星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

映画「宮城野」とオンデマンド戯曲

2007-10-17 | 映画「宮城野」

愛之助さんの公式サイトで発表になりましたね。
映画「宮城野」に出演決定だそうです。映画のオフィシャルサイトはこちら

「宮城野」
出演   宮城野:毬谷友子  矢太郎:片岡愛之助
監督   山崎達璽(やまざきたつじ)


毬谷さんが年増女郎役で、愛之助さんが若きニセ絵師役。 
物語のところをちょっと読んだだけでも、なにやら妖しく、艶っぽい匂いが。
監督の山崎さんのサイトによれば、主演のお二人はすでに舞台出演の合間をぬっ
て映画の本読み・・・みたいなことが書かれています。


ところで、演劇等の戯曲って入手するのがけっこう大変ですよね。
絶版になっているものは図書館で借りるか、古書店で探すしかない。
見つけたと思ったら、こ~んな分厚~い全集の中に収まってたりして。
そんな時にチェックしてみる価値があるのが電子本とか、オンデマンド印刷の本
なんですね。
話はチョットそれますが、いつだったか野田秀樹さんに興味ある人が参加してい
MLで教えて頂いたのですが、「透明人間の蒸気」の戯曲をオンデマンド印刷
で買ったことがあります。
新潮オンデマンドブックスサービス」というのがそれです。

●「透明人間の蒸気」
(実物は約13.4cm×19cm、厚さ約8mm )








そして、今回は「宮城野」です。
舞台版の戯曲を理想書店という本屋さんで見つけました。
電子本なのでパソコンでダウンロードして画面で読む方法と、若干高くなりますが
オンデマンド印刷
で注文する方法があります。
ちなみに、電子本の読み方はこちらを参照。

●「宮城野」矢代静一 二十一世紀戯曲文庫
(実物は約10cm×18.8cm、厚さ約3mm )







さっそく購入して読みました♪
内容にはあまり触れないでおきますが、舞台用の戯曲では登場人物が極端に少ない
ことがわかりました。これが映画になるとどんなふうにふくらむんだろう、と思う
とものすごく楽しみになってきました。
「宮城野」は劇作家、矢代静一の戯曲。毬谷さんは矢代さんの娘でもあるそうです。

やっぱり・・・・・・。
ずうっと忙しそうなんですね、愛之助さん。


映画「宮城野」が関西でも上映!(来春)(このブログ内の関連記事)
『宮城野』について語る毬谷友子さん@2008年ラジオ番組(このブログ内の関連記事)
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映画「宮城野」のメインテーマ曲(このブログ内の関連記事)
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6 コメント

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祝!映画出演 (かしまし娘)
2007-10-18 08:25:00
ムンパリ様、まいど!
毬谷友子がLoveりんをニッコリ笑いながらパクっ。
危ないっ!(いや、芸的に 笑)
そう思ってしまったわ~ドキドキ。

毬谷友子が父・矢代静一作品でとっても大切にしているものがあって、
「ライフワークです」とテレビで言ってたことがありましたが、
何の作品だったかは忘れたけど。(おいおい)
「宮城野」も心のこもった作品になるんでしょうね。 

いや~こりゃ~戯曲を読んでみないと!
でも図書館からも遠ざかってるしなぁ。
電子本って好きくないしなぁ。(早、めんど~くさくなっている)

とにかく、劇場に足を運ばないとね!
観客動員数伸ばさないとね!
Loveりんの知名度UPに繋げて、歌舞伎座でデッカイ役演ってもらわんとね!
で、いつ公開なんでしょうか?
カンヌとかベネチアなんかに行ってくれないんでしょうか?(出品してくれ~)

ガンバレ愛ちゃん♪
祈願! 露出度向上 (ムンパリ)
2007-10-18 20:11:50
かしまし娘さん、すばやいレスありがとうございます!!
めっけ~♪ 毬谷さんのライフワークは一人芝居の「弥々」のようよ。
http://www.clubyaya.com/club.html

