長いことお付き合いいただいた
ほこワン2014でしたが
ようやく終焉のときを
迎えることとなりました。
たくさんのご声援、ありがとうございました。
以降は恒例の収録裏話です。
ネタバレを含みますので
ダイジェスト動画を見ていない方は
先に動画の方から見てくださいね!
―ほこワン2014大会コンセプト―
今大会のコンセプトは
読者の皆さんと作り上げる大会。
7月に思いつきで書いたこの
第2回ほこワングランプリでしたが
読者の皆さんに背中を押していただき
まさか本当に念願叶って
こうして形にできる日がこようとは
思いもしませんでした。
本当にありがとうございます。
ハードルが高いことは百も承知で
出場レスラーを募集したところ
ブログへのコメントや
XBOX360のメッセージ機能にて
たくさんの反響を頂きました。
これは本当にうれしかったですね。
決勝戦は投稿レスラー同士でというのは
今大会の開催が決まったときから
既に決めていました。
これは投稿者の気持ちを汲んでというよりも
投稿レスラーを軸に
どれだけの物語を作り上げられるのか
私自身が挑戦してみたかったというのが
正直な気持ちです。
無論、主役になる2人だけでなく
他の投稿者にも大会に参加してよかったと
心から思ってもらえるよう
すべての参加者に対して
誠心誠意、愛情を注いだつもりです。
―サプライズ―
これはもう本当に
狙いすぎなくらい狙いました(笑)
Mr.レモ登場、ニックの参戦、
シンとクライムの登場、Mr.しもの初戦敗退、
ほこプロ勢全滅、ぺリグロの正体、
悪役同士による対戦・・・。
挙げたらキリがありません。
今大会では投稿レスラーに
必然的に目が行ってしまうのを利用して
逆にいろいろやってしまおうという
私の遊び心みたいなものです。
楽しんでいただけましたでしょうか?
―出場選手紹介動画―
これはミックの中の人のアイディアでしたが
かなりの反響を頂きました。
また、この動画を見て
ニック・ヴァーチューの参戦を知る
海外の視聴者が多かったことを考えても
本当にやってよかったなと。
―Mr.しも vs ヤスオ―
動画の最初から主人公が負けるという
いわば出オチです(笑)
ヘッドバットでレモに
違いを見せ付けたしもが
ヘッドバットで負けるというのも
面白かったんじゃないかなと。
しもは特に新しいムーブを
見せる必要性を感じなかったので
無難な試合展開になっています(笑)
ヤスオに関しては
少ない時間で魅力を表現できるよう
使用する技を極端に制限しています。
―進藤 vs ダレル―
進藤がかつてのトラウマを乗り越える。
そんな心の成長を見せたくて
こんな展開を用意してみました。
これを見たダレルもまた
プロレスに対する姿勢について
考える機会を得るのですが
準決勝への伏線にもなっています。
ダレルの技は決勝までに
得意パターンを定着させようと考え
ほぼそれだけで構成しています。
―スミス vs ペリグロ―
このマッチメイク、実は深い意味がありまして
ペリグロはその正体をできる限り
隠しておきたい気持ちがありました。
できる限り使用する技は
少なくしておきたいなと。
そこで白羽の矢が立ったのがスミスでした。
事前にブログで
そのキャラクター性について
触れていたスミスならば
視聴者もそのファイトスタイルの変化に
目が行くのではないかなと。
それによってペリグロの
使用する技が少ないことも
うまく誤魔化せるのではないかと
そんな思惑がありました。
結果的にスピアーを出しているので
気づかれた方も多いでしょうけどね(笑)
スミスに関しては
心境の変化を細かい動きから
感じ取ってもらえるとうれしいですね。
―村井戸 vs ニック―
試合展開に関してはシンプルに
ニックの見せ場を再現できればと。
動画、何度も見ました(笑)
村井戸の設定に関しては
日程ギリギリでの思いつきだったので
動画で再現できるのか不安だったのですが
実際に動かしてみると
実に面白いキャラクターでした。
―麗華 vs チャック―
この試合は非常にわかりやすい
勧善懲悪になっています。
作り甲斐のあるシチュエーションでした。
麗華はその魅力が存分に出るよう
使用するムーブには
細心の注意を払いました。
キックのコンビネーションからの
モンキーフリップはお気に入りです。
―シャア vs マーブル―
このマッチメイクもまた
スミス vs ぺリグロ同様
マーブルのラスボス感を隠す為に
注目度の高いシャアをぶつけました。
出オチのシャアは
少しずつチラ見せすることで
出オチ感を煽っています。
1回戦は必殺技1発で決まる
シンプルな試合展開をと思い
必殺技のシャイニングウィザードは
お披露目叶わずでした。
まぁ、Mr.しもは必殺技を出しても
勝てなかったんですけどね・・・。
―橘 vs シン―
ほこプロ2トップの橘と
互角のテクニックを持つシン。
その上、悪いこともするから
タチが悪いというのを
表現する為の試合でした。
