、思い余ったミルドレッドは自宅近くの道ぞいに広告を打つ。

愛娘のアンジェラが何者かにレイプされたあげく、焼死体で発見された。
それから何カ月も経つが、一向に警察の捜査は進展しない。
母親ミルドレッドは思い余って、自宅そばの道沿いに意見広告を出す。
”犯人はまだ捕まっていない”
”いったいウィロビー署長は何をしているんだ”

警察を激しく批判するこの意見広告は、小さな町に大きな波紋をよぶことになった。

 
意見広告は地元のテレビ局にも取り上げられる。   署長みずから足を運んで、誠実に説明をするが。

長年まじめに勤めて町に貢献してきた署長に対しては同情的な者が多い。
逆に言えば、レイプ事件そのものには同情するものの、
やはりミルドレッドの行動はやりすぎだ
、と感じ反発する人間が多い。
特に署長に深く心酔しているディクソン警官は、
カッとなりやすく、粗暴な行動に走りがちな困ったやつ。
この男が広告の件以来、猛烈にミルドレッドを目の敵にしてくるようになる。
だが彼は自らの暴力の責任を問われて警察をクビになる。

クサクサする気分でバーで独り飲んでいると、偶然うしろの席から、
”女をレイプして焼き殺した”という会話を耳にする。
アンジェラ事件に酷似した話の内容から、こいつが犯人に間違いないとディクソンは判断。
車のナンバーを調べ、古巣の警察に行き身元照会を依頼。
だが結果は”シロ”という思いがけないものだった。
彼は熟慮の末、ある結論を導きだしミルドレッドと行動をともにすることになる。

 
牧師がミルドレッドを訪れて説得しようとするが。  癌が進んで余命わずかな署長は、妻子を残して自殺。

これは非常に観ごたえのある映画でした。
評判の高いだけのことはあると感じました。
それにしても俳優陣の演技力というかレベルが凄い。
どのキャラもばっちり立っている印象を受けました。
とくに(ヒロイン役)フランシス・マクドーマンドの厳しさを感じさせる演技は圧巻。

『デス・ノート』観ました。

2018-11-18 16:00:00 | TVアニメ
2006年:マッドハウス制作。 監督:荒木哲郎。 米BD盤にて視聴。
キラ=殺人鬼という特異な人生を送った一人の高校生がいた。彼の本名は夜神月(やがみ・らいと)。
警察官としてまじめに勤めてきた父親をはじめ、母親と妹のごくありふれた四人家族。
だがキラという怖ろしい殺人鬼は、そんなごく普通の家庭から現れたのだった。


偶然に拾ったデス・ノート。初めは信用せず、誰かのイタズラだろうと決めつける月。

物語の発端は彼が高校の敷地に落ちていた一冊の黒いノートを拾ったことに始まる。
すぐにそれが本物のデス・ノートと気づいた月は、人間を超えた大きな力を得たと有頂天に。


ノートの落とし主、死神リューク。夜神の自室に現われてノートの使用方法を詳しく説明する。


デス・ノートに死なせたい人物の名前を書くことで、その命を奪うことができる。

月は犯罪を犯した者の名前をノートに書き込み、一人また一人と生命を奪っていく。
彼の考えによると世の中を良くするためには、この世の悪人はすべて抹殺するべきだ。
だから自分のしていることは神に等しい素晴らしい行為なのだと信じ込む月。
だが人間社会の常識を超えたノートのパワーは、誰にも止められないゆえに
だんだん月の思想と行動は暴走しはじめ狂気を帯びてくる。
そんなキラこと月は、最終的には人間界の頂点に立つ絶対的存在になろうと願望。

しかし、遂にそんなキラの所業を止めるべく立ち上がった者がいた。
それはLエルと自称する凄腕のエージェント。
彼の経歴や人物像に関しては一切が秘密とされる。
警察では解決できなかった難事件の数々を、例外なく完全解決に導いてきた人物だと言う。
この一騎打ちに勝つのはキラなのか、それともLか?

だいぶ以前のことになりますが、かつては相当に評判だった”デス・ノート”。
オリジナル(漫画)は当然として、アニメ版そして実写映画版。
そのいずれもが大きなヒットを取り、一世を風靡した感がありました。
当時自分はといえば、ほんのわずかな部分を断片的にしか観ておらず、
正直どんな内容なのかは分らないままになっていて、気になっていました。
今回米盤(完全版:5+1枚組)が入手できたので早速視聴。

結論を言うと、これはとても面白いアニメでした。
大きな話題になったのも当然、というか納得しました。
全編に非常な緊張感が流れていて、哀愁感に満ちたラストも秀逸。
これは買って良かったBDでした。
日本盤に比べて価格がかなり安いのも助かります。
もっとも日本国内向けのプレーヤーだと再生不可かもしれないので
注意が必要ですが(^^;
最後に一言。アニメの作画技術は常に進化しているので、
2018年時点の目でみると、やはり若干の物足りなさは感じますね。
でも内容が面白いので、余り気にはしませんけど。


