mitakeつれづれなる抄

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少雨で愛知用水節水へ・この先も少雨傾向

2017年06月30日 | 気象・自然など
 NHK名古屋放送局のニュースでは、少雨傾向が続き、愛知県東部と知多半島に水を送る、愛知用水。この水源である長野県御嶽の麓にある御岳湖の貯水量が減少したことにより、30日から農業用水と工業用水で10%、水道用水で5%の節水を実施することになったとのことです。こんな梅雨の時期に節水ですね。

NHK東海web:愛知用水30日から節水対策開始

 6月30日から実施するもので、農業用と工業用で10%、上水道用で5%の節水を実施するというもの。6月29日の時点で牧尾ダム(御岳湖)の貯水量は平年の41%で、今後、水源地域でまとまった雨が降らねばさらに厳しくなる、ということで30日午前0時から節水対策をとることになったとのことです。
 このブログを書いている刻限では、既に節水に入っていますね。

 そして本日発表された週間予報では、今日と明日、雨が降るものの、明後日日曜日から暫くは曇り傾向とのことで、特に太平洋側では晴れたら厳しい暑さになるかも、とのことで、まるで梅雨明けのような天気かも、という予報も。

 流石に7月の第一週で梅雨明けは無かろうと思いますが、過去にはこの7月第一週に梅雨明けした年もありました。
 牧尾ダムのある長野県は、気象庁の予報区分では、関東甲信越地方。この関東甲信越で最近の最速梅雨明けは、2013年の7月6日ごろで、この年の梅雨期間は77日間。過去最速は2001年の7月1日で、こんな最速があったのですね。

 気象庁の資料を見ながら書いていますので、ついでに、東海地方も。近年の最速は2013年の7月7日ごろ。梅雨の期間は68日間。
 過去最速は、2001年の7月2日ごろで梅雨期間は52日間。

 仮にこのまま梅雨明けとなってしまえば、愛知用水の節水は極めて厳しい状況になる恐れがあります。
 かつて2004年(平成6年)の夏は渇水が続き、愛知用水は強力な節水対策をとり、愛知用水から上水道を受ける地域では最も長い時で、1日16時間の断水に踏み切ったことがあります。

 現在は、木曽川の上流地域である木祖村に味噌川ダムを設け、新たな水源としたことから、このような強力な断水には至らないでしょうが、このまま少雨傾向が続けば、厳しい水事情になる恐れがあります。

***ところで***
 気象・自然など、のカテゴリで書いていますので、一つこんな話題を。
 6月25日の朝、牧尾ダムの近くで、震度5強の地震が発生しました。これについては弊ブログでも書きました。⇒木曽三岳で震度5強

 昨晩、つらつらとwebページを見ていたら、この長野県木曽に近い、岐阜県高山市の神社において、今年正月の占い神事で、地震が起きることを暗示する結果があった、ということだそうです。
 そこでふと思い出しました。
 毎朝、御嶽に挨拶をしておりますが、自宅からは直接は御山を見通せないので、麓の開田高原にあるライブカメラを通じての挨拶。
 地震の数日前、カメラ画像を見ると、晴れた青空に筋状の雲が現れ、しかもクロスしているものも。
 こういう雲は地震雲とも言われており、一見して「地震雲みたいだな」と思ったものの、地震雲は科学的な根拠もなく、そのまま捨ておいてしまいました。
 しかし占いの結果が出ていた、ということで、画像を保存してましたので確認ができました。
 こちらです。


 6月20日の画像。 画面右上の方、右上から御嶽の山の上に向かって左下に延びる飛行機雲のような筋雲に、ふわふわとした筋雲が交差しています。
 他にも筋状の雲が幾つか見え、これらを一瞬、地震雲か?と思いましたが、そのことをすっかり失念していて、昨晩思い出した次第です。
 この画像は、以前はライブカメラの画像を拝見し、御嶽遥拝したらそのままでしたが、2014年の噴火以降、画像を保存することにしました。

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