Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

船木誠勝 HYBRID WRESTLER ~闘技伝承~

2016-03-01 12:29:25 | プロレスレトロゲーム

懐かしの
プロレスゲームを紹介する
プロレスレトロゲーム。
今回は、
くにおくんシリーズで
ゲームファンにもお馴染みの
テクノスジャパンが
満を持して世に放った
スーパーファミコン用
プロレスゲームソフト、
「船木誠勝
 HYBRID WRESTLER
 ~闘技伝承~」を
ご紹介します。



用意されているレスラーは
全部で10人。
船木以外は
架空のキャラクターです。
せめてパンクラスの選手が
あと数人でも
入らなかったものかと
首を傾げたくなります。



ムガベベという
顔を白塗りにしている
キャラクターが
なかなかイイ味を出してまして
得意技として
かえんじごくなる技が
用意されています。
ムガベベが祈りを捧げると
ランダムに炎が現れるのですが
これってプロレス!?(笑)



選べるリングは5種類。
船木戦での動画にも使用した
徐々にマットが剥がれていく
だんがいや
体力を奪われるさばく、
観客が乱入してくる
ストリートファイトに
ロープがなく
落ちたら即、敗北となる
とうぎじょう。
本当にパンクラスが
開発に協力したのかどうか
疑いたくなるような
デスマッチルール満載です(笑)



メインとなるモードは
キャラクターエディットモード。
オリジナルレスラーを作り
キャラクターを育てていく
モードです。
ありきたりといえば
ありきたりなのですが
テクノスが開発すると
他とは一味違う・・・!?



せかいえんせい、
ランキングせん、
わざをパワーアップさせるなど
気になる項目が並ぶ中、
一際目を引くのが
けっこんする。

プロレスゲームで結婚?
なんのこっちゃ!?



母さん・・・、オレ、
幸せになるよ。




結婚しても
何もなかったかのように
メニュー画面に戻されます。

結婚とは一体、何だったのか?
それはこれからの人生を懸けて
勉強していきたいと思います。



世界遠征のこの画面、
どこかで見たことあるような?
まぁ、それはともかくとして
オレより強いヤツに
会いに行きたいと思います。



ゲーム設定で
自分や対戦相手の強さを
設定できてしまうところが
いかにもテクノスという
印象ですね。
アクションに
自信がない方でも
簡単にエンディングまで
連れて行ってくれます。



試合を終えるたびに
パラメーターや使用技が
増えていきます。
技が増えるたびに
試しに使ってみたくなるので
なかなか中毒性があります。



世界遠征を終えると
ランキング戦に
挑戦することになります。
ルールの異なる
3つの架空団体の王座に挑戦し
三冠王者になることが
このモードの最終目的となります。



・・・が、三冠を狙う中で
プレイヤーを悩ませるのは
強大なライバルではなく
加齢による衰えの方。
30歳を越えたあたりから
パラメーターは緩やかに減少、
更に、使用できる技も
徐々に少なくなっていきます。
なんだか妙なリアリティが
ありますねぇ・・・。



すっかりおじさんとなり
基本的な技しか使えない
エディットレスラーの
物語は続いていきます。

もはやまともな技を
繰り出すこともできない今、
頼れるものといえば
凶器と狂気のみ!



戦いを続けるうちに
息子が18歳になりました。
そう、ここで先ほどの
結婚が生きてくるんです。



試合内容によって
人気の数値が上昇。
人気が高いほど
強い二世を産んでくれる
女性と結婚が
できるようになるわけです。
容姿も年齢も国籍も
このゲームの結婚には
どうだっていいんです。

愛などいらぬ。
強い子を産めるかどうか
それだけよ!