『世界は今日から君のもの』観ました。

2018-11-15 16:00:00 | 邦画

真美は母親からの束縛から自由になり、自分の力で人生を歩みはじめる。

2017年:クエールフィルム製作。 監督:尾崎将也。 WOWOWからの録画。
あまり派手さは感じませんが、なかなか丁寧に組みたてられた映画、という気がしました。
かつて引きこもりだった女性の、心の成長の物語。
ヒロイン小沼真実(こぬま・まみ)は高校の途中で引きこもり状態となり、以来5年が経過。
最近になって父親の探してきたバイト先で働くようになる。
なんとか娘に社会との接点が出来たことに少し安心する父親だが、
(父娘と別居している)母親の見かたは少し違うようだ。
この人は何かにつけて否定的な物言いをする。
性格なのかもしれないが、結果的にそれが娘を追いつめていることに無自覚だ。

バイト先はゲーム制作会社、仕事内容はデバック作業。
ゲームプログラムのミスをチェックする単調な作業だが、真面目に勤める真美。
ある時ひょんなことから彼女のイラストが上司の目にとまり、制作の中枢部署に抜擢される。
だが趣味で描くのとは違い、仕事となればさまざまに厳しいハードルがある。
プレッシャーに負け何も描けないまま仕事から逃げ出してしまう真美だったが....。

観たあとに中々いい印象が残りました。事前知識も無くて期待はしていなかったんですが。
終りまでダレることなく観れて、つまりそれだけでも水準以上の作品だと言えるでしょうね。
退屈で画面見つづけるのが苦痛って映画わりと多いですから。
ヒロインの門脇 麦さんは注目の新星のようですが、個人的にはちょっとタイプじゃない(^^;
でも演技はちゃんとこなしていると感じました。
母親役のYOUさんは、こういう役を振られることが多いですね。そういう意味では安定の役柄?(^^;

「麦とホップ」新製品二種、飲みました。

2018-11-11 16:00:00 | ビールの話
サッポロから出た、「麦とホップ」の新製品二種を飲みました。
10月に発売された、それに11月13日に発売される冬小麦です。
どちらも発泡酒ですが、非常にデキが良いと感じました。


「麦とホップ」新製品二種。<冬小麦>と<赤>。どちらも美味しいです。


<赤>は琥珀色の液体。日本のビールはサッパリタイプが多いですが、これは違いますね。
味が濃くて、ゆったりと味わいながら飲むべきビール(発泡酒ですが)だと思います。
そして<冬小麦>の方は見た目は普通の黄色い液体。小麦麦芽を一部ながら使用しているとのことなので
ついヱビス華みやびを連想してしまいますが、やはり価格的にそれは望み過ぎ(^^;
しかし華みやびとはタイプは異なるものの、それなりに小麦の雰囲気は出ていますので満足です。
ちょうどサントリーの黒モルツのように、毎年同時期に発売してくれるのなら大いに楽しみです。

自分はこの二種の発泡酒が気に入って、それぞれ6ケースづつ購入。
ただでさえ狭い我が家が、なおさら狭くなってしまった気がします(^^;

『カエルの楽園』読みました。

2018-11-08 16:00:00 | 
2016年:新潮社刊。著者:百田尚樹。
二年前の病院のベッドの上で(^^;
暇つぶしに週刊誌の書評を見て以来、注目をしていた本です。
内容は現代日本の危機的状況を、カエルの世界になぞらえて訴えているものです。
<平和ボケしたニッポン>とはよく耳にするフレーズで、自分なども自戒している
つもりなのですが、こうして改めて、そしてつぶさに日本の現状を伝えられると
まだまだ自分の認識は甘い、と痛感させられるのでした。


『カエルの楽園』(文庫本)と続編『カエルの楽園が地獄と化す日』(図書館から)

日本の社会、そして多くの日本人はなぜこんなにも自国の状況に鈍感なのか。
この絶望的なまでの危機感の欠如は一体どういうことなんだろう。
まして国民の目を真実からそらせようとする多くのマスコミ群。
もっとも自分もエラそうなことは言えません。
とくに若いころは社会に対する意識・関心など絶無でしたから。
それが30歳を越えるころから、ゆっくりゆっくりと
『日本を囲む周辺国の状況ってナンカ変?』と感じるようになりました。
少しはモノが見えてきたのでしょうか。
これからも、ユックリ自分のペースで物事を考えていこうと思っています。

『カエルの楽園』は文庫本で求めましたが
続編というか『カエルの楽園が地獄と化す日』は図書館でお借りしました。
こちらは百田尚樹氏と中国出身で日中問題に関する評論家、石平(セキ・ヘイ)氏との対談集ですが、
こちらを併読することで、『カエルの楽園』をより深く、具体的に理解できる感じがします。
なかでも中国という国家や民族の残虐さに触れるページがあります。
すでに知識としては把握していても、改めて詳しく述べられると実に背筋が寒くなる思いです。
それにしても今のままの状況が進むと日本の未来には、かなり恐ろしいものがあります。