akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

3/19(土)20(日) ”フランス文学サイレント映画 原作デュマ親子対決!”

2022-02-26 | 活弁
明日は日暮里の「ふらっとにっぽり」で活弁Wフェスティバルですが、同じ会場で3月19日(土)20日(日)には、
「フランス文学サイレント映画 原作親子対決!」と題して
フランスの文豪アレクサンドル・デュマ・ペールの『三銃士』とその息子アレクサンドル・デュマ・フィスの『椿姫』。
 
1921年にハリウッドで制作された2本のサイレント映画を上演します!
 
『三銃士』を役者やナレーションのプロの皆様との声色かけあい説明で、『椿姫』を活弁で。
永田雅代さんの音楽とともにお楽しみいただきます。
 
1921年におけるフランス文学とハリウッド映画の融合、100年後の語りと演奏が織りなす世界をご堪能ください。
 
 
◆3月19日(土)20日(日)
”フランス文学サイレント映画 原作デュマ親子対決!”
 
 ★『ダグラスの三銃士』 The Three Musketeers(1921)声色掛け合い説明
【出演】  姉川相、三浦瑛夏、寺原航平、安田カオル、広居バン、佐々木亜希子 
【音楽】 永田雅代
 
 ★『椿姫』 Camille(1921)活弁
【弁士】 佐々木亜希子
【音楽】 永田雅代
【会場】 荒川区日暮里地域活性化施設「ふらっとにっぽり 」多目的ホール
(日暮里駅徒歩7分)
 
【上映スケジュール】    
19日(土)
13:00  開場  
13:30~15:30 ①『三銃士』+ミニドラマ「Étoile 」
16:00~17:10 ②『椿姫』  
18:30~20:30 ③『三銃士』+ミニドラマ「Étoile 」
 
20日(日)
12:00 開場
12:30~14:30 ④『三銃士』+ミニドラマ「Étoile 」
15:00~16:10 ⑤『椿姫』
 
★ミニドラマ「Étoile 」は、日芸出身の3名による短い芝居です。
 
【チケット】
『三銃士』/『椿姫』一公演券  U25/2000円 一般/2500円
『三銃士』+『椿姫』セット券  U25/3500円 一般/4000円
 
※チケットは入れ替え制。セット券は日をまたいでもかまいません。
  観賞の回をご予約ください。
 
【問合せ・ご予約】(株)ワイ・プランニング
  03-6233-7150  info@mokuren.gr.jp
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ジョージア映画祭『私のお祖母さん』『スヴァネティの塩』

2022-02-25 | 映画・芸術・エンターテインメント
先日は、岩波ホールでのジョージア映画祭で、アバンギャルドなサイレント映画『私のお祖母さん』(1929)と『スヴァネティの塩』(1930)を拝見。
 
どちらもソ連時代の作品だが、ソヴィエト政府当局からの批判で公開禁止や上映中止の憂き目をみている。
手法も内容も強烈な伝説的作品で、前者はブラックユーモアと実験精神に満ち、後者は過酷な秘境に住む人々を圧倒的な熱量で描き、『戦艦ポチョムキン』のような人間描写が多く見られる、刺激的な二作だった。
 
今日はロシアがウクライナに侵攻…
100年経っても政府のあり方はあまり変わっていないと思うと心が痛い。
 
平和な日常の有り難さを噛みしめ、毎日を大切に生きていきたいものです。
 
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練馬区立関町図書館でバリアフリー上映

2022-02-19 | バリアフリー映画、福祉
練馬区立関町図書館でバリアフリー上映会。
『絵の中のぼくの村』を上映し、ライブ音声ガイドを務めました。
ベルリン国際映画祭で銀獅子賞を受章した作品。
 
絵本作家田島征三、征彦の双子兄弟が昭和23年の高知県の田舎村で過ごした少年時代が、リアルかつファンタジックに描かれています。
 
DVDにする際、東陽一監督と一緒に音声ガイドを作らせて頂いた、私にとっても記念すべき作品です。
 
今回は十年ぶりだったので、Bmapのメンバーとリモートリハーサルし、ちょっぴりガイドもバージョンアップ。
いろんな意味で懐かしさが込み上げるひとときでした。
 
ライブ音声ガイドでみんな一緒にご覧いただけるスタイル 。
各図書館の関連図書の展示も、少しずつ違って、毎回興味深いです。
原作者の田島征三さんの絵本や、映画になった原作本がいろいろと展示されていました。
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ジョージア映画祭『エリソ』

