みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『コララインとボタンの魔女』観ました。

2017-12-13 16:00:00 | 劇場用アニメ
2009年:米。 監督:ヘンリー・セリック。 WOWOWからの録画。
『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』の監督さんが構想5年、制作4年をかけ完成させた
傑作アニメーションです。
日本国内では惜しくも3DBD登場のタイミングにうまく合わず、赤青メガネ使用の中途半端な
仕様になってしまいました。
米国では正規の3DBDとして出ていますが、残念ながら日本語は入っていません(TT

 
郊外のアパート、ピンクパレス。          家主の孫の男の子ワイビー。

郊外のアパートにある一家が引越してきた。
ママ、パパ、そして9歳の女の子コラライン。
ほどなくして家主の孫・ワイビー少年が新しい住人の偵察にやってくる。
彼の口から何気なく洩れる重大なひとこと。
「どうしてかな、ピンクパレスは子どものいる家族には貸さないはずなのに」

 
ママは超忙しい。相手にしてくれない。       パパもやっぱり超忙しい。

わざわざ不便な郊外のアパートを選んだのは、のんびり庭いじりがしたいからだった。
そのはずだったが、実際に引っ越してみると仕事に追いまくられてそれどころではない。
家の中に閉じこもって原稿書きに没頭する両親。
結果としてコララインはまったく構ってもらえなくなり、ストレスを溜め込む一方。
そんなある時、偶然に封印された秘密の扉を発見。

 
「秘密の扉」のトンネル。行きつく先は?      そこには優しい「別のママ」がいた。

秘密の扉からトンネルを通って、行きついた先には優しい「別のママ」がいた。
おいしい料理をたくさん作って待っていてくれた。
手入れの行きとどいた広い庭で「別のパパ」はコララインをお姫さま扱いだ。
だからコララインは大満足だ。
ただ気になることがひとつだけ。なぜか彼らの目はボタンでできているのだった。

 
「別のパパ」はコララインをお姫様あつかい。    「別のママ」「別のパパ」とともに囲む楽しい夕食。

本当のママやパパと違って別のママやパパは、いつもコララインのことを気にかけ、
可愛がってくれる。つい居心地が良くて、何度も彼らを訪れてしまう彼女。
しかししだいに気が付いてしまう。この世に無償の好意など有り得ないのだという事実。
そこには怖~い罠が待っていたのだった....。

小さな子どもにとっては結構コワイ話だとも思います。
ただ作品の世界観というか、ムードは抜群にいいですね。
大人にとっても、何度も観たくなるような良質なアニメです。

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