My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

ガラパゴス問題をガラパゴスに閉じるのはやめよう

2010-05-08 04:15:09 | 2. イノベーション・技術経営

今日、ハイテク系の戦略論の授業で発言したとき、流れで「ガラパゴス問題」について皆に解説した。
その授業はMBAの中でも、特にハイテク分野に詳しく、興味もある人たちが集まってるのだが、
みんな、へ~、そうなんだ~、という感じで、「ガラパゴス問題」は初耳って感じの人が多かった。

ここでいうガラパゴス問題とは、

「日本では製品が、インターネットや携帯など日本の高度なインフラや既にある高い技術を前提としたり、
日本の消費者の高いニーズにカスタマイズしすぎたものになっており、
他の国がそのレベルに達していないので、他の国に広められない問題のこと。
ガラパゴス諸島で、亀などの動物達が高度に進化を遂げているが、他の環境に適応できないのと同じように、
日本という島国で技術が高度に独自に進化を遂げて、日本ニッチになってしまい、
他の国に売れないことが、日本のハイテクメーカーなどにとって大きな問題になっている」

と解説しておいた。
(「でもって、遅れてやってきた技術がいつの間にかスタンダードになり、逆に乗り遅れてしまう」
ってところまでは解説できなかったが。)

特に、「ガラパゴス諸島で、亀などが独自の高度の進化を遂げているのと同じで」というところで、
「へ~」と同時に、笑いが起こっていた。
で、ある程度の共感を呼んでいた。

私が驚いた、というか、良くないな、と思ったのは、
「日本のメーカーがガラパゴス問題に陥ってる」ということが、意識の高い人にすら、
海外ではほとんど知られてない、ということだ。

まさに「ガラパゴス問題」が、ガラパゴスに閉じちゃってるのである。
これは良くないよ。

実はこの問題を、
「ある分野の進化しすぎた技術インフラ、ニーズに基づきすぎて、ニッチになり、市場に出せない・売れない問題」
と一般化すると、アメリカの企業も含め、多くの先進国がこの問題に直面してきた問題なのだ。

例えば、有名な例はゼロックス。
ゼロックスは1960年代には、コピー機技術の多くを有しており、市場でもほぼ独占メーカーだったが、
コピー機を更に良くするための技術を中央研究所で次々に開発していた。

例えば、Appleのスティーブ・ジョブスが「生まれてから目にしたものの中で最も優れたもの」と驚いて、
マッキントッシュApple IIを生み出すきっかけになったといわれる、GUI(グラフィック・ユーザー・インターフェイス)。
1980年代の世界を支配した、クライアント/サーバアーキテクチャ。
ローカルエリア・ネットワーク。
ビットマップ。
オブジェクト指向のプログラミング。

これらは全てゼロックスの研究所PARCで、
ただ「ゼロックスのコピー機をより優れたものにするため」という目的で開発されてきた。(注→追記)
オブジェクト指向でプログラムが書かれ、ビットマップとGUIで表示され、ネットワークでつながり・・・
ってどんなコピー機だよ(笑)、と想像すると、
ゼロックスが当時目指していたものが、如何に「ゼロックスガラパゴス」であったか、想像できると思う。

当たり前だが、そんなものを搭載したコピー機は高くてハイエンドすぎて売れないわけで、
これらの技術はゼロックスの研究所に埋もれていたのだった。
で、コピー機では後発のキヤノンが出てきて、お株を取られてしまった。

ゼロックスが復活したのは、これらの先進技術をコピー機以外の企業と深く協業することで、
技術ライセンスを売り、コピー機以外の製品へと転用し、いわゆる「オープンイノベーション」を成功させたこと。
そして、自社の技術を垂直統合するのなく、市場のニーズにこたえて技術の「モジュール」を組み合わせる、
水平分業的ビジネスモデルで、
新しいニーズにすばやく適応することが出来るようになったことが大きい。
(参照:Engines of Innovation; Mark B. Myers "Research and Change Management in Xerox")

あるいはインテル。
インテルの場合、1980年代後半の未だIBMが支配していたPCのアーキテクチャにおいて、
プロセッサだけやたら速く進化しすぎて、他のコンポーネントのスピードがついてこられず、
インテルがいくら進化させても、チップは売れない、意味ない、「インテルガラパゴス」状態に直面していた。

ここでインテルは、PC内のコンポーネントどおしをつなぐネットワークをIBMから「取り上げ」、
自社でハイスピードかつコンポーネントどおしの相関を減らせるようなネットワーク-PCIハブを開発し、
それを業界標準に推し進めた。
それによって、インテルはマイクロソフトとともに、PC業界全体を牛耳るまでになった。

(かなり話をはしょったが、詳しくは: "Platform Leadership", Michael A. Cusumano を参照)

