松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

3月19~22日 4日まとめて

2010年03月22日 20時08分55秒 | 今日の出来事
日々ブログを更新する時間もままならず、休日にまとめて更新する手抜き状態。しばらくの期間お許しを。

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年を取るにつれ、日々の移り変わりは若い頃よりも早くなり、あっという間に3月の別れの季節がやってきた。

19日夜、馴染みのメンバーと楽しく飲んだ後、1人寂しく電車で帰宅。



ここに立つのはあと何回かな・・・、色々あったな・・・。乗り継ぎの待ち時間に短い年月をふと思い返した。

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酔いが正気に戻った翌日夕方、今後は来る回数が少なくなるであろう上流域で30分だけの釣り。

あまり釣れない場所なのだから30分で釣れる筈もないが、綺麗な水が流れる川で一人静かに釣りを楽しむ。最高の時間だ。

次はいつ来ることができるのだろう?

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21日、駅伝大会を間近で見た。運動量の一番多かった高校時代に比べて、メタボで腹の出た中年親父には憧れの体力だ。うらやましい。



このメタボ親父が若い高校生に自慢できることといえば渓流釣り。渓流釣りなら君たちに負けないよ、いや、負けられない。

でも、君たちには未来がある。目標に向かって頑張って欲しい。

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そして今日、身内のマラソンランナーが長野マラソンの練習をしに長野まで遊びに行くため、こちらは子供2人の子守。



3連休なのにろくに釣りに行けない状態にモヤモヤ気分だったが、久々に子供たちと楽しく遊べた。

3時間みっちり遊んで夕方5時に帰宅。子供たちはヘトヘトに疲れた様子だが、釣りバカ親父は30分だけ地元の川で釣りをした。

ジーパンに長靴姿の気軽さで、魚がいるポイントだけをチェック。濁りなんて何のその。雪代交じりで冷たい水も気にしない。



やっぱり地元はありがたい。仕事では結果が出ない自分だが、釣りでは30分で結果を出す。明日も頑張ろうと元気付けられた自分がそこにいた。

ところでイワナはいつお目にかかれるのだろう?

3月13・14日 ゼロ行進かと思いきや・・・

2010年03月14日 21時52分14秒 | 渓流釣り
13日は人気の高いH川へ朝の1時間だけ入りましたが、魚の反応は全くなし。水温はかなり低めでしたが魚はいるはず。



しばらく釣り上がると砂地に先行者の足跡を発見。そうか、入る前に橋の下にいた2人組が入った後だったのか・・・、と釣れなかったのを人のせいにしてこの日は朝だけの釣りで終了。

今日も朝から頑張ろうかなと思いましたが、どうせ釣れないよと弱気になり、6時に目が覚めたのに二度寝。午前中は娘とドラゴンボール改を見て興奮しながら過ごしました(笑)。

このままいけば4月まで1匹も釣れずに何連敗するのかな?と不吉な予感が頭の中をよぎりました。でもやっぱり釣りの虫は家の中でジッとさせてはくれません。

奥様に午後から半日の休暇をもらい、昨年から入り浸っている川へ直行。この川に来る変わり者は自分だけか?得した気分で釣り上がり開始。



本流は明らかに雪代混じり。ここも混じっていると思うが水深が浅いからうまくいけば釣れるかも、と、昨年釣れたポイントを中心にアップサイドで釣り上がりました。

・・・、1時間経過。ウーン、やっぱり反応ないな・・・・、ダメなのかな・・・。あそこで最後のポイントにするか。あのポイントは去年散々バカにされたとこだったっけな・・・。

とりあえずスプーンを使い慣れたいつものヤマメ色に変えて、ダウンキャストで・・・、!!!

グググッ!、重い!、いきなりズンと来たな!大きいか!?

ライトロッドが弓なりだ。こりゃたまらんな!この時期に速い流れの中にいるなんてなんてやつだ!グウッ~、重い!



