松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

5月19日 目標達成!65!

2012年05月19日 23時51分09秒 | 渓流釣り
今週は仕事が忙しく、急ぎの仕事が昨日までに片付かなかった。なので今日は午後から自主出勤。

1時過ぎに職場に着いたのだが、清掃作業中で事務室は仕事ができる状態じゃなかった。

夕方4時頃までは仕事ができないのか? マズいな・・・、気分が遊びモードに転換してしまう。どうしようか?

時間を潰すことといったらブラブラするよりも身のある行動をしたほうがいいので、遊びモードにならない程度に川へ投球練習をしに行くことにした。

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2時到着。持ち時間は3時半まで。ポイントは2つに絞っていた。

解禁当初よりも遙かに水量が増えていた。1つ目のポイントはかなり速い流れだったが、ダウンキャストで岸際の深みにルアーを送り込んだ。

ミノー、スプーン、スピナー、色は赤金から黒金まで金色系統を中心に探りを入れたが全く反応がない。

午後は人が入った後の可能性が高いからダメなのかな? 同じポイントで30分近く粘ってみたが、何も出そうになかったので次の2つ目のポイントに移動。

今度は結構魚が居付くポイント。ここでダメならどんどん上へ釣り上がって、時間が来たら車へ戻る計画。

解禁後は何回か来ているのだが、今季は全くキャッチしていない川である。今日は軽い気分でチェックしに来ただけなのだが、水の色や流れが何となくいい雰囲気なので、釣り上がりながら丁寧にチェックすることにした。

まずは下流側の流れ出し部分から。浅いのでスプーンで表層をチェックし、徐々にレンジを下げて底に当てながらチェックしていった。

反応がなければ徐々に水深が深くなる方向に釣り上がり、先程と同じようにスプーンでチェック。

手前の岸沿いの駆け上がり部分や対岸のブロックが沈んでいる真下あたりが怪しいので何回かチェック。それでも反応がない。

メインポイントの上流部分に到達。アップクロスでは反応がないので、今度はダイソーミノー・青にチェンジしサイドクロスからダウンクロスで探ることに。

障害物で水が深く潜り込む場所にミノーを通し、しばらく自然に流したところでミノーがブルブル震えているのを感じながら足元近くの駆け上がり部分を引いてきた。

すると途中で根掛かりのような鈍い反応を感じた。

ん?、と思った次の瞬間、竿先がビビッ!ときた。

ん?、何だ?、と思った次の瞬間、重たい引き。

ん?、何だ?、何だ??、と思ったさらに次の瞬間、下流へ走った。

グワッ!、ブラウンだな?

鈍いアタリと静かな重い反応はブラウン特有の物。ニジなら派手にジャンプする。

手元に伝わる反応から、魚のサイズが徐々にランクアップしてきた。

最初は40?、次に50?、なかなか手前に寄って来ないのでコイツは手強い。昨年釣った50UPブラウンと違って上へ下へと走らない。静かに下流へと流されていく。

おいおい、あんまり下ると荒瀬と速い流れが待っているじゃないか! 頼むよブラウン君、こっちへ来ておくれ♪



余りにもファイト時間が長いので、またまたファイト中の写真を撮ってしまった。

実際は5分程度のファイトだったようだが、あの重たい引きは腕によくないね。疲れちゃう♪(笑)

どこがファイト中だって? ホラホラ、見えない? 右側中央やや上寄りの小さく白い物が見えるあたりに。

そう?、見えない? じゃあ、見せてあげる♪



ノワ~ンとした顔の今季初キャッチブラウンである。

昨年が初の55cmブラウンで、今年は初の65cmブラウン。自己記録更新と今季の目標である60UPを達成!

まさか、まさかのキャッチだったね、ホントに。ここにいるとは思わなかった。やっぱり徐々に上流へ上がってきているんだろうな。

ヒットルアーはダイソー・シンキングミノーの青。ラインは10LB。8LBだったら切られていただろう。

安物ルアーでも魚のいるところにちゃんと流してやれば捕れることを証明したかった。



尾鰭。太いね。

続いて綺麗な全体型。



胴回りがものすごく太い。ベイトフィッシュをよく食べている感じがする。

続いて自分との大きさを比較。



自分の腰幅よりも大きいかな?

そして、顔のアップ。



ホントにワニみたいに厳つい顔をしている。これメスだよね?(やっぱり口先が曲がっているからオスかな?)

