akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

大阪箕面「橋本亭」朗読講座

2005-12-11 | 映画・芸術・エンターテインメント
大阪府箕面市での、朗読会講師。会場は瀧道沿いにある「橋本亭」。元は明治時代の旅館で、現在は1階が喫茶、2階の広間がイベントスペースになっている。90年以上前の建物にもかかわらず、箕面川に面した側面は、ほぼ全面硝子張りのモダンな造り。昔の摺り硝子から、中の明かりがもれるのも、外の紅葉やせせらぎが硝子越しに少し歪んで見えるのも、風情があってとても美しい。本当に素敵なところでした。

今日は、箕面の赤穂義士萱野三平の話「西国街道を駆け抜けた萱野三平」など箕面にまつわるお話を3つ、あとは「うば捨て山」「八百比丘尼」など全国に伝わる伝説、昔話を、方言を交えて語らせていただきました。
今回の主催は、箕面の声楽研修会。事務局ピアニストの加藤泉さんが即興で音楽をつけて下さいました。

箕面では、伝統文化活性化協会事業として、定期的に子どもたちと一緒に箕面の民話語りや、わらべうたつくり、手づくり篠笛演奏などを行っています。今日も、大人と子どもが交じってお茶を飲みながら、お話を聞くという会で、私自身も楽しいひとときを過ごさせて頂きました。

「八百比丘尼」は、主に福井県の若狭(小浜町)に伝わる伝説で、人魚の肉を食べて八百年生きた尼の話ですが、彼女が最後に入ったといわれるお洞が今も空印寺に残っています。
今日は、「そのお洞の隣の小学校に通っていたんです」という女性がいらして、昔、そこで肝試しをした思い出なども語って下さいました。
私の故郷酒田の民話も語りましたが、たまたまだんなさまの転勤で4年酒田に滞在したという女性もいらして、庄内弁をとても懐かしがり、楽しんで下さいました。
いろんなところで、いろんな縁があるものです。

瀧道沿いを登っていくと、古来からの修験道の寺院があります。そこまでの山道(参道)には、渓谷があり、紅葉や竹や多くの木々が彩りを添え、ぽつぽつと昭和初期くらいの古い割烹旅館が残っています。
日が暮れてくると、高い絶壁に繁る木々がただの影となり、その上に高々と月が照る。
山々の溝を歩く気持ちよさ。

来年3月には、子ども達の民話と音楽の催しに、また参加させていただきます。
皆さんも機会があったら一度箕面へどうぞ。。。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加