鎮守の杜から
葛木御歳神社神職が、神道についてや、日々感じたことなどを思いつくままに綴った私的なページです。
CALENDAR
2005年1月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
前月
翌月
MY PROFILE
goo ID
mitoshi7
性別
都道府県
自己紹介
葛木御歳神社宮司
プロフィールです↓
http://www.mitoshijinja.jp/profile/profile.htm
Yuko Unokawa
RECENT ENTRY
祖霊社を作ります
新嘗祭&奥山入峯登拝
龍と鳳凰のご朱印帳~御歳神社オリジナル御朱印帳ができました。
夏越大祓式
神道講座のご案内です
新嘗祭と新嘗祭前の大掃除大会~鴨鍋宴会について
明り障子の清浄
今日は月次祭
本日ライブ!お席あります!
道
RECENT COMMENT
浜地純生/
法起菩薩
mitoshi7/
ケージを手作り^^リビングに移動です^^
横山/
ケージを手作り^^リビングに移動です^^
みとし姫/
新嘗祭と新嘗祭前の大掃除大会~鴨鍋宴会について
M/
新嘗祭と新嘗祭前の大掃除大会~鴨鍋宴会について
k.tanaka(龍水)/
毎日新聞に掲載頂きました
M/
1月17日は10時~森の活動日です。
御歳媛/
神様と神社と人と神職と。
御歳媛/
神様と神社と人と神職と。
ふくすま/
神様と神社と人と神職と。
RECENT TRACKBACK
CATEGORY
学問
(5)
ムササビ保護日記
(26)
理ーことわり
(29)
歳時記
(89)
セレクション
(7)
神道について
(57)
お祭りについて
(170)
感じたこと
(42)
思うこと
(39)
読書記
(9)
御歳神社の奥山
(97)
旅
(22)
その他
(93)
プロフィール
(1)
過去ブログ一覧
(1)
BOOKMARK
葛木御歳神社公式HP
御歳神社の公式HPです。お祭りの情報、神社だよりなどもあります。
おとしだまの森整備情報
御歳神社の奥山整備についてのブログです。
季節を訪ねてー河内太古の写真館
崇敬会でもお世話になっています太古さんの優しい素敵な写真館です。
自然いっぱいの素材集
壁紙に使わせて頂いています。
SEARCH
このブログ内で
ウェブ全て
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
ENTRY ARCHIVE
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年07月
2018年03月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年05月
2016年01月
2015年12月
2015年10月
2015年09月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年07月
2014年06月
2014年04月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
〔お伊勢参り〕No.27
その他
/
2005年01月31日
27日に奈良県神社庁主催のお伊勢参りツアーに、氏子さんと一緒に参加しました。寒い時期ですが風はなく穏やかな日和でした。特急電車を貸切にしてのツアー。行きの車内から宴会です。神社関係は必ずお酒がついてきます。伊勢の外宮を参拝して、内宮へ。この順序が正式だそうです。
豊受大神宮(外宮)は豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祭りしています。古事記では、豊宇気毘売神(とようけひめのかみ)で、この「気-ケ」は食、饌(ケ)で、食物の意で、天照大御神のお召し上がるになる大御饌(おおみけ-食物)の守護神であり、穀物、産業の守り神として信仰を集めています。内宮に比べて、こちらは自然の森の趣きです。
皇大神宮(内宮)の正宮には言うまでもなく、天照大御神をお祭りしています。入り口の宇治橋に二つの大鳥居がありますが、これは遷宮の際の内宮と外宮の旧正殿の棟持柱(むなもちばしら)が用いられています。間近で見上げると、正宮の大きさを改めて感じます。
天照大御神をお祭りしている正宮にはいつもたくさんの人が参拝されていて、どうしてもあわただしく参拝する事になってしまいがちです。ただ、この内宮にあっても静かな場所があります。荒祭宮と風日祈宮です。
氏子さんとお神楽を奉納して、正宮参拝、楽しく昼食の宴会を済ませて、買い物へ行かれる氏子さん方と別れて、私は再び宇治橋を渡りました。目指すのは荒祭宮と風日祈宮。荒祭宮(あらまつりのみや)は正宮の裏手にあります。ここは天照大御神の活動的、積極的な神霊である荒御魂(あらみたま)をお祭りしています。ただ、周囲の雰囲気は荒々しさというより、とてもゆったりと穏やかな包み込むような感じです。そこから裏参道を下ると御池があり、鯉や鴨が優雅に泳いでいます。この裏参道は表参道が大変な人の時でもひっそりとしていて、神域を感じます。御池を左に折れてまっすぐ進み表参道を横切ると、風日祈宮橋です。
