小樽キリスト福音館メッセージ要約

小樽キリスト福音館で毎週行われる福音メッセージの要約をお届けいたします。

エジプトに下るアブラハムの失敗から学ぶ

2016-12-25 07:58:19 | Weblog
2016年8月21日
小樽キリスト福音館 主日礼拝
メッセンジャー:佐藤 直樹
テキスト:創世記12章10-20節

テーマ: エジプトに下るアブラハムの失敗から学ぶ

ポイント
アブラムの一時的な信仰の揺れが、重大な結果をもたらしました。いかなる境遇に置かれようとも、神は私たちを救い出すことができるお方です。アブラムの失敗から、教訓を学びましょう。

聖書の箇所

さて、この地にはききんがあったので、アブラムはエジプトのほうにしばらく滞在するために下って行った。この地のききんは激しかったからである。彼はエジプトに近づき、そこにはいろうとするとき、妻のサライに言った。「聞いておくれ。あなたが見目麗しい女だということを私は知っている。エジプト人は、あなたを見るようになると、この女は彼の妻だと言って、私を殺すが、あなたは生かしておくだろう。どうか、私の妹だと言ってくれ。そうすれば、あなたのおかげで私にも良くしてくれ、あなたのおかげで私は生き延びるだろう。(10-13節)

解説

飢饉によって、アブラムはエジプトに下る決心をしました。ただし、この時代のエジプト人は他人の妻を略奪することで有名だったため、異母妹の妻サライを妹だということにしました。エジプト人がサライとの結婚を申し込んできたら、交渉中に逃亡することができると考えていたのでしょう。

この箇所で最も重要なことは、アブラハムがサタンの攻撃を受けているという点です。サライがエジプト人の妻となれば、アブラムに与えられた子孫の約束が成就されないことになるからです。

もし神の介入がなかったならば、サライはパロの妻となり、アブラムの子を産む可能性はなくなっていたのです。この事件の背後にはサタンの暗躍がありました。サタンは、アブラムとサライから息子が誕生しないように、妨害の手を伸ばしていたのです。

アブラムの一時的な信仰の揺れが、重大な結果をもたらしました。アブラムの失敗から、教訓を学びましょう。いかなる境遇に置かれようとも、神は私たちを救い出すことができるお方です。神の約束を思い出し、自分の信仰は必ず守られると宣言しましょう。

*****************教会員の感想****************

□アブラムの失敗から学びたいと思います。

以上