ゼロックスやインテルは、成功例と言えるが、失敗例もたくさんある。

例えばコダックは、1975年には、当時の技術を駆使したデジタルカメラを開発していたが、
当時はCCDやマイクロチップなどが市場で簡単に手に入る時代ではなかったので、
前提としている技術が、垂直統合されすぎで、価格も高く、発売はしないでいた。
ところがその後、CCDやマイクロチップなどもっと安い技術に基づいた「モジュラー化された」
アーキテクチャのデジタルカメラが日本企業から発売されて、
そっちがドミナントになっていったのは、皆様ご存知の通りだ。

機能が非常に優れているが、時代を先取りしすぎ、かつそれに固執しすぎたために、売れず、
いつの間にか後から出てきた技術標準にお株を取られてしまった、例なんて、
かつて隆盛を誇っていたアメリカやヨーロッパの企業を見ればいくらでも出てくる。

いろんな成功例と失敗例を見ていると、
「自社の技術が優れすぎて、他の人たちがついていけず、
 いつの間にか時流に乗ったスタンダードが開発されて、そっちが主流になって、乗り遅れる」
という問題を解決するために、
-自社・自国の技術を他に利用可能なように切り刻む(モジュール化する)
-自社・自国技術が新しいアーキテクチャでも動くことを前提に、インターフェースを確立する
-その上で、他企業と協業して、自社技術を活用したスタンダードを作るように運動する
などが成功の鍵の一つであることが見えてくる。

もちろん、少しずつ問題の根が違うので、全ては利用できないんだけど、
「何が成功の鍵だったか、何が失敗の原因か」を分析すれば、ヒントをもらえることはたくさんある。

確かに「国全体」がこの問題に陥ってるのは、世界でも余り見ない例だが、
ちゃんと世界の皆が分かるように一般化すれば、何も「ガラパゴス問題」は日本独自の問題ではない。

このまま「ガラパゴス問題」を、日本独自の問題と扱って、門戸を閉じてしまい、
自分達だけで解決しようとするのは、効率も悪いし、
せっかく考えて見つけた解決方法もガラパゴスになりかねない、と思う。

「ガラパゴス問題」をもっとオープンに、世界に発信し、分かりやすく解説し、
誰もが直面しうる問題として興味を持ってもらえば、
世界の優秀な頭脳に日本を意識してもらい、問題解決に協力してもらい、
それをきっかけに日本の技術が注目され、スタンダードになるのに役に立つとも思うのだが。

ただ発信するんじゃなく、「自国の宣伝を兼ねて、世界の優秀な頭脳を活用する」という目的を持ってるのは重要。
問題をオープンに議論してくマインドセットって、技術をオープンスタンダードにしていくのと
共通点があると思うんだよね。

ネックは英語ですかね(笑)

この記事の続き→「My Life in MIT Sloan-ガラパゴス問題の論点まとめ。」(2010/05/09)

(追記: 技術系の話が好きな人のために補足しとこ。
当時のXeroxは「コピー機だけではダメだ」ということは認識しており、自らをオフィスのドキュメント関係の生産性を上げ、サービスを提供する会社に生まれ変わろうとしてました。
だから、「コピー機を優れたものにするためにこれだけの物を作った」というと、ちょっと言いすぎなんだけど、
かといって、  
その後のコンピュータの世界を完全に把握してたわけでもなく、
Document周りに固執しており、やっぱり発想はコピー機だったと思う。

ちなみに当時はIBMやコダックが、このドキュメント周りに進出し始めており、彼等に対抗する目的もありました。

同じように、日本企業も「日本の技術やインフラだけによったものではダメだ」ということは認識し、
生まれ変わろうとしてますが、どこかに固執して、生まれ変われずにいますよね。
その構造が非常に似ていると思って、書きました。

私もコンピュータ史の専門家ではないため、「違う」と思うことがもしあればコメ欄でご指摘ください♪)

(追記2: ここで挙げた3つの事例は、高い技術・インフラに基づいてると言う意味ではYesだが、
高い消費者ニーズに基づいて、日本国民は満足してるって意味では違うのでは?という突っ込みをいくつか頂いてますが、
まったくその通りと思います。
例として、PalmとかNewtonなど「一部のファンだけが満足してキャズムを越えられなかった例も
挙げても良かったかなと、後で思いました。本質的な解は一緒とは思いますが)

(追記3: イノベーションのジレンマとガラパゴス問題は、専門的には違う話なので、ご注意を。
 「イノベーションのジレンマ」が広義に解釈されすぎているせいなのですが、こちらは
 
新しい技術は通常旧技術とは異なる顧客(市場)、ビジネスモデル、組織の動き方を必要とされる、
 実際動こうとしても、新技術は最初は市場が小さいから本気度が出せない、
  そうしてるうちに出遅れて、にっちもさっちも行かなくなる、と言う話です。
 ただ、それを引き起こす組織の疾病が似ている、というのは私も同意ですが。 