と言いつつ、バラさないように慎重に岸に寄せながら、ファイト中の様子を記念撮影。スプーンがしっかり食い込んでいるのを感じていたからできる芸当でしょうか。よく暴れます。体に見える斑点模様からブラウンと確信。

取り込み完了まで時間がかかり、余裕を持って楽しめた感じがしましたが、終わってしまうと逆にドキドキしてきました。



いいサイズだ。40㎝は超えたかと思ったけどギリギリ39㎝。尾ビレが綺麗な居付きブラウンの様子。誰にも釣られていない感じです。外来魚に賛否両論ありますが、ゴミだらけの川に魚がいるだけでもありがたいことだねと思います。

この1匹で、ここに他にもまだ居るかもしれないとの変な直感から、その下流に何回か流したところ、



ヤマメが釣れました。ここにいるのはおそらく上流から落ちてきたやつか?このヤマメも速い流れの中にいたので、ここのブラウンやヤマメは雪代なんて関係なさそうです。

立て続けに釣れたので今度は欲が出ました。場所移動した最下流部の落差下でアップキャストからダウンでのターン中にヒットしたブラウン38㎝をキャッチ。最後にも良いファイトを楽しめました。

ゼロ行進は何とかストップ。今度は初イワナを狙いに上流へ上がってみるか・・・。

2月21日 最後の望み

2010年03月07日 17時19分35秒 | 渓流釣り
期待していた場所での結果が予想通り?のものであったため、違う川で仕切り直しをしようと県境から北へ場所移動しました。



途中で通過した思い出の村の中心部。この日は村の人総出のイベント、『天龍梅花駅伝』の開催日です。この駅伝、実は10年以上前に出場したことがあります。山村の駅伝大会らしく、山あり谷ありのきついコースで大人に混じって地元小中学生のチームも走り、小学生の子供に軽々と抜かされる苦い経験をした記憶があります。

現在ではある程度マラソンマニアに知られた大会になってきているようで、有名どころでは佐久長聖高校や早稲田大学の駅伝部もゲスト参加しているようです。

今この駅伝に参加しろと言われると心臓麻痺をおこしてしまう恐れがあるためとても参加できませんが、世の中不思議なもので、当時全くの運動音痴だった私の奥様が、何を思ったか昨年からこの駅伝大会に参加しているのです。

応援など全くするつもりのない私ですが、一応かみさんのチームを表敬訪問。スタートまで待っていると通行規制で身動きが取れなくなるため、そそくさとその場を退散。最後の望みである川を目指しました。



これが目的の川です。砂地だらけですが近くにキャンプ場があり、夏はここで泳ぐ人がたくさんいます。この時代に泳げる川があるなんてとても良い環境だと思いませんか?

ここから川底を覗いてみても魚の姿は確認できず、さらに上流へ移動し、



こんな場所や、



こんな場所からも覗いてはみましたが、魚の姿は確認できません。なんだ?上流に発電所があるのか?どうりで流れが緩いと思った。

発電所から上流は予想通り水量がありません。上流へ進めども、釣りができそうなポイントは現れず、結局、昨日下見したダムまで遡りました。

ダムの上流で2つの川に別れており、どちらに進むか迷いましたが、名の知れたW川に入ることにしてさらに上流へと車を進めます。30分以上ウロウロして見つけた場所がここ。



なんか浅いんだよね・・・。この時点で頭の中の魚のイメージがどんどん消えていくのが分かりました。

この日は午後6時までに松本へ帰らなければならないので、釣りができるのは3時過ぎくらいまで。これ以上上流へ車を進めると時間がなくなるので仕方がありません。

だめもとで残りの時間にかけてみましたが・・・、



流れが緩いよね・・・。でも少しはいいか・・・。それでも何かつまらんな・・・。

 

ポイントはありそうだが・・・、全然いないじゃん!

どうしてこうなるのか?場所選びも悪いのかもしれませんが、やはり私は釣れない釣り師の運命を背負っているのでしょう。

期待を込めてやってきた信州最南端の地で解禁直後からいきなり門前払い。今年の釣りを予想するかのような仕打ちを受けた気分でした。

ま、寒い時期は釣れないのが当たり前だから・・・と自分に言い聞かせ、この場をあとにしました。

(期待通りの「ボ」で、連載はおしまい!)

3月5日・6日 もう雪代?

2010年03月06日 22時19分47秒 | 渓流釣り
5日金曜日の午後。土曜日から水曜日にかけて雨が続くと言う天気予報を聞き、週末は釣りができないかもねと考えると、いてもたってもいられなくなり、夕方1時間だけ休暇をもらい狙っていた場所へ直行。

雨の中での釣りが大好きな私ですが、濁りのない場所を選ぶことにはたけてます。ここは予想どうり濁りなしですがやや増水中。

入渓直後の2・3投でイワナらしき魚の姿を運良く1匹確認。それでもスプーンにアタックするほどの勢いはなく、自然と流れの中に消えて行きました。



増水中にアップは無理なので釣り下り。いい淵はあるのですが何回通しても反応はありません。ウェーダーから感じる水温はかなり冷たい。

そういえば、2月にここに来た時にはまだ深い雪がありましたが、今日入った場所にはどこにも雪がありません。さてはもう雪代が混じっているのか?

