Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

マッスルボマー

2016-08-02 23:06:23 | プロレスレトロゲーム

昔懐かしの
プロレスゲームを紹介する
プロレスレトロゲーム。
今回ご紹介するのは
アーケード版が好評を博し
スーパーファミコンに
移植された
プロレス格闘アクション
マッスルボマー」です。



ストリートファイターIIの
空前の大ヒットで
すっかり勘違いした
勢いに乗るカプコンが
世に放った
知る人ぞ知る名作ゲームが
このマッスルボマー。
キャラクター選択画面も
ストIIを意識した
仕様になっています。



ストIIとは異なり
前後だけでなく
奥行きを活かした
戦い方も可能。
ボタン操作は
攻撃、ジャンプ、フォールと
いたってシンプルながら
相手との距離感によって
自動的に技も変化します。



更にストII的要素として
コマンド入力で繰り出せる
強力な必殺技も装備。
悠長にコマンドを入れてる
余裕なんてないけどナー。



ゲームモードは
1対1で戦う
シングルマッチと
2対2で戦う
チームバトルロイヤルの
2種類があり
チームバトルロイヤルでは
2Pとの協力、対戦の
どちらでも楽しめます。



プロレスゲームらしく
入場シーンも再現!



凶器攻撃も
ありますよ!



プロレスなので
ただ相手の体力を
0にするだけでは
勝利とはならず
フォールorギブアップで
勝敗を決める
必要があります。



試合後には
ご覧のようなデモが。
ストIIのニオイが
プンプンしますね(笑)



主人公格の
アレクセイ・ザラゾフは
ロシア人。
ロシア人のプロレスラーは
あまり思い浮かびませんが
これはおそらく
ザンギエフの影響でしょう。



ライバル格の
ラッキー・コルトは
リュウとケンよろしく
使用する技が
かなり似通っています。
実際のプロレスだったら
さぞや叩かれるでしょうね(笑)



日本出身のレスラー
ミステリアス・ブドーは
明らかにあのレスラーを
モデルとしています。
こういうのでまた
日本が誤解されて
しまうんですよねぇ。



イギリス出身の
タイタン・ザ・グレート。
ちょ・・・
英国式レスリングのファンに
謝罪してほしいレベルです。



メキシコが誇る
ルチャドール
エル・スティンガーは
このゲームで数少ない
設定に無理がない
レスラーの1人。
目立つことが生きがいって
中学生か・・・!



「ファイナルファイト」から
ゲスト参戦している
戦う市長、マイク・ハガー。
このゲームの影響で
「ファイナルファイト2」では
スクリューパイルドライバーが
使用可能になりました。
いっそのこと
ザンギエフを出せば
よかったのではと思ったのは
私だけではないはず・・・!?



オーストラリア出身の
シープ・ザ・ロイヤル。
まんまベ〇ダー。



ドミニカ共和国出身の
ゴメスは完全に
ブランカの使いまわし設定。

メインキャラ8人を
ざっと見渡しても
明らかにキャラクターに
愛を感じられません。
おいおい、このゲームの
キャラクターデザインは
一体、誰なんだと・・・。



は・・・原哲夫
大先生でしたか!
こ・・・これは
失礼致しました!



原哲夫先生のキャラで
バトルロイヤルを楽しめる。
それだけでもう
価値があると言っても
過言ではないでしょう。



シングルマッチモードは
使用キャラ以外の
7人のキャラを倒すと
ボスキャラの
キマラ・ザ・バウンサーと
アストロが出現。



これを退けると・・・



チャンピオンとして
王座を防衛する戦いが
始まります。
そうです、2周目です!(笑)



2周目でまた
アストロを倒すと
ようやくエンディングへ。







伝説の男、
マッスルボマーこと
ヴィクター・オルテガが
宣戦布告。
お楽しみはこれからだ
・・・的なラストが
いかにもプロレスらしくて
素晴らしいじゃないですか!
ちなみにこのオルテガ、
次回作での
ラスボスだそうです。



ただし
チ-ムバトルロイヤル
モードのエンディングは
もうちょっと雑になります(笑)



マッスルボマー
(★は5段階評価)

ストーリー ★★★
伝説のレスラー
ヴィクター・オルテガが
突如姿を消したことから
始まる物語は
王道ながらシンプルで
非常にわかりやすい。
しかしながら
結局その動機も目的も
謎のままなので
ちょっとモヤッとします。

キャラクター  ★★★★★
なぜ主人公キャラが
日本人じゃなくて
プロレス大国でもない
ロシア人なのかとか
納得できない点もありますが
原哲夫先生に
敬意を表して!

操作性  ★★
攻撃ボタンは1つしかなく
相手との距離や
シチュエーションで
変わる為、
狙った技を出すことが
難しいです。
せっかくの必殺技も
掴みモーション中に
入力するのは困難で
こちらも勿体ないですね。

プロレス度  ★★★★
3カウント、場外乱闘、
入場シーン、マイク・・・。
プロレスらしい定番演出は
ほぼ盛り込まれています。
続編の「スーパー~」は
格闘ゲームよりに
なってしまいましたが
こちらはまぎれもなく
プロレスゲームですよ!

大物感  ★★★★★
ストIIで高い評価を得た
全盛期のカプコンが
あの原哲夫先生が
キャラクターをデザインした
プロレスゲームを開発して
アーケードゲーム業界に
殴り込みをかけた
わけですから
それはもう当時は
話題になったわけで。
その戦果はどうだったのか?
聞くだけ野暮ってもんです。

総合評価  ★★★★
ツッコミどころの多い
ゲームではありますが
話題性だったり
ハチャメチャ感だったりは
理屈抜きで面白く
多人数で遊ぶにも
持ってこいだったのでは
ないでしょうか?
・・・私ですか?
私はストIIで
遊んでましたが何か?



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