わたしの下記エントリが参考になると思います。

My Life in MIT Sloan-自社事業を破壊するイノベーションが出てきたとき (2009/09/10)
My Life in MIT Sloan-日本の出版社が直面するイノベーションのジレンマ (2010/01/26)

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グローバル化と言語 (yumemakura)
2010-05-08 05:56:34
大変面白い。グローバル化は既定事実だから、その視点でものを進めなければならないと思う。グローバル化の時代、英語はコミュニケーションの上で大事なことだが、技術の世界では読めるがしゃべれない日本の教育も大いに役立ち、外国の文献はよく技術者や研究者に読まれていると思います。

最近よく言われてるガラパゴス現象の事では日本の携帯電話のことが言われてますが、携帯にカメラをつけたのは日本のアイデアやカメラ技術ではなかったのかな? かってソニーのウオークマンが世界を席巻したが、音楽は言語を介さないので通用したが、通信の世界は言語が介在するので、グローバル言語の英語の本家に有利だったのかも知れない。

私もかって仕事で英語を書いてましたが、パソコンと英語は相性がよく、一方、変換を必要とする日本語は不自由だろうなと思ってました。ましてや中国では画数の多い漢字だらけの文章を処理するのは大変だと思ってましたが、そのうちメモリーの増大やソフトの向上で日本人や中国人の間にも携帯があっというまに普及しました。

サンフランシスコで日本セッション (taketomi)
2010-05-08 07:14:02
>「日本のメーカーがガラパゴス問題に陥ってる」ということが、意識の高い人にすら、
海外ではほとんど知られてない、ということだ。

同意です。
こちらは先日adtech Sanfranciscoでのセッション。
http://www.ad-tech.com/sf/session_detail.aspx?refad=1&session=1477

現地でかなりウケました。
ガラパゴスと自虐する必要ないと思いました。
Unknown (greenT)
2010-05-08 08:05:14
非常に興味深いエントリでした。
日本のガラパゴス化の代表例は携帯電話ですが、これも無理やりiモードやらなにやらで垂直統合せず、
今のスマートフォンが弱いおサイフ機能とかをバラ売りすれば良さそうですね。

ぜっロックスについては面白い本で知っているけど (石川)
2010-05-08 08:18:00
純粋の現実のガラパゴスは閉じられていて、そこで生態系が維持されているから問題なし。外との競争がないわけだし。

企業の場合は、組織が縮小されたり解散していくことで、あるいは、外へ貴重なものが流出することで、結局は解決する。

だいたい、人間そのものがガラパゴスだから、解決不能だよ。で、日本の知識階層の駄目なところは、解決不能の問題を解くことが好きなんだよ。解いたときには、時代が変わっているから。企業活動のガラパゴスは解決できません。できたら、スゴイ。

で、ガラパゴスにも有利なことがある。現実のガラパゴス諸島は、全地球が人間に汚染されて死滅しても生き残っていけるかもしれない。

それと、日本なんか、明治になるまで、ずっとガラパゴスだったし。だから、日本がガラパゴスをやめるとかいったら、世界中が悲しむ。もし、本気でガラパゴスをやめるつもりになったら、中国と大摩擦だよ。中国の態度が変わったのは首脳たちが日本を歩いて、直接見て、日本は、ガラパゴスに戻って安心したからだよ。
ガラパゴス化の教訓について (沢 昭彦)
2010-05-08 08:39:46
興味深く読ませていただきました。

モバイル業界に従事する者からの視点で一言コメントさせていただきます。

今言われている「ガラパゴス化」の最大のアイロニーは、世界で最も整備された第3世代ケータイネットワークを日本はもちながら、それを利用する端末をみたら、国際競争力に乏しい産業構造になっていた・・・という点だと思います。また、技術的理由ではなくて、ビジネス上の損得勘定の理由で、海外の端末サプライヤーからの参入も進まないことが危機感をいっそう高める理由になっています。

このことについて総務省は早い段階から気づいて、規制産業である通信業界の中に、オープン化、つまり水平分業をサーポートする政策を着実にうってきています。

少なくとも消費者側の利益。便益は今後も守られていくと考えられます。一方、供給側、つまりメーカーはさらなる市場撤退、経営統合などがでてくるでしょう。

経営の観点から言えば、次のようなことを、痛烈に考えさせられる事例ではないかと思います。

・ Networkableな製品・サービスについての、外部経済や不経済の影響の大きさの再認識
・ グローバル経済の中での日本市場の小ささ
・ 要素市場の規模の経済、プラットフォームをふまえたvertical scope / horizontal scopeの戦略選択の重要性

