ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

はじめての短歌~穂村弘

2017-03-07 06:05:04 | 本の少し
はじめての短歌 (河出文庫 ほ 6-3)
クリエーター情報なし
河出書房新社

☆☆☆☆

大好きな穂村弘さんの本。
それも、エッセイではなく、短歌の本で、

ある人の短歌をあげて、それを添削するのではなく、反対、
良い短歌を、一般ならこうする、普通ならこの様にと改悪例を示し、
発想のヒント、を教えてくれる。

一言でいうと、解り過ぎるな。説明しすぎるな。

ビジネス文ではないんだから、一瞬にして理解できるよりも、
じんわりと、心の奥に突き刺さる、その隙間、余地、余韻が
味わい深いものなんだと・・・。

大事なことをわざと書かない、書かない方が生々しい。
この変化球こそ、短歌の、真髄・・・・とか。

その他、沢山、いい短歌の正体、教えてくれますよ。


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コメント (3)
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