> 毬谷友子がLoveりんをニッコリ笑いながらパクっ。
あはは~!! それはちと・・・・・・ありうるかも(笑)。いや、芸的に。

毬谷さんといえば、大阪・中座で観た、夢の遊眠社「贋作・桜の森の満開の下」の夜長姫の印象がやっぱりキョーレツかな。「宮城野」も大事な作品みたいなので、愛之助さんがその世界にどんなふうに分け入るのか・・・めちゃ楽しみで~す!!
いちおう監督の山崎さんのサイトには「公開は2008年秋の予定」と書かれています。

> 観客動員数伸ばさないとね!
ほんとにねっ。舞台とか、メディアとか、露出度向上委員会を作ってほしいです~(笑)。
ガンバレ愛ちゃん♪ ←私も言ってみました(ぐふ)。
愛之助丈ブレイク作戦 (とみ(風知草))
2007-10-18 22:01:24
>ムンパリさま
片岡愛之助丈は,どちらかといえば,若い女優さんより,座長格の大女優さんの相手役がお似合いです。理由は申し上げられません。えーと,南座で,泉鏡花作「恋女房・吉原炎上」水谷八重子主演・演出を拝見したことございました。おーこれは,この路線でいけると思っています。
何度も書いていますが「夏祭浪花鑑」で売り出して頂きたいです。着流しでおみ足チラ見せあきません。モロ出しで勝負!播随院長兵衛もいけます。
これより露出度を高めるには,エクウス又はジーザス・クライストでしょうか。もとい。
気長に楽しみにしましょう。
作戦会議(笑) (ムンパリ)
2007-10-19 02:23:38
おお~、とみさん♪ まるで軍師のようで心強いです。
水谷八重子さんとの共演はたしか2作品あったと思いますが、私のようなにわかサポーターは当然見てません。大女優さん相手の路線ですか、な~るほど!
「夏祭浪花鑑」の団七はわかります。私もこれで応援モードが一気に5倍加速しました。この路線はイチオシですよね。

> おみ足チラ見せあきません。モロ出しで勝負!
くっくっくっ。団七、よかったですね~♪

> エクウス又はジーザス・クライスト
あはは。歌のお勉強もしていただかなあきまへんなあ~(笑)。叔父様は孝夫さん時代にハムレットに出られてますね!

とりあえず今回の映画ができるだけ多くの人の目に触れますように。そういう意味でも、共演者が早く知りたいです。
肩が重い?! (ハヌル)
2007-10-19 11:49:48
とても気になる映画ですね。 
登場人物が少なそうだしどんな風になるんでしょう。
同じキャストで舞台でも観てみたい感じですけどね。
それにしても本当に忙しいですね~。
関西発信で盛り上げるにはどんどん露出していかないとダメって
ことなんでしょうけど、なんか彼一人の肩に・・・。むむむ・・・。

ホント、ガンバレ愛ちゃん!(苦笑)
一人にさせない・・・ (ムンパリ)
2007-10-19 13:07:58
ハヌルさん、たしかにね。いつもパンパンのスケジュールを見ると、あちゃ、キツそうだなーって思いますよね。もう何年もお休みがないんだもんねー。
でも、この仕事は愛之助さんや関西パワーが推進力になってここまでこぎ着けたと書かれていたし、ご本人もノリノリでやってるんじゃないでしょうかねー。私もこういう映画は歌舞伎の延長上にあるものだし、役者としての引き出しを増やすものだから、お話があるなら出て頂きたいし、単純に「見たい!」と思ってしまいます。

> 同じキャストで舞台でも観てみたい感じですけどね。
そう!これ、ぜひ映画がヒットして、舞台で凱旋上演してほしい~♪

> なんか彼一人の肩に
私が応援団の一人としてささやかながら願うのは、質を伴った露出、かな。回数を稼ぐんじゃなくて。もしも他流試合をするなら必ず何かを持ち帰って頂きたいです。で、私たちにできることは彼一人にさせないよう、せっせと劇場に足を運ぶことかなあ。ワッ、地味~!!(笑)

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