造反やら分裂やら、新党結成やら、政治のゆくえが気になる毎日です。
もしかすると、微生物の方が人間よりずっと知的な社会生活を
営んでいるかもしれません。
<微生物政治学> あるいは <微生物社会学>を学びませんか?
【微生物の議会】クオラムセンシング(quorum sensing)とは、
微生物特有の集団行動で、自分と同種の菌の生息密度を感知し、
それに応じて物質の産生をコントロールする機構。
quorumとは議会における定足数(議決に必要な定数)のことを指す。
【麹菌の危機管理】麹菌は普段、隔壁に空いた穴を介して細胞間で
コミュニケーションしているが、溶菌などの危機に際しては、被害
が広がるのを防ぐ防護システムが働くという。
【異種との融和】酵母と乳酸菌は共存し、互いに認識し合い、自分
たちに有利な環境を作り出している。
人間社会を彷彿とさせる微生物のふるまい(現象)と応用展開に
ついて論じたい。
"未来へのバイオ技術"勉強会
「微生物コミュニケーション-解明と応用」
日 時:2012年8月7日(火) 14:00~16:50
(終了後、簡単な交流会17:00~18:00)
会 場:(一財)バイオインダストリー協会(JBA)第1会議室
東京都中央区八丁堀2-26-9グランデビル8F
地図 → http://www.jba.or.jp/about/access/index.html
詳細 → http://www.jba.or.jp/top/2012/0807_miraibio_biseibutu.html
「クオラムセンシングによる微生物コミュニケーションの解明と応用」
宇都宮大学大学院 工学研究科 物質環境化学専攻 教授 池田 宰 先生
「"多細胞生物"麹菌の危機管理術~細胞間をつなぐ穴をふさぐメカニズム」
東京大学大学院 農学生命科学研究科
応用生命工学専攻 助教 丸山 潤一 先生
「酵母と乳酸菌のコミュニケーション」
関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授 片倉 啓雄 先生
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