クライムの介入がうまく編集できるかどうか
やる前は心配だったのですが
割と違和感なく繋がったと思います。
―クライム vs 須王―
先ほどと同じく
須王と互角のクライム
・・・というのを表現しようと
はじめのうちは考えていたのですが
少し待てよと。
真面目な須王のことですから
もし前の試合の結果を知れば
きっと憤っているに違いないと考え
クライムよりやや須王が
優勢な試合展開に変更しています。
クライムはシンに比べて
やや人を喰ったような性格にと思い
掟破りのレッド・クロスを
使用させました。
須王と橘の敗北は
思ったよりも反響が大きくて驚きましたね。
―ヤスオ vs ダレル―
初戦の進藤戦同様、
ダレルの精神的変化を促す為の
試合展開になっています。
首の負傷を顧みず
特攻戦法に出るヤスオの姿が
哀愁を誘いますね。
首に包帯?コルセット?を
巻いての出場となったヤスオですが
もっとトーナメントの試合数が多ければ
ドンドン重症になっていくなんていう
ギャグ展開も妄想してしまいました。
―ペリグロ vs ニック―
もう1人の主人公、ミックと
特別参戦枠のニックによる試合ですので
非常に高いモチベーションで臨みました。
ニックのムーブは
彼の試合動画の中でも
特徴的なムーブを詰め込みました。
スーパーキックで
ペリグロのマスクが剥がれるシーンは
もうちょっとうまく
編集できればよかったなと反省しています。
結果的に勝利するのはミックですが
あくまでも素顔に驚いたニックの
隙を奪う形での勝利ですので
完全にニックを上回ったという
わけではないんですよね。
そこ、非常に大事です。
―麗華 vs マーブル―
あまりにも大きな対格差を
麗華が足攻めで埋めていくという展開です。
ダッシュから膝を極めるムーブは
見栄えもして気に入っています。
この試合もまた
カードが決まった時点で
マーブルが勝つだろうと思わせることで
マーブルの潜在的な強さに
視聴者の目が行かないように配慮しました。
―シン vs クライム―
たとえ相手が相棒であっても
容赦しない悪の美学。
それを表現する為の試合でした。
それなりの熱さを表現しようと
あれこれ詰め込んでみましたが
いくらなんでも長すぎましたね。
個人的には少し残念な試合になりました。
―ダレル vs ミック―
ペリグロではなくミック。
ココがポイントで
強い方の主人公であるミックに勝つことで
ダレルの大幅な格上げを狙っています。
試合展開に関しては
煽り記事の方でも書いていますが
ミックの方がワンランク上なんですよね。
まぁ、主人公兼ラスボスですし・・・。
ダレルの打撃コンビネーションから
ダウンワードスパイラル狙いを
ミックが上半身の力でダレルを跳ね上げて
アッパーカットを決めるという画を
狙ったムーブがあるのですが
いくらなんでもダレルが
ミックとの距離を開けすぎていて
少し不自然な形になってしまいました。
連打が速ければ
もっと短い距離でも跳ね上げがでるのですが
ミックの中の人、連打が苦手なんです(笑)
―マーブル vs シン―
極悪非道な実力者2人でさえ
真の力を解放したマーブルには適わない。
マーブルをラスボス化する為の試合で
この為にシンとクライムに
色々と悪いことをさせてきたと言っても
過言ではないでしょう。
2人まとめてのチョークスラムや
リング崩壊の雪崩式ブレーンバスターは
条件限定のフィニッシャーですので
もしかすると初見の方も
多かったかもしれません。
いつか動画で使いたいと思っていた
ムーブでした。
―ダレル vs マーブル―
これまでさんざん
介入だのシステムだのを使ってきたので
決勝戦はシンプルな展開を心がけました。
ダレルは準決勝で
丸め込みでミックに勝ったことを
少しだけ悔やんでいます。
そんな思いもあって
決勝戦では巨体を誇るマーブルに対して
真っ向勝負を挑んでいます。
実はダレルが足攻めする画も
作ってみたりしたのですが
どうも心情に合っていない気がしたので
ボツにしました。
試合展開に関しては
いかにダレルが絶望的な状態から
起死回生の一打で光明を見出すかに
重点を置いて作りました。
結果的にそれが
マーブルのマウントパンチ連打と
ダレルのフロントネックロックになるのですが
これはうまくダレルの設定とも
マッチさせることができたのではないかと
自分自身、満足しています。
フィニッシュは210kgのマーブルを
抱え上げてから放つダレルの奥の手
サードディグリー。
「真っ向勝負で完璧に勝つ」
そう決心したダレルらしい
見事な一撃になったと思います。
―もう1つのエンディング―
シンとクライムを
Mr.しもとニックが迎撃するアレです。
期待感を煽っておいて何ですが
やるかどうかは今のところ未定だったりします。
Mr.しももザ・ミックもいない決勝戦は
私が挑戦してみたいことでありながらも
やはりどこか不安も感じていまして
保険の意味合いも兼ねて
この演出を加えさせていただきました。
おいしいところを持っていった?
