2013年12月15日
小樽キリスト福音館・主日礼拝
メッセンジャー:佐藤直樹
テキスト:第1列王記13章1-34節
テーマ:背信の罪を犯し続けるヤロブアム
ポイント
金の子牛の祭壇を築き、自らその上に立って香をたいたヤロブアムの態度に対して、神は一人の預言者を遣わし、神の怒りを告げさせました。選民イスラエルの王であるヤロブアムの身勝手な政治は、自分ばかりか、北王国イスラエルの民をも不幸にしました。
聖書の箇所
ひとりの神の人が、主の命令によって、ユダからベテルにやって来た。ちょうどそのとき、ヤロブアムは香をたくために祭壇のそばに立っていた。すると、この人は、主の命令によって祭壇に向かい、これに呼ばわって言った。『見よ。ひとりの男の子がダビデの家に生まれる。その名はヨシヤ。彼は、おまえの上で香をたく高き所の祭司たちをいけにえとしておまえの上にささげ、人の骨がおまえの上で焼かれる。」その日、彼は次のように言って一つのしるしを与えた。「これが、主の告げられたしるしである。見よ。祭壇は裂け、その上の灰はこぼれ出る。」(1-3節)
ヤロブアム王は、ベテルの祭壇に向かって叫んでいる神の人のことばを聞いたとき、祭壇から手を伸ばして、「彼を捉えよ。」と言った。すると、彼に向けて伸ばした手はしなび、戻すことができなくなった。神の人が主のことばによって与えたしるしのとおり、祭壇は裂け、灰は祭壇からこぼれ出た。そこで、王はこの神の人に向かって言った。「どうか、あなたの神、主にお願いをして、私のために祈ってください。そうすれば、私の手はもとに戻るでしょう。」神の人が主に願ったので、王の手はもとに戻り、前と同じようになった。(4-6節)
解説
レハブアムのもとから離れたイスラエルの人々は、ヤロブアムをイスラエル全家の王としました。ヤロブアムは、ダンとベテルに金の子牛の祭壇を築き、自らその上に立って香をたき、だれでも好む者は、それを立てて高きところの祭司としました。これは、聖書の教えに対する権力の介入です。
こうした彼の態度に対して、神は一人の預言者を遣わし、神の怒りを告げさせました。おごり高ぶったヤロブアムは、「彼を捕えよ」と命じたところ、その手は枯れてしまいます。元通りになるように神に願ってくれとたのみ、手は元通りになりましたが、依然として彼は態度を改めようとしませんでした。
一般的に、人間の世界においても、道徳的、人道的な道理に反した歩みを続けるならば、国家であっても個人であっても、蒔いた結果を刈り取らねばなりません。まして、全能の神の御旨に従わなかったならば、恐ろしい結果となります。
選民イスラエルの王であるヤロブアムの身勝手な政治は、自分ばかりか、北王国イスラエルの民をも不幸にしました。指導者として、リーダーとしてたてられている器は、この章から神様の教訓を学びましょう。
*****************教会員の感想****************
□神の言葉に聞き従う大切さがわかりました。
以上
小樽キリスト福音館・主日礼拝
メッセンジャー:佐藤直樹
テキスト:第1列王記13章1-34節
テーマ:背信の罪を犯し続けるヤロブアム
ポイント
金の子牛の祭壇を築き、自らその上に立って香をたいたヤロブアムの態度に対して、神は一人の預言者を遣わし、神の怒りを告げさせました。選民イスラエルの王であるヤロブアムの身勝手な政治は、自分ばかりか、北王国イスラエルの民をも不幸にしました。
聖書の箇所
ひとりの神の人が、主の命令によって、ユダからベテルにやって来た。ちょうどそのとき、ヤロブアムは香をたくために祭壇のそばに立っていた。すると、この人は、主の命令によって祭壇に向かい、これに呼ばわって言った。『見よ。ひとりの男の子がダビデの家に生まれる。その名はヨシヤ。彼は、おまえの上で香をたく高き所の祭司たちをいけにえとしておまえの上にささげ、人の骨がおまえの上で焼かれる。」その日、彼は次のように言って一つのしるしを与えた。「これが、主の告げられたしるしである。見よ。祭壇は裂け、その上の灰はこぼれ出る。」(1-3節)
ヤロブアム王は、ベテルの祭壇に向かって叫んでいる神の人のことばを聞いたとき、祭壇から手を伸ばして、「彼を捉えよ。」と言った。すると、彼に向けて伸ばした手はしなび、戻すことができなくなった。神の人が主のことばによって与えたしるしのとおり、祭壇は裂け、灰は祭壇からこぼれ出た。そこで、王はこの神の人に向かって言った。「どうか、あなたの神、主にお願いをして、私のために祈ってください。そうすれば、私の手はもとに戻るでしょう。」神の人が主に願ったので、王の手はもとに戻り、前と同じようになった。(4-6節)
解説
レハブアムのもとから離れたイスラエルの人々は、ヤロブアムをイスラエル全家の王としました。ヤロブアムは、ダンとベテルに金の子牛の祭壇を築き、自らその上に立って香をたき、だれでも好む者は、それを立てて高きところの祭司としました。これは、聖書の教えに対する権力の介入です。
こうした彼の態度に対して、神は一人の預言者を遣わし、神の怒りを告げさせました。おごり高ぶったヤロブアムは、「彼を捕えよ」と命じたところ、その手は枯れてしまいます。元通りになるように神に願ってくれとたのみ、手は元通りになりましたが、依然として彼は態度を改めようとしませんでした。
一般的に、人間の世界においても、道徳的、人道的な道理に反した歩みを続けるならば、国家であっても個人であっても、蒔いた結果を刈り取らねばなりません。まして、全能の神の御旨に従わなかったならば、恐ろしい結果となります。
選民イスラエルの王であるヤロブアムの身勝手な政治は、自分ばかりか、北王国イスラエルの民をも不幸にしました。指導者として、リーダーとしてたてられている器は、この章から神様の教訓を学びましょう。
*****************教会員の感想****************
□神の言葉に聞き従う大切さがわかりました。
以上