なんとなく

日常の思うところを綴っております

試験について

2018-02-12 | 日記
すっかり世の中にネットが浸透し、スマホも当たり前の時代となりましたが、受験勉強のアイテムとして活躍するまでにはもう少し時間がかかりそうです。
有名講師の講義動画はいつでもどこでも視聴でき、機能的に優れたスマホを使えば多角的に勉強でき、効率よく勉強がはかどりそうですが、実際はどうなのでしょうか。勉強した痕跡が残らない画面での学習でどれ程の成果が得られるのでしょうか。難関試験を突破した人が使用していたテキストなどは書き込みやら、付箋やメモの貼り付けやらで最早原型を留めていないのですが、その人の苦労と情熱の証が一目で分かりしばらく見ていたいような気持にさせられるのです。
ノート作りに熱中する余り、肝心の理解や暗記が後回しになっては本末転倒でそこがまた試験勉強の悩ましいところでもあります。
勉強熱心な方は周囲にはちらほらおり、何年も何十年も勉強を続けている方がいます。成果主義的な目で見れば結果の出ないことをいつまでやっても意味がないことになるのでしょうが、一つのことに集中して取り組むことで他の誘惑に惑わされることなく、夢を持ち続けて過ごすことができることからすれば責められることではないようにも最近思うのです。
合格後の幸せ感は束の間で、再び自ら目標を見定めて更なる苦難に立ち向かわなければ、迷いの道を彷徨うことになるかもしれないことを考えれば、健全なのかもしれないと考えるからです。

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