なんとなく

日常の思うところを綴っております

最近観た映画の話

2019-01-14 | 日記
灼熱の魂(原題:Incendies)2010年のカナダ映画をなんとか観切りました。

レバノン内戦を背景とした壮絶な悲劇とあって、目を背ける訳にもいかず、映画コメント欄にあったオチも最後まで気にしつつ、そのおかげもあって、やっとのことで観切ったんです。
途中で何度止めようと思ったことか・・・。

主人公の母親は結果として当初の目的を達成したのですが、それが良いのか悪いのかは受け取る人によります。
中途半端なことが全くなく、壮絶な人生を生き切ったと言っても過言ではない、良い結果だったと個人的には思いました。

ところが私はこの母親に突き付けられた結果そのものに疑問を持ってしまったんです。
なぜなら母親なんだから、もっと前に気が付いてもよさそうなものだという単純なことです。
でもそうなっては、この作品のストーリーは成り立たないし、この母親がもっと前に気が付いていたら、私は途中で観ることを止めたでしょう。
この先は観ても意味はないとして。

そんな直感も麻痺させる程度の甚だしい内戦だったのだ、と製作の側を擁護すれば、そういうこともあり得るんだろうなと納得させるまでです。

ところでこの映画の精神的疲労度が後を引いたのか、早速夜の夢に登場してしまいました。

友人と一緒に敵から逃れようと必死で逃げるのですが、敵はかなりの上手で、もう大丈夫と思いきや、いつの間にやら追い詰められ、友人と一緒に最後のあがきで地面に伏せるのですが、上から機関銃掃射を浴びてしまうというものです。

撃たれた後に味方が多数登場してきて、今更来ても遅いよ、な感じでした。

目が覚めてからあの友人は誰だったのか、中東の人だったから、多分映画の何処かに出てきた人を記憶していて、夢に登場させたようで、実際は知らない人でした。

悪夢で目覚めたのが夜中でしたので、再び寝付くのに朝方までかかりました。

殺される夢を調べてみると、自己再生とあり、決して悪い夢ではないとこと。

唯一の救いでした。

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