十把一絡げにするつもりはないのですが、一般論で言えば、日本メーカが最も不得意とする課題分野だと思います。

独自と高度と優れている事は別 (ryu)
2010-05-08 09:46:54
非常に興味深いエントリでした。

優れた技術の定義が読み取れませんでした。
・売れない、使えない、高度な技術
・売れる、使える、技術
どちらも優れた技術ですね。
世界最高速の買えない金額のスパコンと世界2位の買える価格のスパコン、どちらを優れていると定義するか。

wiiやPS3、プリウスの様にガラパゴス化してない(していてもグローバルで通用している)例も有ると思います。

またガラパゴスであることで守られている部分も多々あると思うので、オープンにしても飲まれない技術が必要ですね。たとえば守られていないソフトウェア(パッケージ・ミドルウェア)なんかは自給率が非常に低くなっています。

グローバルな視点で何のために何にお金をかけるのかが大事なのではないでしょうか。
Unknown (猫の足)
2010-05-08 09:50:29
いわゆる「ガラパゴス問題」というのを「ガラパゴス」という用語で説明することすら問題があるかもしれませんね。
独自の進化自体は多様性ということでポジティブにもとらえられますから。
単純に、言語・文化・地域に由来する過度な閉鎖性といえば良いのではないでしょうか。
Unknown (通りすがり)
2010-05-08 10:08:40
携帯について。

確かに独自の進化を遂げたって意味ではガラパゴス。
お財布機能のフェリカも日本独自のもの。
ワンセグもそう。

グローバルに端末を製造したいなら、これらの機能はデフォルトされてないのは当たり前。

でも日本のユーザーはすでに便利さを知ってしまっている。

でも一方でiPhoneやXperiaは売れている。

機能満載のガラケーか
機能を付加していいくスマートフォンか

純日本メーカーで殻を破れるのはどこでしょうか?

ちょっとズレちゃいましたね。すみません
Unknown (Unknown)
2010-05-08 10:23:43
本筋とはあんまり関係ないけど、『未来をつくった人々』を読んだ感じ、Xeroxの話はちょっと違う感じがする。

当時はコンピューターに規格標準なんてほとんどなくて、いわば全ての会社がマダガスカル島みたいな状態だったんだから。
ここに現在のガラパゴス問題を単純に当てはめられるのかは疑問。

それに、結局XeroxはPARCで開発された初のレーザープリンタで研究所への投資を回収できるくらい儲けたんだそうな。
中小企業 (Pandy)
2010-05-08 13:09:31
ガラパゴス問題を解決するキーのひとつとして、中小企業が突破口になってくれないかなぁ、期待しています。
かつてのクライアントの中には、熱処理技術でボーイング社とビジネスをしていたり、ホーニング技術、造形技術など、個々の技術でグローバルに仕事している、もしくはポテンシャルがある企業は多いと思います。
そういった企業は、大企業よりもフットワークが軽いという利点もあり、海外と繋がりやすい。
さらには、主要取引先が、ザ ガラパゴスな日本企業だったりするので、ガラパゴスな技術をオープンにする橋渡しになると思っています。
中小企業による技術や商品の海外展開がいいきっかけになると思ってるんですけどね。P&Gのスポンジとかね。
ビバ、中小企業
Unknown (蜷川寅参)
2010-05-08 13:11:54
大変興味深く読ませていただきました。一点、ゼロックスの部分についての感想を述べさせていただきます。

15年以上前、PBSでドキュメンタリー番組"triumph of the nerds"というのがありました。コンピューターの歴史についての番組です。GUIについて、ジョブスが「生まれてから目にしたものの中で最も優れたもの」と語っている番組です。

そのtranscript http://www.pbs.org/nerds/part3.html から引用:

The Xerox management had a sinking feeling that if people started reading computer screens instead of paper, Xerox was in trouble. Unless...they could dominate the paperless office of the future.

ゼロックスは、paperlessな時代に備え、コピー機という発想から離れるために、parcで多くの計算機科学者を雇っていた、と理解してたので、GUIとガラパゴスの関係については、少し違和感を感じました。実際はどうなんでしょうね。

ただ、全体の趣旨は、大変にわかりやすく、勉強になりました。ありがとうございました。

なお、この番組は今でもyoutubeで見ることができます。ジョブズが以下を語る場面には、しびれます。

And they showed me really three things. But I was so blinded by the first one I didn't even really see the other two. One of the things they showed me was object orienting programming they showed me that but I didn't even see that. The other one they showed me was a networked computer system...they had over a hundred Alto computers all networked using email etc., etc., I didn't even see that. I was so blinded by the first thing they showed me which was the graphical user interface. I thought it was the best thing I'd ever seen in my life. Now remember it was very flawed, what we saw was incomplete, they'd done a bunch of things wrong. But we didn't know that at the time but still though they had the germ of the idea was there and they'd done it very well and within you know ten minutes it was obvious to me that all computers would work like this some day.
いまガラパゴってる米企業というと (koichi)
2010-05-08 13:37:55
いまガラパゴってる米企業というとNVIDIAでしょうか。GPGPUや3Dへの先進的な取組みを行ってますが、業界標準化を成し遂げることができるか、もうひとつ不透明です。そうこうしてるうちにメインのビジネスでライバルのAMDにやや押され気味という。
ガラパゴス化要因 (@masa_maeda)
2010-05-08 14:54:30
大変興味深く読ませていただきました。

