井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

札幌からカトマンズまで 2

2006-07-29 21:24:05 | カイラス巡礼・旅行記
 いよいよ飛行機への搭乗が始まったので列に並びます。
飛行機の中にはタイの民族衣装を着たフライトアテンダントの女性がいます。
両手を胸の前で合わせて挨拶をされます。

 窓際の席に座り辺りを見渡すといろいろな国の人がおり
国際線に乗ったということを実感させられます。
この便は、全日空との共同運行をしているようで、
日本人のフライトアテンダントの女性もいるようです。
これを見てちょっと安心しました。
何かあれば日本語で話が出来ると思うと心強いですね。

機内のテレビ画面に現地時間が出ているので時計の針を直しておきます。
こうしておけば、バンコクへ行ってからの時間を正確に知ることが出来るからです。

離陸してしまうと外は真っ暗な闇ですので寝ることにします。
飛行機のエンジンの音が耳について熟睡は出来ないのですが
ウトウトして寝ていました。

 機内がざわつきで目を覚まします。
回りを見ると、どうやら機内食を配っているようです。

国際線の機内食は初めてですのでどんなものが出てくるか
興味を持ってみていると、順番が来て私にもトレイを渡してくれます。

渡されたトレイをみるとなかなかの充実ぶりです。
パンにメインディッシュ、飲み物にフルーツまで、
結構おなかがいっぱいになりました。
これなら、バンコクの空港で朝食を取らなくても大丈夫ですね。

 バンコクへ近づいてきたところで入国審査申請書が配られます。
初めてですので書き方がわかりません。
ドキドキしながら英文を何度も見ていると少しずつ内容が理解できてきます。
何とか書き終えて裏を見るとアンケートみたいなものがあります。

その中にどうやら年収を聞いている欄があります。
どう書けばいいのか分からないので日本人のフライトアテンダントが
来たときに聞いてみます。

すると、「この欄は、個人のプライバシーに関するものですので、
私は記入しません。」と明確に教えてくれます。
それを聞いて安心したので、この欄はチェックしないでおきます。

(後で考えると、私はタイには入国しませんのでこの入国申請書は出す
必要がありませんでした。こんなところが、初めての海外旅行ですね。
でも、次の便でネパールに入国するときには出さなければいけない
申請書ですので、そのための練習と思うことにしました。)


☆☆ トランスファー ☆☆

 バンコクの空港では5時間ほどのトランスファーがあります。
バンコクの空港は免税店の店がたくさんあります。
それらの店をみながら時間をつぶします。
ファーストフードの店の横に待合い用のイスがあるのでそこに座って
通路を通る人を見ていました。

その通路はいろいろな国の人がいろいろな格好をして歩いています。
これを見ているだけで自分が外国に来ているのだという実感が湧いてきます。
でも、日本人の姿はあまり見えなかったですね。

5時間は長いです。
どこかでゆっくりと横になりたかったのですが、
免税店のあるこの場所ではゆっくり出来ません。
この場所より搭乗ゲートを入った搭乗待合所の方がすいているので
搭乗ゲートを入ることにしました。

このゲートを通るときに身体検査があります。
手荷物を検査機会に通し、私は横にある金属探知器を潜ります。
そして、小さな踏み台に上がり両手を上げます。
検査員の女性が両脇から背中を触り[OK!」といいます。
これで検査は終わりです。

搭乗待合所は閑散としています。
ここで、手荷物を枕にゆっくりと横になって寝ます。
横になって目を瞑っているだけなのですが、
それでも疲れが取れるような気がします。