茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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千葉県一ノ宮玉前神社

2008年05月02日 | Weblog
こちらの神社は大変歴史が古い神社です。
由緒は、一宮町は房総半島九十九里浜の最南端に位置し、一年を通して寒暑の差が少なく温暖な気候に恵まれた土地で、縄文弥生の頃から人々の営みがあったことが遺跡や貝塚などによって明らかにされています。
 歴史の古いこの一宮町の名称の由来となった玉前神社は上総国にまつられる古社であり、平安時代にまとめられた『※1延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)』では名神大社(みょうじんたいしゃ)としてその名を列せられ、全国でも重きをおくべき神社として古くから朝廷・豪族・幕府の信仰を集め、※2上総国一ノ宮(かずさのくにいちのみや)の格式を保ってまいりました。
 しかしながら永禄年間の大きな戦火にかかり、社殿・宝物・文書の多くを焼失しており、ご創建の由来や年数また名称についてなど明らかにされていませんが、毎年九月十日から十三日に行われるご例祭には少なくとも千二百年の歴史があり、移りゆく時代に少しずつその形を変えながらも、古代からの深い意義を連綿と守り伝えてきたことを何よりの宝物として、この郷の人々と共に大切にしています。
面白いのは、お神楽があることです。
 「上総の裸まつり」「十二社まつり」と称されるこのお祭りは房総半島に多く見られる浜降り神事の代表として広く知られ、壮大な儀礼をひと目見ようと、関東一円から大勢の人々が集います。 当社相伝の神楽面23面を有し、古くから当社神主家の人達によって伝承されていたものが永禄の戦火で途絶えたと思われ、記録では宝永7年(1711年)新たに神楽殿を造り土師流神楽が伝承されたとされています。 
現在は上総神楽保存会が口伝によりその技を継承し、春・秋の祭礼をはじめ年間7度奉納されています。
私も機会をみて訪ねたく思っております。下記が日程です。

〈上総神楽年間予定 )
 1月 1日 新春初祈祷祭 晦日11:30~0:30頃
 4月13日 春季祭 午後1時半より
 7月14日 宮薙祭 午後7時より
 9月10日 鵜羽神社お迎祭 午後2時半より
 9月12日 お漱祭 午後6時半
 9月13日 御例祭  午後1時半
11月 1日 氏子太々祭 時間要問い合わせ

明日から熊野古道へ行ってきます。
ブログは数日お休みします。
皆様も良いゴールデンウィークを!