そして最後にリリース前の写真。



もう完璧。文句無し。

今まで小さいのばっかり釣ってて1日1匹を釣る目標を掲げながらも、情けないな~と思っていたのだが、今日はこの1匹でもう充分だった。

リリースするまでの約20分間、ロッドを持っていた左手の震えが収まらなかった。こんなに大きいのとファイとすると、こちらの体力も大きく消耗してしまう。

持ち時間はまだあったが、この1匹で疲れてしまい、ここで終了。

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その後、まっすぐに職場へ向かい、仕事をキッチリ片付けた。良い結果が出た後は仕事がはかどって気分がいいね。

無欲で真面目に取り組んでいれば、いつか必ずいい結果が出るんだよ。そう言われた気がした今日の1匹だった。

地球に生まれてきて、本当に良かった~♪(笑)

感謝。感謝。

5月13日 アマゴ釣りたい?

2012年05月13日 20時43分27秒 | 渓流釣り
今朝は寒かった。寝坊して5時半に出発したがその時の気温は1℃。車のフロントガラスがうっすらと凍っていたが、日が昇るにつれて気分的に暖かくなってきた。

ただし、朝の釣果はサッパリで最初の川は今季11連敗。ブルーな気分になってイヤになる。

次の川は笹濁りだったが釣りは可能。残念なのは隣の支流から大漁に草が流れ込んできていたこと。

当然釣果は、



草ばっか。1投1草釣れるので、もうお腹一杯。ヤーメタ!

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午後は明日からの仕事のことを考えながらモヤモヤした気分になっていた。かみさんに「休み方が下手だね~」と言われてハッとした。確かに下手だ。

休みは休み、仕事は仕事、思い切りよくやらないから何もかも中途半端に終わるんだと改めて気付かされた。

よって、色々考えるのは止めて釣りに行こう!となったため、近くにヤ豆釣りに出掛けた。

持ち時間1時間と決めているのがまた中途半端なんだな。頑張っても頑張っても、釣れたのは1匹だけ。



狙い通りのヤ豆。まあ、いいか。目標の1日地1匹が釣れたんだから・・・。夕日のおかげで光っていて綺麗だな・・・。



ん?、まさか?



やっぱりアマゴだ。今度はこの川でも釣れてしまった。嬉しさを通り越して呆れてしまった。

今年から犀川漁協ではアマゴ放流を解禁したようだ。

もう何でも来い!(笑)



あ~あ・・・、大きいの1匹釣りたいな・・・。

5月12日 最高の1匹

2012年05月12日 18時00分16秒 | 渓流釣り
タイトルだけ見れば、大物を釣ったのか?とか、レア物を釣ったのか?と思うかもしれないが、ご安心あれ。自己満足の1匹を釣っただけだから(笑)

今朝は4時半起床。シーズン中は疲れていても日の出と共に自然と目が覚めてしまう。良い傾向だ。



5時開始。久々に来た渓流だが、2時間釣り上がって確認できたのは豆サイズばかりで2タッチだけ。

連休明けの渋い状態か、ほとんど抜かれてしまった状態のようだった。いつも出る場所で反応が無く、もう良型は残っていない感じ。

ここはハズレが多くて飽きてしまうんだな。仕方がないので1日1匹の目標を実行すべく、確実に魚がいるポイント1箇所を目指した。

水はスーパークリア。狙いは淵の奥。サイド攻撃でスプーンを3回ほど流したら喰った。



最高の1匹。何が?って言うと、天然の臭いがするから。目が大きくてパッチリしている。ヒレの白のラインが鮮やかで、体の柿色の斑点も良い色合い。

この川で釣れるイワナはほとんどが20cm以下。おそらく放流はしていない。細々と生き残っているイワナである。

淵の中を水中カメラで撮影した動画をじっくり見返したところ、透明度が高いので面白い物が写っていた。



川底にステイしているイワナが2匹写っていたのだが、その内の1匹が丸印の物だ。こいつはこの距離からすればおそらく20cm強のサイズ。

先の1匹を釣った直後にまだ残り物がいるかな?と思って撮ってみたのだ。

その後、4・5回同じコースをスプーンで流したが喰わなかったヤツだ。さすがだ。

淵の下にいるので、落ちてきた餌を上流を向いて待ち構えているのかと思ったら、下流を向いて構えていた。

水の流れが渦巻いて下流から上流へ向かう流れができていたのかもしれないが、今まで自分が持っていた川底にいる魚のイメージとは異なるものだった。

今日はこれで目標達成。

午後は地元の川でこてんぱんにやられてクタクタになったが、まあイイや。

水中カメラ、色々と勉強になって面白いですゾ。

5月6日 飯田・下伊那編(後編)

