Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

闘魂倶楽部

2017-01-04 00:19:03 | プロレスレトロゲーム

昔懐かしの
プロレスゲームを紹介する
プロレスレトロゲーム。
今回は、
家庭用ゲーム機の主流が
ファミコンから
スーパーファミコンへと
移って行く1992年、
ファミコンソフトとして
リリースされた
ジャレコ発売の
闘魂倶楽部」を
ご紹介します。

ちなみに
このゲームが
リリースされたタイミングは
スーパーファイプロ
よりも後だということを
先に明記しておきます。






使用できるキャラクターは
ご覧の8人。
なかなか愛らしい
容姿をしています。
ジェネラル・ゲゲーベンと
リー・ハンタオって
誰がモデルなんでしょう!?



ゲームをプレイすると
リング上には
レフェリーのみが
表示されています。
入場シーンでも
始まるのかと思いきや・・・。



なんと
ゲーム開始位置は
リング下からという
斬新な設定!



奇襲から始まるという
プロレス特有の展開を
再現できるように
なっています。
これは面白い!




離れた間合いでは
打撃技で攻撃、
接近すると組み合って
投げ技を出せるという
プロレスゲームでの
大事なポイントは
しっかり押さえています。



このゲーム最大の
セールスポイントは
アングル変更だと思います。
ご覧のように
ナナメ方向の相手とも
向き合うことができ・・・



その状態で組み合えば
ご覧のように
アングルがナナメに変化!
お馴染みの
ファイプロ視点で
戦うこともできます。



少し離れた間合いで
キック攻撃を出すと
ドロップキックや
飛び蹴りなどの
前方に移動しながら
繰り出す打撃技を
出すことが出来るのですが
通常の打撃技が
異様にリーチが短い
仕様も相まって
これがベラボーに強い!
CPUはしっかりと
返してきますけどね・・・。



体力ゲージの下、
矢印のゲージは
怒りゲージのようで
これが最大値まで溜まると
投げ技がかかりやすくなり
怒りの必殺技なる
ダメージ値の高い技が
使用できるようになります。

大技を喰らうたびに
相手の怒りメーターは
溜まっていきますので
前述の移動打撃技に
頼り切っていると
逆に手痛いしっぺ返しを
喰らってしまいます。



3カウントで
勝利する為には
体力ゲージをすべて減らし
更にダメージを
蓄積させていかなければ
なりません。
これが結構シンドくて
体力ゲージ自体は
すぐにゼロに
できるのですが
その後、なかなか
3カウントを
入れさせてもらえません。

ファイプロみたいに
体力とは別に
精神力のような数値が
あるのでしょうか?



1人用のモードで
使用キャラ以外の
7人のキャラを
すべて倒すと
エンディングです。




・・・と思いきや
突如襲い掛かる
アントン イノウエ。
この時代の
プロレスゲームって
ホントにこのパターンが
多いんですよね・・・。



そして始まる
2周目プレイ。
タイトル画面には
「激」の文字が
追加されています。



2周目のCPUは
効率よくダメージを
与えていかないと
5分間では時間切れで
倒しきれないことも
しばしば。
あまりにも理不尽なので
こちらもプライドを捨てて
リングアウト勝ち狙いで
プレイしました。



そしてようやく
真のエンディングへ。
・・・でも、
リングアウトでの
連勝でしたので
虚しさしかありません・・・。




ここからは
全キャラクターの
怒りの必殺技を
ご紹介します。

アントンは
張り手連打からの
延髄斬り。
これはなかなか
気持ちイイ!



ショウヘイは
ネックブリーカードロップ。
走り動作もないので
ドエライ地味です・・・。



ブラッティーは
地獄突き。




マスカラドは
上空に高く飛び上がって
ボディプレス。
・・・というか
ヘッドバット!?



リップスは
ゼロ距離からの
アックスボンバー。
イチバーーン!




全キャラを見渡しても
一番ド派手なのが
バーバリアンの技。
相手を捕らえた状態で
高くジャンプし
相手をマットに
叩きつけます。
ワンハンドフェイスバスター
・・・らしいです。



ゲゲーベンは
すんごく高く遠くまで
投げ飛ばす巴投げ。



ハンタオは
相手を後方へ
放り投げる技。
・・・地味だ・・・。



最後に・・・
プロレスの華、
ダイビング技について
触れておきましょう。



このゲームでは
リングが斜めのアングルで
かつ画面上方向の
コーナーポストにしか
登ることができません!



ココじゃダメですし・・・



コレでもダメ。

一見、理不尽に
思えなくもありませんが
実際のプロレスでも
カメラの位置を
意識することは
大切なスキルですからね。
このゲームは
そんなプロレスの難しさに
改めて気づかせて
くれました。



闘魂倶楽部
(★は5段階評価)

ストーリー  ★
ストーリーは
無いようなものです。
個人的には
1周目クリアの後、
乱入してくるのが
アントンというのが
大きなマイナスポイント。
ココはブラッティーが
適任だった気がしますね。

キャラクター  ★★★
ちまちま動く
キャラクターが
なんだかカワイらしくて
イイ味出してます。
モデルが不明な
2人のレスラーは
ちょっと微妙ですけどね。

操作性  ★★
この時代に
連打ゲーというのは
いささか古い
気がしますね。
このゲーム最大の売りの
アングル切り替えも
煩わしく感じてしまいます。

プロレス度  ★★★★
試合前に奇襲ができるのは
いかにもプロレスらしく
面白い要素だと思います。
怒りメーターで
一発逆転が狙えるのも
Goodです!

理不尽度  ★★★
2周目ともなると
体力ゲージが
なくなった相手からも
なかなか3カウントを
奪うことができず
イライラさせられました。
それと怒りメーター
MAX状態の相手が
強すぎて困ります。

総合評価  ★★
ファミコンソフトにしては
頑張っているかなという
印象です。
ただ、ファイプロが
リリースされた後の
作品ということを考えると
おのずと評価は
低めになってしまいますね。
色々と惜しいゲームです。



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