記事はガラパゴス化要因としての「高度すぎる漸進的技術」「現状のビジネスモデル」、打開する対策としての「ビジネスモデルの変化・変更」と読んだのですが、これは正しい認識でしょうか。
正しいとすれば技術開発とビジネスモデルの両方を含む議論である、と。

この記事を読んだ結果思いついたものですが、かなりの部分が実は「ビジネスモデルの行き詰まり」ではないか? ビジネスモデルの行き詰まりが、「高度すぎる漸進的技術=末期症状」へのスタート地点になる、といいましょうか。
「イノベーションのジレンマ」にしても、革新的な技術は新たなビジネスモデルを要求しますから、ビジネスの崩壊によって、旧来の技術も葬り去られる…。

上記の考えを日本の携帯のガラパゴス化に当てはめれば、「携帯技術の高度化」よりも「キャリア主導の端末開発・販売モデル」の行き詰まりである、と仮定することができます。そう考えれば「市場=日本」であるわけで、海外市場で売れないのも当然と推論できます。

まあ、思いつきにすぎませんが…。

コメントにもあるように、ガラパゴス化の議論を読んでいると、技術と文化にかたよった議論が多いようです。
「ガラパゴス」の語感が呼ぶのでしょうが、さすがに、ビジネスの崩壊を文化多様性とごっちゃにするのはまずい議論でしょうね。
Unknown (ハスミ)
2010-05-08 15:21:50
相変わらずここのブログ主のエントリーは鋭いなあ。

「自分達のことは自分達が一番良く分かっている」幻想 (shinji)
2010-05-08 16:53:29
ガラパゴス問題をガラパゴス化する。

問題点が大分クリアになりました。ありがとうございました。

問題を解決しようとする段になると問題がクローズドな世界に追いやられる。結果として問題は解決しない。ひどい場合は何が問題なのかということすら正確に認識されないまま事が進んでいく。

一応専攻である法律世界の議論に当てはめると、

「司法改革が重要だ」といいながら改革の内容をクローズドで議論したために問題は一向に解決される兆しを見せず、結局司法改革そのものに見直しの動きが起きている。いや、そもそも何が問題なのかが当初からきちんと当事者間で共有されていたのかどうかすら怪しい。

若干ごじつけの感はありますけれども、こういう今の日本の状況を思い起こします。

先日は世界各国のリーガルサービス市場を検討した記事を見て改めてショックを受けました。日本だけ冒頭から「domestic market」と「international market」が区別されていたからです。

また、「日本の法実務は「少なくとも」アジアの中では優れている」と勘違いしている法律関係者が依然多いのが現状です。

問題点を広く共有してオープンな場で議論をする、そういうプラットフォームを積極的に作る意識が今後いろんな場面で必要になってくるであろうことを改めて痛感しました。

>ネックは英語ですかね
夥しい数の英語関連書籍が書店に陳列されている様が滑稽に映ります。英語がネックになってしまう本当の理由は一体どこにあるのでしょうか。
ガラパゴスに成るべくして成っている (vertigo)
2010-05-08 19:31:15
今回のブログの内容のような考察は大いに賛同する部分があります。

>-自社・自国の技術を他に利用可能なように切り刻む(モジュール化する)
>-自社・自国技術が新しいアーキテクチャでも動くことを前提に、インターフェースを確立する
>-その上で、他企業と協業して、自社技術を活用したスタンダードを作るように運動する

日本企業は意思決定が最初から拡張性を考慮した優れたアーキテクチャを設計しそこにビジネスモデルを乗せていくというやり方ではなく、どちらかと言えば現場の改善や目先の問題解決で最適化してしまうためスパゲティコード化してしまいがちです。
これが外から見ると独自の進化をして複雑化、高コスト化するガラパゴスと揶揄される現象なのでしょう。
これはもう企業だけの話でなく特殊法人や独立行政法人など独自に進化してまって収集がつかなくなってしまった行政から言えることです。

オブジェクト指向(統一的なインターフェースを持った再利用を前提としたモジュール化された設計) を行うためにはトップが俯瞰した視野で拡張性を考慮した全体の設計思想を理解し、強力なガバナンスで推し進めるといったことが必要だと思われますが今の日本の企業ではなかなか難しいようです。

いくつかの問題点

・人材の流動性が低い
日本の大企業では長年一つの会社に努めるといった人が多いので同業種でありながら全く異なるやり方で進化してしまっている。
合併してもつまらない部分で揉めたり、同業種の他社に入っても使い物にならなかったなどの話が多い。

