なんとなく

日常の思うところを綴っております

推理小説

2015-01-27 | 日記
推理小説の主人公は一体誰?、とふと考えました。

優れた刑事、探偵など事件を解決する人物など挙げられるでしょうが、やはり推理小説の主人公は当該事件の犯人でしょう。

その犯行に至った動機や経緯、犯行後の自己の行いに対する悔悟など、そこは作者が強調したいところではないのでしょうが、そういったところについ同情してしまいます。
なんとか犯行を思いとどまることはできなかったものかと。
罪は私たちより強いものである。
まさにその通りなのかもしれません。

犯罪人の方がこの罪に苦しみ、却って容易に救いに到達する場合があるとも言われます。
人の価値はどのように判断されるのか、人であるわたしたちには計り知れないことです。