結局釣果なく、午後6時に日没終了。

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6日朝は解禁後初の早朝練習。雨はパラパラ、本流は茶色濁りでしたが、魚は動いているかも♪と期待して支流に入渓。

でも甘かった。水が非常に冷たく、どうやらここも雪代交じりっぽい。本当か?この時期に?

暖かい時期なら確実にいるはずのポイントで反応がなく、こりゃダメだなとあきらめムードで朝練終了。

車に戻ると足元の異変に気付きました。



このソール、もう2回交換していますが、接着が不完全なのか3回程度の釣行ですぐ剥がれてしまいます。ブーツ部分からの水漏れもあるため、とうとう3足目のウェーダー購入を決断。

やはり2月、3月はスローにいったほうがいいのかな?明日は1日おとなしくしてますかね。放流情報のあった場所に行きたかったのに・・・、残念です。

2月21日 県境

2010年03月03日 00時56分32秒 | 渓流釣り
(こんな夜遅い時間に過去記事をアップ。何せ最近はこの時間が定時ですから。ブログがストレスのはけ口になってます・・・。)

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解禁後の釣行2日目で天竜川で釣りができるなんて思ってもいませんでした。こちらへ来る用事があったからこそできた事です。感謝、感謝。

この日は天竜川本流での釣りをメインにして、疲れたら支流に入ろうと思っていました。いつもならここはダムが水を貯めているようなので川には下りられない場所になっていたはずなのに、この日は運良く水位が下がっていました。



写真で見ると川幅の狭い天竜川に見えますが、実際に目で見るとかなり広い。残念ながら水は青白く濁りが混ざっています。この時点では釣りができるか半信半疑。

周りを見渡しても・・・、誰もいるはずがありません。そう、ここは県境、辺境の地。はるか上流に珍しく1人のルアーマンが入っていましたが、ここまで下ってくればこの川は私一人だけのものです(笑)。

そしてここは、



知る人ぞ知るこのお祭りで有名な地区です。この地区への入り口に車を停めて天竜川へと降り立ちます。

釣り始める準備をしていると、杖をついたおじいさんが横を通りかかりました。すかさず川の様子を聞くと、『支流のほうがいいぞ。車で進めるところまで登っていって、もっと上流で釣りしたほうがいいぞ』とのこと。

そういえば、昨日の釣り券売り場のご主人もこの辺りでは釣りをした事がないと言っていた。本流は厳しいかな?確かに支流はよさそうな匂においがプンプンしますが、やってみなけりゃ分からない。

まだ9時半過ぎ。この時間はあくまでも天竜川が本命です。支流は時間ができたら入る予定で釣り始めました。



う~ん、広~い!

この時期のポイントは流れの緩いところや深みのあるところかなと思いましたが、青白い濁りの影響で川底が見えずに手探り状態でした。おかげでスプーンを1個ロスト。

投げれども、投げれども、魚の姿は見えず。釣りができないほどの濁りではなく、ルアーに気付けばチェイスくらいありそうなのに・・・。

対岸の崖からはサルの群れが私の様子を眺めていました。ちくしょう、サルにも馬鹿にされてるよ・・・。



正面に見える道路の下からゆっくり時間をかけて釣り下ってきましたが、1時間でここまで。何のアタリもなく、この先下っても見込みがなさそうなのであきらめました。

本命の川で釣果なしは悔しい。仕方ないのですぐ近くを流れる支流に入ることに。



良い雰囲気ではあるが・・・、連続するプールを中心にスプーンでチェックするも・・・、誰も・・・、いない・・・、なんで???

地元の人が入っているとしてもこの時期ですでに抜かれてしまったということはないだろうに・・・魚はまだ冬眠中ということか???



この川も1時間釣りあがってきたのに・・・。もっと上流へ行けば良かったかもしれないけど、気持ちが折れてしまったため午前中はボーズで終了。これはもしや・・・。(ネタバレしてますよね(笑))

この後、あるイベント見物のために村の中心部へと向かったのでした。



(つづく)