・拡張性や標準化を視野に入れた設計をしていない
絵文字の標準化問題など見ても、最初から標準化なんて考えていない。

・語学の壁
普通の生活をする分には英語が分からなくてもまったく困らない。
英語教育を根本的に見直さないといけないとこの先通常の教育で英語が身につくとは思えない。
したがって他国に進出する壁も高くなる。

・日本のマーケットが中途半端に大きい
日本語だけ、日本人に対する商売のみでも充分にやっていけるのでとりあえず世界を視野に入れていない。
したがって日本の消費者向けの高価格だが高機能、高品質な製品が日本だけで流通する。
日本のマーケットが飽和ぎみになりやっと世界進出を考える企業が多い。

・内向き志向
先のように島国であり日本だけで大抵のことは足りるため日本からリスクを犯してまで外国に出ていくという考えに至らない。
なんだかんだ言ってもまだ日本の暮らしは多くの部分で心地良い。(日本語と日本文化を理解しているという前提が必要ですが)
しかし中国や韓国といった積極的に海外進出する国の勢いを見てもそのアドバンテージがどこまで続くか分からない。
もうすでにいくつかの点で負け始めており、貧困化も進んでいる。

・閉鎖的な国民性
同質性を好むので積極的に外国人を起用しない。
大企業の幹部の外国人数や海外支店の外国人比率を見れば一目瞭然。
そんなんで他国のマーケティングが成功するわけがない。

・世界標準化に対しあまり積極的ではない
世界の様々な基準やルール作りにおいて日本が主導する、日本人がコミットするということが国力に比べると遥かに小さい。
それに加え交渉力が極めて弱いためなかなか日本人がリーダーシップと取ることが少ない。
技術が先進的でも標準化は他の国に持っていかれたりする。


今回のブログには技術的な視点から書かれていましたが、多くの日本人のガラパゴスに向きがちなメンタリティを変えないことには多分進まないのでしょう。
英語一つをとっても中国や韓国ほど必要性を解く人が少ないのが現状です。
根本的にオープンというメンタリティを持つ人が少ないんですよね。(facebookとmixiの繋がり方を対比しても)

そのような意味でLilacさんのような方は日本にとってはとても貴重な人材だと思います。
これからの日本が埋没していってしまわないためにも啓発していってください。
Unknown (ゆきち)
2010-05-08 21:48:27
元々の「ガラパゴス」の言い回しは、方向が逆ですよ。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0412/01/news009.html
オープンソースの開発において、元々世界レベルで動かなければいけないことことが、日本だけで独自に進行してしまうことを揶揄して言われた言葉です。「日本が高い」んじゃなくて、「日本が低い」んです。それがなぜか「日本が高い」と独自に解釈する人が出てきて、今の「ガラパゴス問題」と理解されています。

松岡正剛が「ここ10年日本について講演してくれと頼まれる事が多くなった。日本が自信をなくしているのだ」と言っていましたが、「ガラパゴス」を「日本が先を行き過ぎている」と解釈するのは、一種の虚勢でしょう。もっと単純に80年代の大ヒットからの衰退と考えるべきでしょう。確かに一部インフラなどが非常に発達しているのは事実ではあるのですが...。
ガラパゴス問題を二種類に分ける必要があるのではないか。 (裏目の鶏)
2010-05-08 23:24:20
たいへん面白い。あなたにしか書けない視点。日本にいる僕にはとても新鮮です。

僕もついこの間、ガラパゴス問題についてブログを記したので、貼らせていただきます。

http://blog.livedoor.jp/uranoon/archives/412311.html
僕の記事は無駄に長いのでポイントだけ書きます。
・ガラパゴスをふたつに分けて考えています。
(1) 過剰スペック・高価格で海外ニーズとずれている
(⇒カーナビ、パソコン)

(2)規格が海外で使用不可能なケース
(⇒携帯電話、デジタルテレビ)

Liacさんがこのエントリで説明されているのは、(1)のケースではないでしょうか。今、日本で深刻な問題は(2)です。池田信夫さんや海部美知さんが訴えている、「次の世代のiPadやiPhoneが使用不可能になる」問題は明らかに(2)になります。


(追記)
それから、ガラパゴス問題の例外、つまりSDカードメモリが世界を制した事実について、何か説得力ある論説があったら教えてください。興味があります。

twitter:@uranometree
Unknown (tak)
2010-05-08 23:48:51
非常に興味深く読ませて頂きました。

ガラパゴスが問題になっている産業における共通項は「世界の市場での売り込み方を“知らない”ため、日本市場だけを見た製品・サービスを開発してしまう」ことにあります。そして、日本でようやくキャズムを超えても世界市場でキャズムを超えたことにはならないため、そのまま閉じた世界で進化し続けるのだと思います。