2022-02-18 | 映画・芸術・エンターテインメント
岩波ホールで開催中の「ジョージア映画2022」。
ジョージア無声映画の傑作と謳われた『エリソ』(1928年)とても良かった。
 
ロシア帝政下で抑圧され強制的にトルコに移住させられた民の悲運が、ドラマティックに描かれている。
 
いつの時代にも、理不尽に権力を振りかざす者がいて、裏切る者がいて、騙される民がいて、引き裂かれる恋がある
 
非常に印象的だったのは、村を追われ仲間が死に悲しみに嘆く民たちが、一人が鼓舞するように踊り出すと次第に皆が踊り出し、力強い歓喜の乱舞になっていくシーン。
数年前、大感動したジョージア舞踊団の激しく美しい舞台が脳裏に甦った。
こうした幾多の苦難を、踊り歌い、鼓舞することで皆で乗り越えてきた民族なのだ。
 
コミカルな剣劇シーンや緻密なモンタージュシーンなど、見ごたえのある一作だった。
 
併映の『アラヴェルディの祭』にも、何時間もひたすら踊り続ける男たちが描かれていて、伝統文化や民族性に浸った2時間だった。
 
 
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4/1(金)2(土)小澤基弘『ガシャガシャ物語』

2022-02-17 | 映画・芸術・エンターテインメント
大学時代にお世話になった美術家小澤基弘先生が4月1日(金)2日(土)で10年ぶりの個展を開催します。
 
その「ラクガキ・ドローイング展」で、弟さんがアニメーションにしてくれたという『ガシャガシャ物語』が投影され、
私が先生と一緒にアニメに合わせてしゃべらせていただくことになりました。
 
このアニメーション、絵も技術もスゴイです。
なんか、遊び心とエネルギーに満ちてます。
 
先生の記憶の中に沈殿している雑多な記憶の断片があふれるようにガシャガシャと2次元世界に生み出されて、それが動きを得て賑やかな生命世界になっています。
 
会場は木場のギャラリー「EARTH+」
バーもあるので、その頃には少しコロナもおさまって、不思議なドローイングに囲まれながら、お酒片手に楽しいひと時をお過ごしいただけたらいいなぁと思っています。
 
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第76回毎日映画コンクールの表彰式

2022-02-15 | 活弁


今日は第76回毎日映画コンクールの表彰式へ。

コロナ禍だったけれど2021年に劇場公開された日本映画は非常にクオリティが高く、豊作の年だったという全体の評価。

日本映画大賞『ドライブ・マイ・カー』
日本映画優秀賞『すばらしき世界』

監督、俳優、スタッフ、受章者それぞれの挨拶を直に聞けるのは刺激になります

田中絹代賞に宮本信子さん、
特別賞に岩波ホール。
「先代は、お金のことは気にせずにいい仕事をすればいいと言っていましたが、時代が変わりました」
単館系ミニシアターの先駆けとして65ヵ国地域の名作映画を上映してきた歴史の重み。
会場いっぱいの感謝の拍手でした。

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2月27日(日)活弁Wフェスティバルは開催します

2022-02-13 | 活弁
10月から予定していた2月27日(日)の活弁Wフェスティバルは開催いたします。
 
こんな状況なので、今回は出演を見合わせた方もおり少人数。
というわけで、私の活弁も普段は短編一本なのですが、今回は急遽、キートンコメディと邦画時代劇を2本語ることにしました。
 
会場は昨年と同じ、日暮里の「ふらっとにっぽり」。
天井も高くキャパのわりに広い会場で、換気も十分にいたします。
 
来られるに方は、笑って免疫力を高めて帰っていただきたいと思います。
よろしければ、ふらっといらしてくださいませ。
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練馬区立南田中図書館でバリアフリー上映

2022-02-12 | バリアフリー映画、福祉
練馬区立南田中図書館でのバリアフリー上映会『湯を沸かすほどの熱い愛』。
 
NPOビーマップでライブ音声ガイドを担当、毎日稽古に励んでくれただけあって自然なガイドになり、
皆さんとても感激下さって、私も感激でした。
 
視覚障害の方もいらして下さり、みんなで作品世界に浸りました。
 
それにしても、この作品の宮沢りえはすごい。
▲関連図書の展示。私の『カツベンっておもしろい!』、共著『映画産業の動向とカラクリがよ~くわかる本』も置いて下さっていました。
 
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北区桐ヶ丘郷小学校で活弁

2022-02-09 | 活弁
今日は一昨年から延期延期になっていた北区桐ヶ丘郷小学校での活弁公演。
全校生徒ではなく、体育館に6年生だけ。
リモートで観た児童たちも。
 
