akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

無声映画上映会1+9人のかわいい弁士たち

2005-12-18 | 活弁
今日は、可児市文化創造センター虹のホールで、公演本番。

目が覚めると、うっすら積もった雪の白が青空に映えている。
大雪という天気予報だったけど、いい天気じゃん♪と思ったのは甘かった…。
昼ごろから降り始めた雪はやむことなく、公演が終わってみたら一面真っ白。

そんな悪天候にも負けず、虹のホールはホットな空間となりました。
3人ずつのチームごとにやり方をまかせ、それぞれのチームごとに漫画映画「一寸法師ちび助物語」「桃太郎」を上演。3チーム9人のチビッコ弁士たちは、今日の本番に備え、昨日の自分たちの台本に手を加え、練習して本番に臨みました。

映像を何度も見ながら、登場人物のセリフを考える。
自分の言葉を探す。
わからない字幕はわかる言葉に直してみる。
登場人物ごとに喋り方、声の出し方を工夫してみる。
元気に思いきりよく声を出す。
映像とタイミングを合わせる。
チームの仲間と間を取り合う。
所によっては声を合わせる。

自主性、積極性、創造性、表現力、チームワーク。活動弁士の体験をし、チームごとに一つの作品を語り切ることで、そういうものが少しなりとも培われます。
子ども達は飲み込みも早いし、みんな工夫を凝らし、そして何より楽しく元気に語ってくれました。達成感のにじんだ子どもたちの顔、ステージから見るお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんたちのえびす顔。会場の観客もスタッフも感心する出来ばえで、にわかセンセイ冥利に尽きる公演でした。

後半は、「チビッコギャング」の一遍と「ロイドの巨人征服」を私の活弁で。
最前列のチビッコたちの大きな笑い声が聞こえます。
終わった後、詰め掛けた子ども達が、興奮しながら「楽しかった~!」「笑った~!」「先生、ほんとにあれ一人で一時間全部しゃべってた?」「いい経験した」「またやりたい!」

私自身も本当に嬉しい経験をしましたし、子ども達にとっても、活弁の楽しさと同時に何か自信のようなものが残ってくれればいいなと思っています。
あ~あ、みんな可愛かったなあ…

でも、東京も寒い!風邪ひかないようにしないとね
コメント (2)
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