例えば数少ない国内でもメジャーなツールとなったニコ動も世界に展開といったところまではいってません。ドワンゴ取締役でもある夏野氏は「ネットサービスの世界では、世界展開しているものが生き残るようになっている。ニコニコ動画の世界展開を考えると単独では難しく、他社市場への進出は現地パートナー任せにならざるをえない」と、攻めあぐねている感がぬぐえないです。言語の壁も大きいですが、やはり、海外での戦いかたを”知らない”ということが大きいのだと思います。逆の例としてはソニーのリーダーがあると思います。Kindleに押されてはいるものの、しっかりとUS市場で2番手につけています。

これからの日本に求められているグローバル(最近の言葉ではユニバーサル?)戦略においては、最初から日本ではなく世界を狙った製品・サービスを作り、特殊なニーズがある市場に対しては必要に応じてアップグレード版を出していくということが望ましいのではないかと思います(また、その際の実験市場としては多様性に富む米国市場はよいのだと思いますが、中国・インドからスタートするのもありだと思います)。そのためにも、モジュール化を進め、基礎となる部分は世界共通で安価にし、あとは個別の国で必要なカスタマイズを加えていくということが必要なのだと思います。

要は、日本でキャズムを超える頃にはガラパゴス化した製品になってしまっており、ようやく超えたとしても、グローバルのキャズムを越せないため、最初からグローバルでキャズムを超えるものを作っておき、そこから日本のような市場のキャズムを超えるものにしていけばいいのだと思います(もちろん、グローバルのキャズムを超えたときには日本のキャズムも超えているというのもあると思いますが)

世界にもっと売り出していくためにも(戦えるようにするためにも)「自国の宣伝を兼ねて、世界の優秀な頭脳を活用する」ということは必要だと思います。
本質的でない話 (蜷川虎参)
2010-05-08 23:55:40
さっきのコメントを少し補足すると、ゼロックスの例に違和感を感じる理由は、ゼロックスはGUIを製品化しようとしなかった点です。つまりニッチにすらならない段階で、ゼロックスはGUI技術を手放した、ということです。その意味では、ゼロックスの例を除いた方が、GUIの歴史を知ってる人にはすっと読めるかもしれません。もちろん、これは全体の興味深い問題提起の重要性とは別の、作文の問題なので、本質的なことではないです。どうもなんども失礼ひました。
ガラパゴスをどう見るか (うえのやま)
2010-05-08 23:57:38
面白いですね。

ガラパゴスは否定的な意味合いで使われがちですが、ガラパゴスであることのメリットも多くあるので(奇妙な甲羅の亀は海外で高く売れる 見たいな話 等)、メリットとデメリットをトレードオフの関係性で議論すると面白いかもと思いました。

議論の出口は、そのメリットとデメリットのバランスポイントをどこに持っていくかという経営判断に近い問題に帰着するかと思います。

ご参考までにメリットを
思いつくままに書いておきます。

1.企業にとって
 -独自性が価値に繋がる業界にいる      企業にとってはそれが強みになる。     (漫画とかのコンテンツ産業、旅行 等)

2.国家にとって
 -外資系企業に国内市場を席巻される     リスクを回避できる
   (例えば、携帯の規格が独自仕様なのは
    某通信企業の個別最適の行動ではなく
    リスク回避という国家判断なのだと     思います。)

他にも色々とありそうですね。

これらのトレードオフを鑑み、
明日の一手をどうするか?を
下記3つぐらいの主体に分けて思考する
必要がありそうですね。
①個人にとって、②企業にとって、③日本にとって
 

ばらばらとすいません。示唆深いエントリーありがとうございます。
コメント有難うございます (Lilac)
2010-05-09 00:57:30
皆様、コメント有難うございます。
どれもなるほどと読ませていただきました。
ただ、量が多いのと、議論を促進させる意味で、一つ一つにお返事するのではなく、議論のポイントごとに私の私見を書いてみます、
と思ったのですが、コメント欄に書くより新たに記事にした方が見やすいと思ったので、そうします。

Twitterでも色々返信を頂いてますが、数が多くて全てに返信しきれない、ということもあり。

それから、もし関連で記事を書かれている方は、是非この記事と今から書く記事にトラックバックしてください。
このブログは割とアクセス数も多いので、興味を持った人が他の人の視点を勉強するのに役に立つと思いますし、より読んでもらえると思いますので。

気になった点だけ、追記に残しました。
素朴な疑問 (元活動家)
2010-05-09 10:36:55
少々ピント外れかもしれませんが、なぜ「ガラパゴス化」がいけないのですか?
皆が皆、BlackberryやiPhoneを持ってないとだめなんですか?
ガラケーじゃ駄目なんですか?