1時間だけですが、活弁についてお話をして
『チャップリンの冒険』と『モダン怪談100,000,000円』を活弁上映。
マスクの中で笑い声をあげながら観てくれました。
永田雅代さんのピアノ生演奏&数々の鳴り物(効果音)も楽しんでくれたようです。
 
体育館に近い理科室が控え室でした(笑)
 
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『SLAPSTICKS』観劇

2022-02-08 | 活弁

昨日はシアタークリエの舞台『SLAPSTICKS』(作ケラリーノ・サンドロビッチ)を観劇。

サイレント映画のスラップスティックコメディ全盛期、ハリウッドで起きた大スターロスコー・アーバックルの衝撃的事件。
それを軸に、身体を張って喜劇映画を作っていた役者や監督たちの情熱や葛藤が描かれた作品。

私も活弁上映したサイレント作品たちのハイライトシーン映像が効果的に編集、投影されていて、映像の使い方や舞台装置、転換がとても面白かったです。

この舞台をきっかけにサイレント映画に興味を持って下さる方もいることでしょう。

この作品、2003年にPARCO劇場で公演された際には、ケラリーノ・サンドロビッチ演出で、主演がオダギリジョーさん、ともさかりえさんや古田新太さんも出演していました。
私はそれを見逃したことがずっと残念でならなかったのですが、今回の演出とまた違ったのだろうなと思います。


昨日は喜劇映画研究会の新野敏也さんと俳優4人のトークショー付きで楽しませて頂きました。

シアタークリエでの公演は2月17日までです。

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練馬区立大泉図書館でバリアフリー映画上映会

2022-02-05 | バリアフリー映画、福祉
今日は、練馬区立大泉図書館でバリアフリー映画上映会。
植木等とクレージーキャッツの人気シリーズ『ニッポン無責任時代』(1962年)を、日本語字幕とNPOビーマップのライブ音声ガイド付きでご覧頂きました。
 
ガイドを担当したのは、波多腰絵里さん。
目や耳の不自由な方も参加され、植木等の軽快なセリフ、歌、役者たちの掛け合いと音声ガイドでたくさん笑って頂きました。
スクリーンの「終」と同時に「楽しかった~!」と声をあげて下さった方も😄
 
開場から開演まで、クレージーキャッツのヒットソングを会場に流していたのですが、そのCDを借りていった方もおりました。
 
関連図書の展示の中には、バリアフリー映画やNPOビーマップに関しても書いた私の著書『カツベンっておもしろい!』もあり、感激。
 
来週12日は南田中図書館、19日は関町図書館、27日は稲荷山図書館と、練馬区の図書館バリアフリー上映が続きます。
 
どちらも地域の方々ですぐに定員になる少人数開催ですが、ご覧頂けるのをまた楽しみに参ります。
 
 
バリアフリー映画の図書館上映や施設での上映に関してのお問い合わせは、こちらです。
akiko.s@b-map.org
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3/6(日)一宮庵で寅次郎映画と会席の夕べ

2022-02-04 | 映画・芸術・エンターテインメント

3月6日(日)の一宮庵は、齋藤寅次郎監督の昭和36年の作品『私は嘘は申しません』。

松原六郎さんやデンスケさんらが出演、早口でまくしたてるナンセンスコメディ。

高度成長期、国民的流行語にもなった「私は嘘は申しません」。

所得倍増計画を打ち出した池田勇人総理大臣の発言と、所得も物価も倍増する当時の世相を風刺した寅次郎監督ならではの一作です。

聞き取りにくいセリフも、日本語字幕で。

早い展開を、ライブでナビゲート。

なかなかハードルの高い作業ですが、寅次郎監督宅で、皆さんと存分に寅次郎作品を楽しみたいと思います。

美味しいお弁当とお飲み物付き。

コロナ感染者、落ち着いてくれますように!!

 

◆3月6日(日)<一宮庵で寅次郎映画と会席の夕べ> 
喜劇の神様斎藤寅次郎監督のご自宅である茶懐石の一宮庵で、映画と語りとお食事を楽しむ会です。

『私は嘘を申しません』(1961年 斎藤寅次郎監督)

弁士 佐々木亜希子(ライブ映画説明)

昼の部 12:30開場 13:00~16:00
夜の部 17:00開場 17:30~20:00

料金6000円(お弁当・飲み物付き)

【申込み】伝統話芸を学ぶ会 斎藤文恵
 03-3484-5878 
ワイ・プランニング info@mokuren.gr.jp


 

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