2012年05月10日 23時48分29秒 | 渓流釣り
次の川は、飯田に来た時には必ず入る川である。まだまだ未開の川が多いが、ここは既にお気に入りの川の部類に入ってきた。

橋の上に車が1台止まっていたため、橋の横を見ると餌釣りのおじさんが真下の淵に竿を垂らしていた。これから釣り上がるのかな?と思って声を掛けてみたら、上へは行かないと言うので釣り上がらせてもらった。



上流で降った雨がここに来てようやく下ってきた感じである。釣り始めてしばらくすると薄茶色の濁りと落ち葉が混じり始めた。

釣り上がり途中で白っぽい魚の姿が確認できたので、ここから先は今日は誰も入っていない感じ。イケるかな?

だが、どうも雲行きが怪しい。さっき晴れ間が広がったと思ったら今度はまたまた空が曇ってきてすぐにも雨が降り出しそう。

せっかくのいいポイントも真上で鳴り続ける雷のせいで集中できない。

結局、再び降り出した雨を竹藪の下でやり過ごし、大本命のこのポイントで粘ることにした。



よく考えれば、渓流釣りとはいっても簡単に魚が釣れるのはこういう大場所しかないんだよな~と、自分の腕の未熟さを痛感。

流れのある瀬の中や落ち込みの下や脇で釣れると、狙い通りに釣れたと言えるのだろうが、最近は狙い通りの釣りをしていないなあ、と自己反省。

あれこれ考えているうちに、小さいアタリ。



既に何cmだったか忘れた。ヤ豆と同部類に入る豆アマゴだが、朱点が薄いのか、ヤ豆か?と思ってしまった。

続いて、



今期最小の豆イヤナ(笑)。どうしてこんなちっさいのが釣れる?

さらに、



今度はまずまずの型のアマゴ。朱点はちゃんとあった。どぎつい色の朱点があるアマゴを他のブログでよく見掛けるが、やっぱり薄目の色の朱点がいい。

普段はヤマメを見慣れているが、朱点の入ったアマゴは同じかそれ以上に綺麗で上品だ。



その後、もう1匹、手のひらサイズの元気なイワナらしき魚がヒットしたが、オートリリースしてしまい、他の魚影が無くなったのでこのポイントは終了。

更に釣り上がったが、ここから上は人里から離れるため、釣り上がりも終了とした。

軟弱だなあ。ここでも自己反省。



午前中はそれ以降再び雨が降り出したため、早めの昼飯をとった。ケータイで雨雲のレーダーをチェックしながら、午後の本命ポイントに向かった。

本命ポイントはだ~れもいなかった。暴れ天竜、この濁りなら釣りをする人は少ないであろう。自分はこの濁りでもイケると思った。



他に頑張っていたのはラフティング乗りを楽しむ一行だった。降り止まない雨の中、彼らの5隻のボートは下流へと元気に下っていった。

午後1時過ぎから2時半まで、濁りの中の魚に気付かせるようにルアーをしつこく流したが、反応してくれる魚は1匹もいなかった。

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今回の釣行を振り返れば、釣り始めると雨が降り、川から上がると晴れるという、典型的な雨男パターンにはまってしまっていたようだ。サイズは寂しかったが、数は楽しめた。

次回、飯田に来るのは夏休みか? 今年の下伊那釣行、楽しめそうな気がする。

5月6日 飯田・下伊那編(前編)

2012年05月08日 01時09分58秒 | 渓流釣り
ゴールデンウィーク後半の4・5・6日は飯田に滞在していた。

毎度毎度の過去日記であるが、今回はソコソコ楽しめたので記録しておく。



5日に開催されたこのイベントが飯田に来ることになった主な理由である。

自分のように走ることの嫌いな人間には、何で苦しい思いをしてこんな長距離を走らなきゃならないんだ?と思うことがよくある。

逆を言えば、釣りをしない人間には、何で苦しい思いをしてちっさい魚一匹を釣るために朝早くから釣りに出掛けるんだ?と思う。

色々な趣味があって結構な事だが、最近になって趣味が釣りだけっていうのも何か寂しいなと思うようになってきた。



3kmくらいなら完走できそうかな?とか、周りを見習ってルアービルダーになってこだわりの一品を作ることを始めてみようかな?などと色んな意欲が出始めてきてはいるのだが、未だに実行に移していないのが現状である。

ま、やる気が出たらいつかやりますわ。

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さて、ゴールデンウィークは6日で最後。最終日の釣果を振り返る。

下伊那の川もそこらじゅう叩かれているハズなので、どこに行っても釣れないだろうなと半分あきらめ気分だったが、釣り人の少なそうな場所を狙った。



ハナモモで有名な村の川である。今日は有名じゃない方の川を狙ってきたが、他に釣り人がいなければ有名な方の川も調べる予定だった。

有名な方の川は何となく水量が多く釣り上がりにくそうだったので、有名じゃない方の川を目指して釣り下った。

下ってすぐに小さな魚影を確認。他の場所でも確認。さてはゴールデンウィーク中はみんな釣り上がってばかりいたのかな?