日本製品は必ず国際競争力を持たないといけないのですか?
日本からAppleやGoogleが出ないといけないのですか?

そんなに英語が必要なんですか?
ブログ主さんの様に海外で何かやっている人、これからやろうとする人は英語が必要でしょう。
では、みんなが英語出来ないといけないんでしょうか?

この手の議論が出てくると最近上記の様に考える様になってきました。
ガラパゴス化なんていう話も海外にいる日本人が言い出した事だと記憶しておりますが、明治維新後の日本人を想起させます。
そういう視点で改善に繋げるのが日本の良い面だと思いますが、海外の議論や海外からの意見に対し批判検討加えない、というのは悪い部分かな、と。

全くの余談ですが、そもそもガラケーの議論が出てきたとき、CNETなんかじゃ右に倣えで、もの凄い気持ち悪いものを感じました。
誰一人ガラケーを擁護する意見を書いていなかったと記憶します。
しかし所謂"評論家"、"アルファブロガー"とか言われる方々は正に「ガラパゴス化」した日本で飯を食っている訳で、それを考えたら何故今まで声を上げてこなかったのか、など疑問に残る行動ばかりで、一時のトレンドなんだろうな、と思っております。

改めてブログ主・米欄の皆様にお伺いしたいのは、
・なぜガラケーじゃだめなのか?
・なぜ標準化とか国際競争力とかばかり考えないとならないのか?
・英語は全員に必要なのか?

内需云々とか経済的な事由よりはもう少し技術面
よりご教授いただきたいです。
そういう意味ではブログ主様の
>遅れてきた技術が標準化
ってのは首肯出来る内容です。
裏を返せば、そんなハイエンドな機能は本来必要ないんだよ、って事で、そういう判断が出来ない企業の是非、っていう議論になりますよね。
Unknown (Unknown)
2010-05-09 11:06:40
携帯の前にNECのPC-9800を研究すると面白いと思いますよ。実はこのパソコン、日本でしか通用しないアーキテクチャーで、一時期国内の市場を席巻したのですが、その後、日本語表示で切るDOS/Vの発表により、IBM PCアーキテクチャーが業界標準となりました。その後、PC-9800は絶滅しました。この時の教訓を生かせないまま携帯も同じ絶滅の道を辿るのかと思うと悲しいですね。
Unknown (Unknown)
2010-05-09 11:26:30
ゼロックス、インテル、コダックの話しはガラパゴスではないと思います。ゼロックスのパロアルトで開発された技術は市場に多く出回っていないし、その後その遺伝子はMacやWindowsで開花しています。インテルの件もコダックの件も、技術開発が早すぎてその後もフォロー出来ず売上につながらなかったというだけの話しではないでしょうか?アメリカにおけるガラパゴスの話しでしたらアメ車が良い例ではないかな?こんなにアメリカでしか生き残れない商品は珍しいと思います。
元活動家さん (藤田隆)
2010-05-09 17:59:11
それはちょっと的外れだと思いますよ
ガラパゴス現象を皮肉っぽく言っている人たちは、私も含めて

例えば携帯電話だと、せっかくいい技術があるのに、それを日本だけで閉じこもってしまって
その結果、莫大なビジネスチャンスを逃したんじゃないか、と自省してるんですよ

もしかしたらNTTがノキアに、シャープがエリクソンに、富士通がサムスンに取って代わってたかもしれないと
ガラパゴス化のせいで、途方もないビジネスチャンスを失ったのではないかと

いいとか悪いとか、そんな話しではありません
ビジネスにおける失敗から、どう学んでいくかということです
そろそろハーバード白熱教室が始まりそうなので、長文失礼しました
To 藤田隆さん (元活動家)
2010-05-10 22:56:03
ご回答ありがとうございます。

ひろゆき氏みたいな屁理屈を並べ立てるつもりはないですが、

>いいとか悪いとか、そんな話しではありません

そうです。私の趣旨としてはガラパゴス云々是非ではなく、前提としてガラパゴス化=悪、という議論で進んでいることが多いと感じられるからです。
ここで違った角度から考えないと、それこそ「ビジネスチャンスを失う」事になりませんか?

私のコメントで「経済的な事由は抜きにして」としているのは、

>もしかしたらNTTがノキアに、シャープがエリクソンに、富士通がサムスンに取って代わってたかもしれないと
ガラパゴス化のせいで、途方もないビジネスチャンスを失ったのではないかと

本当にそうでしょうか?
Unknown (Unknown)
2010-05-11 21:02:53
ガラパゴス化=悪という言説は基本的に経済的に悪って事だと理解しています。これは日本のマーケットが縮小して行く中では前提になりえると思います。


無理やり考えるとその他に"悪"なのは、日本向けにものづくりをさせるような購買力が無くなりつつある現在、標準に則った物が日本で使えなくなるような事も消費者にとって悪でないでしょうか?

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