秋祭りにサーカス、大道芸が来ることに対して、批判的な人が居ることも承知しています。
しかし、例えば15年前お祭りに宮司の他に氏子役員が一人しか来なくて2人でお祭りしたり、8年前にも歳旦祭に参列者一名で祭典をしたことがあります。
神様への感謝を申し上げるお祭りに氏子を含めて参列が無い状態は異常だと思いました。
神様だってそれではあまりにも淋しすぎるのではないかと思いました。
人が居て人が集まって、玉串を捧げて拝礼する。
それが無い神社が良いはずがない。
その信念で人が足を運ぶ神社にしたいと思いました。
腰の重い氏子さんに来て頂くために色々と手を尽くしたけれど、最初に集まったのはネットで神社を知った神社好きの方々でした。
いつか、そんな地域外の崇敬者と地域の氏子が協力して共に神社を真ん中にして語れる時代が来るようにと思い願っていました。
それがやっと実現した感慨はひとしおです。
きっと、大きな神社や昔から崇敬者がたくさん居た神社には想像もできない事かも知れません。
その変化と神社が活き活きとしてくる様子をこの目に見て来れた私は、神職としては本当に幸せな時に居合わせたのだろうと思います。
これから、神社はどうなるのか、楽しみにしつつ、進めることを一つの喜びとして歩んでいきたいと思っています。
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