それはそれですよ。
―全日程を終えて―
楽しみながらやらせていただきましたが
終盤は仕事が忙しくなったこともあり
とにかく疲れきっていました。
無事に終えることができて
ほっとしています。
―スペシャルサンクス―
読者の皆さんから
応援コメントをいただいていなければ
この大会自体、なかったのかもしれません。
参加くださった皆さん、
ご声援をくださった皆さんを
コメント欄の名前にて
掲載させていただきます。
グレート司馬さん
THE☆KRTさん
フェットさん
スパンキーさん
麗さん
Ebiさん
The.DRさん
enter rainさん
デトロイトの帝王さん
Nic Virtueさん
鬼使いさん
本当にありがとうございました。
皆さんのおかげで
最高の思い出が作れました。
―ほこワングランプリ2015―
率直な気持ちを
書かせてもらっていいですか?
これ以上のものができるとは
現時点では到底、思えません。
余程のアイディアが降ってこない限り
やらないと思います。
―今後の展望―
現在、ストーリーを展開中の
初代タイガーマスク戦をお楽しみください。
その後に関してですが
PS3版WWE2K15が
想像以上にアレだったので
XBOX360版WWE2K14を使用して
ストーリーを展開していくことに
なると思います。
やりたい相手はたくさんいるんですけどね。
あー、忘れてました!
XBOX360版のゴールド会員が切れる前に
コレもやっておきたいんですよね。
ゴールド期限切れは11月7日。
それまでに形にできればと思います。
→総括へ
↑バナーをクリックでランクアップ!
ご協力よろしくお願いします。
いかに練りこまれたストーリーを元に
試合を作っていたかが改めて分かり
とても面白かったです。
かなりの労力を必要としたとは思いますが
おかげで、非常に楽しむ事が出来ました!
ありがとうございました。
この企画に参加したおかげで
色々な素晴らしいオリキャラに出会えて
非常に参考になりました!
正直なところ・・・・
このゲームに若干のマンネリを感じてた部分もあったものでいい刺激になりました。
我がキャラに関しては、
2k15が出たら、弟でもブン殴って
またヒールターンでもさせようかとも思っていましたが
せっかく今回設定に関して
しもさんにかなりいい肉付けをしてもらったので
そのままそれを生かしてしばらくやって
いこうかなと思っています。
いや~!それにしても
しもさんはホッとしてるかもしれませんが
終わってしまうのが実に惜しい!!(笑)
魅力的なキャラが多くて
あの人とあの人の対戦も見たい!
っていうのもいっぱいありますよ、実は!
とにかく、お疲れ様でした!
とても楽しかったです!!
喜んでいただけて光栄です。
私もこうしてたくさんの方を巻き込んでの
企画を進めることができたことは
とても貴重な経験になりました。
かなり大変な作業でしたが
これまでにない楽しさ、充実感もあり
満足のいく仕上がりになりました。
慌ただしい日々が終わることに
ほっとしているのも事実ですが
終わってしまった寂しさは
私自身も感じています。
かといって、何か新しいプロジェクトを
進める気持ちがあるかと言いますと
正直なところ、しばらくはちょっと・・・。
今後も私なりに
色々なことに挑戦してみたいと思いますので
温かく見守っていただけると幸いです。
改めて1試合ごとに振り返り、こんなにも緻密に計算された試合だったのだと驚愕しております。
煽りや試合はもちろん、敗者にも実に見事にスポットをあてるところにはたくさんの愛を感じました!
負けて行った選手達の今後が気になってしまうのも
しもさんの手腕によるものですよ~(^-^)
試合動画は選手の心情が伝わってくる素晴らしい出来ですよ。熱い試合、コミカルな試合両方味わえる贅沢な大会でした!
決勝は陰のマーブルがどのように試合をするのか、
試合結果プラスマーブルにどのような救いが訪れるのかを注目して見ていました(^-^)
決勝直前までダレル推しだったのに、マーブルが気になって仕方がなくなった浮気者の私を許してください(*^^*)マーブルの笑顔が見れて本当に良かった!
ダレルの今後も非常に楽しみです!スパンキーさんもダレルのブログやってくれないかな~(*´ω`*)
長々書いてしまいましたが要するに(百田さん風)
最高でした!
コメント、ありがとうございます。
なんだかものすごく褒められて
ムズ痒さも感じてしまいますが
楽しんでいただけたなら何よりです。
マーブルに関しては
笑顔で大会を終えてほしいという
想いが強くありました。
救いのあるラストを用意できてよかったです。
ダレルは・・・私も気になりますね(笑)
今大会で動かしていても
どう転がしても面白い
キャラクターだなと感じました。