※あくまでもゲーム内での話です。



技と魂を
次の世代へと受け継ぎながら
三冠王者の栄光を目指す。
それがこのゲームの
最大の特徴だったんですね。
「闘技伝承」という
サブタイトルには
そんな思いが
込められていたわけですね。
うーん、納得。



船木誠勝
HYBRID WRESTLER
~闘技伝承~

(★は5段階評価)

ストーリー  ★★★
世界遠征で戦う相手と
ランキング戦で戦う相手が
同じというのは
緊張感に欠けますが
技や魂を子に受け継いで
最強を目指すというのは
壮大かつロマンがあって
素晴らしいと思います。

キャラクター  ★★
実在レスラーが
船木のみというのは
少し寂しいですね。
オリジナルレスラーも
台詞があるわけではないので
個性がありません。
でも、ムガベベはGood!

BGM  ★★
可も不可もなく。
オープニングの曲は
やたらと耳に残ります。

操作性  ★★★★
かなり雑なんですが
動かしていて楽しいという
ゲームの最も大切な部分を
外していないのが
素晴らしいと思います。
不満があるとすれば
反撃関連の操作が
少しややこしいこと
くらいですね。

プロレス度  ★★★
プロレスゲームというよりは
格闘ゲームを遊んでいるような
印象を受けます。

胡散臭さ  ★★★★★
没個性的ながら
モデルが特定できない
オリジナルレスラーや
パンクラス監修のはずなのに
どこかFMWっぽいゲーム性、
いくらでもズルができる
ゲーム設定変更や
あまりにも理不尽な
加齢による肉体の衰え、
無茶苦茶な結婚など
挙げればキリがありません。
だが、それがいい。

総合評価  ★★★
当時、私は
このゲームを新品で
500円で購入したのですが
(当時のSFCソフトは
1本1万円前後しました)
元を取るどころか
妙にハマってしまったのを
よく覚えています。
プロレスゲームとして
期待して購入してしまうと
ガッカリするかもしれませんが
バカゲーとして楽しむなら
十分にアリだと思いますね。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
再び (萬田金次郎)
2017-11-10 17:14:08
(プロレスゲームをまた探しました。2つあります。)1つ目は最強高田延彦です。(スーパーファミコンです。)(自分はやったことが無いのですが、ぜひやってみて下さい
。)もう一つはエキサイティングプロレスです。(こちらもやったことが無いのですが、通信エキプロです。ぜひやってみて下さい。)(毎度毎度すいませんでした。)
返信する
 (Mr.しも)
2017-11-10 17:34:09
萬田金次郎さん

2作品とも触れたことがあります。

「最強~」はこのコーナーの為に
購入してあるんですが
色々と予想以上にアレだったので
まだ触れてなかったんですね。
頃合を見て、イジってみます。

「エキプロ」は
私が動画をメインで作っている
「WWE2K」シリーズの
前身となるゲームで
プロレスゲームファンの知名度も
高いはず。

いちおうこのコーナーで
扱うタイトルは
スーパーファミコンあたりまでと
決めていますので
こちらは紹介しないかも
しれません。
返信する
私はこれでプロレスに目覚めた (RIOTアザラシ)
2020-08-07 14:14:42
対戦型格闘ゲーム全盛期 このゲームに出会いました
当時からファイプロは知っていたのですが あの絵柄はダメだと思い アニメ版餓狼のキャラデザインの人が船木を参考にした話を知っていたので こっちを選んだのです
ある程度自由なエディットのおかげで楽しめました 問題の過労による衰えは得意技の設定で乗り切りました
このゲームで 昔は知らなかった技の名前を覚え 八百長と言われようがレスラーたちが体を張っている これこそリアル プロレスに目覚めたのでした
   
返信する
!! (Mr.しも)
2020-08-07 18:47:47
RIOTアザラシさん

かなり自由に楽しめる
作品でしたよねー、コレ。
私は特売セールで980円で
購入したのですが
随分長いこと遊ばせてもらった
記憶があります。

それにしても
このゲームきっかけで
プロレスにハマったという話は
長いことプロレスファン、
ゲームファンをしていますが
初めてお目にかかりました!
なんか嬉しいです!!
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