メッチャ綺麗♪

松本や安曇野周辺にも綺麗な川はあるが、下伊那はそれ以上に綺麗すぎる川が多くて嬉しくなる。

久々の本格的な渓流だ。水量が多くて水がクリアな川ではルアーで狙えるポイントは限られてしまう。

荒瀬の中をしっかりと探りたいが、腕がまだまだ未熟なのが残念だ。



絶対に隠れている!と思ったポイント。ここから斜め下流に遠投し、右側のボサ下にスプーンがうまく入るように流したところ、2投目でヒット。

ヨシ! いいサイズか? と思って、バラさないようにすぐさまゴボウ抜き。



イワナ? あれ? 虎模様? あらら? 今年はここで初キャッチなのね。

イワナとアマゴのハーフというべきなのか、まあ両方の魚が混在する川はこういう珍しい魚も釣れるんだねと納得。



この虎模様、サイズが小さくても引きがいいので掛かってくれてありがたかった。

さらに釣り下り、ようやく本命の川が見えてきた。



あそこに入るとしばらくは退渓できそうにない。谷が深いからだ。

と、そこへ上空から雷の音。真上で近い。ヤバい、ヤバい。せっかく盛り上がってきたところだったのに…。

慌てて山を駆け上がり、急遽、退渓した。車に戻って雷をやり過ごした。

15分くらいで空にはまた青空が見え始めたが、自分の気分はもうここにあらず。続きは次回来た時の楽しみに取っておくこととして、次は別の川を目指した。


(眠くなったし、長くなりそうなので、次回に続く・・・)

5月3日 頑張っても1匹

2012年05月03日 21時55分02秒 | 渓流釣り
今日から4連休なのに景気よく金を使って出掛ける予定はない。

他にやることがないわけではないが、休日は家でジッとしているのが嫌いな性分であるため、釣りに行かなければ何をしようか?と考えてしまう。

そんなこんなで1日中釣りに出掛けたはいいが、行く場所行く場所で狙いが外れる。歯車が噛み合っていないというか何というか。

このところ1日で1匹釣るのがやっとという釣果が続いているような気がするが、1日中釣りに行けるだけでもありがたいと思わなきゃダメなんだろうな。

まだまだ人間ができてないな。

まだまだ修行が必要だな。

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今朝は3時起床。その後、寝付けずに5時出発。

3時間半しか寝ていないが、雨のおかげで眠くはない。行きたかったのはイワナの川だったが、着いてみれば濁りのある川だった。



やっぱり本心はアレが釣りたいんだな? まだ釣ってないもんな。

去年から散々バカにされているポイントをしつこく探ったが、全然出てこない。

何でもない浅瀬でルアーをピックアップしようと思ったら、手先が何故かブルブルッと来た。



ヒットルアーはダイソーミノー・赤金・板おもりチューン。泥濁りのある場合はやはり目立つ色が良いのか?

その約5分後。何かがヒットした。今度はやたらと重い。



こういう類の物も最近よく釣れる。信州の川は汚くなった。

その後、別の濁りのない川に移動してアレを探してみたが、やっぱり何も無かった。

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午後、数年前から狙っていた川にようやく入ることができた。

狙っていた川は2つあったが、残念ながらどちらも狙いは外れた。

魚がいない。今後この川に釣りに来ることはないだろう。残念だ。

大きく移動を繰り返し、最後に本流にたどり着いた。

ゴールデンウィークなのに周りには釣り人がいない。ひょっとして釣れるのでは?との期待感が高まったが、結果はいつもと同じ。

本流は簡単に釣らせてくれない。いつまで修行を続ければいいのだろうか? 気が遠くなりそうだ。



高瀬川と穂高川の濁りが強いため、三川合流の放流大会は右岸側に釣り人が集中していた。犀川本流は濁りが薄く、十分釣りになりそうだ。

苦労するよりも楽した方が、人生、楽しいよな。

違うかな?