小樽キリスト福音館メッセージ要約

小樽キリスト福音館で毎週行われる福音メッセージの要約をお届けいたします。

2015年3月1日のメッセージ

2015-04-19 08:55:05 | Weblog
2015年3月1日
小樽キリスト福音館 主日礼拝
メッセンジャー:佐藤 直樹
テキスト:ヤコブ1章13-27節

テーマ: 成熟した信仰者を目指す

ポイント
クリスチャンであっても、苦労せずに毎日が平和な生活を送ることを望んでますが、神は、神の愛をわが子に教えるために試練を与えます。私たち人間はアダムからの根本的罪があります。罪から守られるためにも、生きておられる御言葉に頼りましょう。

聖書の箇所

人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。(14-16節)

ですから、すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。(21節)

また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。みことばを聞いても行わない人がいるなら、その人は自分の生まれつきの顔を鏡で見る人のようです。自分をながめてから立ち去ると、すぐにそれがどのようであったかを忘れてしまいます。ところが、完全な律法、すなわち自由の律法を一心に見つめて離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならないで、事を実行する人になります。こういう人は、その行いによって祝福されます。(22-25節)

解説

初代教会は、第一に伝導の教会であったため、伝道者の直面していた基本的教理や社会的・道徳的問題を取り扱った文書が重視されました。それゆえ、ヤコブの手紙のような一般的な文書は無視されやすい傾向にあたっと思われます。こうした傾向が、ヤコブにこの手紙を書かせたのかもしれません。

クリスチャンであっても、苦労せずに毎日が平和な生活を送ることを望んでますが、神は、神の愛をわが子に教えるために試練を与えます。救いは行いではありませんが、この試練を乗り越えるためには、信仰者の行いが問われます。

私たち人間はアダムからの根本的罪があります。問題は、自分の欲にひかれて罪を犯してしまうことです。罪から守られるためには、生きておられる御言葉に頼ることしかありません。「心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます(21節)」という言葉を大切にしましょう。

*****************教会員の感想****************

□御言葉に頼りながら生活したいと思いました。


以上


2015年2月22日のメッセージ

2015-04-12 11:26:51 | Weblog
2015年2月22日
小樽キリスト福音館 主日礼拝
メッセンジャー:佐藤 直樹
テキスト:ヤコブ1章1-12節

テーマ: 試練に耐える人は幸いです

ポイント
ヤコブは。キリスト者の生活において実践的側面がおろそかになることを警戒し、行為を伴わない信仰を批判しました。私たちが神を信じ、忠実な信仰者として歩むとき、必ず試練にぶつかります。しかし、イエス様に従って歩むとき、試練によって命の冠をいただくことができるのです。

聖書の箇所

神と主イエス・キリストのしもべヤコブが、国外に散っている十二の部族へあいさつを送ります。私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたことのない、成長を遂げた、完全な者となります。(1-4節)

試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。(12節)


解説

ヤコブの手紙を書いたのは、イエス様の兄弟のヤコブであるとされています。人間の救いは信仰によるという教えが広まるにつれて、行いを軽視する風潮が出て来たのに対し、ヤコブは行為を伴わない信仰を批判します。キリスト者の生活において、実践的側面がおろそかになることを警戒したのです。

今日、私たちが神を信じ、聖書の御言葉にたって忠実な信仰者として歩むとき、必ず試練にぶつかります。イギリスの新約聖書学者のホートは「キリスト者はキリスト者として生活するとき、試練で鍛えられることを覚悟しなければならない」と指摘しています。

ヤコブも、信仰がためされると忍耐が生じ、忍耐を働かせるときに成長できる、と述べています。試練の中にあっても、イエス様に従って歩むとき、命の冠をいただくことができるのです。

*****************教会員の感想****************

□喜んで試練に立ち向かいたいと思いました。


以上