風日祈宮(かぜひのみのみや)へはこの橋を渡ります。45mほどもある橋の付近からいっそう静かな凛とした佇まいになります。私が参拝した時は他に人がなく、ただ、自然の中に溶けるような幸福感を味わいました。ここの余韻に浸るには、風日祈宮橋を渡りきった所で左に折れてひっそりとした木々の間を下ります。五十鈴川に出る所に五十鈴川の水の神である滝祭神をお祭りしている場所があります。ここは社殿はなく、御垣の中にちょこんと鎮座まします石神(石)をお祭しています。
これで満足。にぎやかな参拝と静かな参拝の二通りの参拝をして、娘たちにちょこっとお土産を買って帰りました。
神宮のURL(内宮の地図・説明・写真など)
コメント (
2
)
|
Trackback ( 0 )
〔光〕 No.26
歳時記
/
2005年01月25日
1月も下旬になり、まだまだ寒さはこれからですが、冬至の頃に比べて、太陽の光はずいぶん力強くなりました。 こちらへ嫁いで来て何より感じたのは、自然の光です。今の季節、風は冷たくても、太陽の光が格段に明るくなってきています。もう少し経つと目に見えて木々の様子が変わりますが、まだ、今は春のかすかな予感です。それがなんとも嬉しいのです。もうすぐ立春。昔の人も、この微妙な変化に幸せの予感を感じて春の訪れの日としたのでしょう。これから、陽の光に促されて、山が徐々に膨らんでいきます。緑はまだですが、木々の芽吹きが山をふっくら見せるのです。そこまでくればもう一息。そうしていっせいに瑞々しい緑とともに桜が開花します。待ちわびて咲く桜。春のクライマックスです。本当に待ち遠しいです。
もう一つ、こちらに来て敏感に感じられるようになったのは、夜の月明かりと闇です。街中にいて、いつも街灯がついていては、真の闇も月の光の美しさも見えません。ここでは、満月と新月の違いが歴然です。満月の夜は、影までくっきり見えて、まるで昼間のようです。そんな宵の神社もこの頃好きになりました。拝殿の瓦が青白く光ってなんとも凛々しいお姿に浮かび上がります。昼間よりまして厳かな濃厚な空気を感じます。
都会でこの雰囲気が感じられなくなったのはちょっと残念な気がします。神社でなくても自然の中に包まれて、その変化を肌で感じられるのは幸せなことですね。春の暖かさの前の控えめな予感。まだまだ寒いですが、季節は確実に歩みを進めています。
(朝の水分を含んだ空気に光が差して、美しい光の帯が見られました。 1月29日撮影)
コメント (
0
)
|
Trackback ( 0 )
〔とんど〕No.25
歳時記
/
2005年01月17日
1月14日、吉祥草寺のとんど(茅原のとんど)の準備しているところを見に行きました。 吉祥草寺は御歳神社から北へ5kmの所(御所市茅原)で、役行者の生誕地とされる場所です。とんどの起源も古く、村の方の話によると634年(701年?)から始まったそうで、とんど発祥の地だそうです。オス・メス2つのとんどが作られ、オスは高さ7m重さ1.7t ほどあるそうです。写真はひとまわり小さいメスのとんどです。村の人たち200人くらい総出で作られます。
とんどは、左義長とも呼ばれ、正月の松飾りを焼く行事として、全国的に見られます。お正月にお迎えした年神様に、松飾りを焚き上げることでお帰り頂くという行事です。
茅原のとんどは一説には役行者が流罪を許されて戻ったことを喜んだ村人たちが神様への感謝のしるしに大たいまつを燃やして喜んだのが始まりとも言われ、また、雨乞いのために14日間火を燃やし続けた故事によるとの説もあるそうです。色々な理由で火祭りが行われていたものが、全国的に「とんど」「左義長」の名で正月の行事に吸収されたような経緯もあったのではと思われます。
このあたりではとんどは村のお寺で行われることも多いですす。私の村もとんどはお寺で行います。
下記のページに燃えているとんどの写真があります。
http://www.narayaku.or.jp/narayaku/narayaku/05.html
コメント (
2
)
|
Trackback ( 0 )
〔歳旦祭〕No.24
お祭りについて
/
2005年01月07日
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
御歳神社の歳旦祭は一月一日午前0時より行われました。前日の大晦日、一瞬のうちに雪が積もり、雪が残る月明かりの中のお祭りでした。真夜中の神社は、なんとも荘厳な雰囲気でした。時折、風が大きく木々を揺らし、山全体が大鳴りしているようでした。境内に浅く掘られた直径1.5m程の場所で大きな薪を燃やします。火のぱちぱちいう音が響き渡ります。真夜中の祭典に感動。普段の日常とは別の時間軸にいるようでした。
コメント (
0
)
|
Trackback ( 0 )
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
神社・仏閣 ブログランキングへ
gooおすすめリンク
おすすめブログ
【コメント募集中】スタッフの気になったニュース
@goo_blog
【お知らせ】
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】goo blogスタッフの気になったニュース
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!