ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

姉の愛唱歌

2019年03月24日 | これもまた摂理
 
年度末・卒業
 春分 3月20日は春分で、3連休の最後の日でしたねのんびりされた方、大移動などで忙しかった方も、おられたことでしょうね。春分は、昼と夜の時間の長さがほぼ同じになり......
 

三月に入ったと思ったら

もう月末の週がやって来ました。

何という速さなのでしょう、

そう感じておられる人は、私の他にも

きっと多いのではないでしょうか?

 

倉敷美観地区の柳の芽が少しづつ

成長し、次第にその黄緑の色が

遠目にもハッキリとして、沢山の細い

枝が垂れた風情が美しい美観地区となりました。

3月の終わりごろは桜の開花宣言があちこちで

報じられる頃ですね。

私も春愁はありますがお花見はしたいと

思っていて、家族や親しい友人と

平成最後の桜を愛でたいなぁ、自然に親しみ

もう少し普段の元気な自分に戻れたらと。。。

そして母や妹たちも深いショックから

早く立ち直れますように。

 

義姉の一生が終わり、祈りの中で葬送を見守り

斎場を後に...とても気が張っていたのでしょう、

夫や娘に付き添われて、昨夕無事に帰宅しました。


“ 明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは ”


【 T姉の愛唱歌 】

讃美歌520番 信頼

 

1.しずけき河のきしべを すぎゆくときにも、

 うきなやみの荒海を わたりゆくおりにも、

(おりかえし)

こころやすし、神によりて安し。

 

2.むらがる仇はたけりて かこめどせむれど、

   いざなうものひしめきて のぞみをくだくとも、

(おりかえしあり)

 

3.うれしや十字架の上に わがつみは死にき

    すくいの道あゆむ身は、 ますらおのごとくに、

(おりかえしあり)

 4.おおぞらは巻きさられて 地はくずるとき、

  つみの子らはさわぐとも、神による御民は、

(おりかえし)

こころやすし、神によりて安し。


因みにT姉の愛唱聖句も式次第にありました。

聖書 ヨハネによる福音書

15章4~13節が掲載されていました。

「わたしはまことのぶどうの木」から1節が始まる

この御言葉は新約聖書の中でも世界的に、

最も有名な箇所の一つです。そして13節は

「友のために自分の命を捨てること、これ以上に

大きな愛はない。」とあります。

 

  

  

 

今日もご覧頂きありがとうございました。

 

 

 

 


春愁...唐突なお別れ

2019年03月20日 | これもまた摂理

追憶をたぐれば軽ろきつくしんぼ   山本博子

 

3月17日の朝、思いもかけない義姉の知らせが

実家の方から入りました。

兄が他界して9年が近いのですが、その妻である

義姉がずっと一人住まいでした。

家の中で倒れそのまま2日間ほど、見付けられることなく、

ご近所さんが電気が点いたままを不審に思われて、

やっと発見されて、救急車で病院のICUへ。

 

意識は戻らぬまま、19日の未明に息を引き取られ

帰らぬ人となられました。

17日からずっとお祈りをして、聖心ならばどうか

義姉が回復できますように...と願いましたが...

意識が戻られたら、沢山のありがとうを伝えたかったです。

 

4歳年上の義姉とは、昨年の11月と12月に

電話でお話をする機会があって、今思うと

せめてもの慰めであり、心の交流を感謝しています。

 

ご大家の一人娘さんとして、何一つ不自由なく

大切に育てられ、若くして何故かクリスチャンに。

カトリック系の女子大を出られた影響もあったのでしょう。

 

「ミコちゃんはオレンジ色の服をよく着てるから、

このスカーフがお似合いかも」と言って、

綺麗な色彩のミックスした素敵なシルクの

スカーフをプレゼントして下さったことがあり、

50年近く経た今も愛用しています。

娘が幼い頃、気持ちがいい^^と言っては

すりすりしていたそのスカーフは

これからも愛用し続けます。

 

まだ、お互いが新婚に近かったころ、

我が家に遊びに来られた時、「キャロットケーキ」を

手土産に下さいました。それは

新品の綺麗な箱に入り、お手製の人参色のパウンドケーキで

とっても美味しく、プロのお味に負けないものでした。

 

私にとって、何でも識って何でも出来られる義姉は、

羨望の的で、神戸の教会では婦人会会長を長年され、

私のように月一の信徒とは、真面目さが月と鼈ほどの

差があるなぁと本当に思います。

足腰が弱ったころ、2年前くらいからは背中がぐっと

曲ったそうで、電話の向こうからか細い声で話されて

心配していました...

 

 

月日は流れ流れて、お別れの日が来てしまいました。。

看護師をしながら、兄を支え二人の子供を立派に育てた

義姉に心から感謝を捧げたいと思います。

 

22日が前夜式、23日が葬儀告別式ですが

寂しさと哀しみは大きなショックとなり、

思いめぐらす追憶が刻々と迫ってくる毎日です。

仕事に追われる息子達はどうも無理なのですが、

23日が会社の休日という娘が運転して

神戸まで連れて行ってくれますので

本当に助かります。T姉さんを慕う方々が各地から

集まり、荘厳なパイプオルガンが流れる中、祈りと

讃美歌と涙のお別れになることでしょう。

 

   

  

 

 

ご覧頂きありがとうございました。 

 


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