茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

増上寺カウントダウンそして鐘つき!

2010年12月31日 | Weblog
増上寺カウントダウンのお手伝いに行ってきました。
大勢の方がお参りにお越しでした。
増上寺のカウントダウンは丁度の時間に一斉に風船に願いを込めて話す儀式を行います。
その願い事を用紙をもらいさらに風船をもらえる人は3000人。
かなり早くからお寺に並び列を作ります。
願い事を叶えて貰えるのなら寒いところで並ぶのも・・・と思うのか本当に寒空ずっと並んで時を待って下さる方々が多いです。
ボランティアをする私共は頭が下がります。
私たちは風船を膨らませることが大切な任務です。
それを待つ方々が居てくれると思うと何だか頑張れます。
ただ、こちらも環境問題を考えての風船ですから寒いと講堂で膨らませるので大変なんですよ。
でもみんなが待っててくれるのなら頑張る!そんな気持ちで膨らませています。

そして風船を渡しながら「よいお年を!」と声をかけていると、ほとんどのお客様は「有難う!」といって下さるのが嬉しいですね。
ブランティア最後は鐘つきです。人数が多い為に大勢でつきます。
夜空にたち響く鐘の音は本当に気持ちのよいものです。
寒い空だけに響き渡りがすんでいます。
2011年のはじまりです!
そんな気分で大みそかをいつもながらに過ごせました。
今年一年お世話になりました。
来年のどうぞ宜しくお願いします。

もちつき

2010年12月28日 | Weblog
今月のテーマでもあった「もちつき」
江戸時代は大変に盛んだったようです。
調べてみたらこんなこともわかりました!

餅って・・・「モチ」は民俗学でいうハレの日(非日常、とくに神祭など祝いの日)の食べ物で、稲作農耕の食文化の一つとして伝えられました。
餅の語源・・・①古くは粘りのある飯という意味で「モチヒ」又は「モチイヒ」と呼んでいたことからきたという説。②腹にもたれるという意味の持飯(餅いい)③携帯に便利であるから持飯。
 その餅を神祭や通過儀礼の食品としたのは稲霊信仰によるもので、餅を食べることで神の霊力を体内に迎え、生命力の再生と補強を願ったといいます。
また、年間で最も重要な神祭のお正月を年玉(年魂)といい、昔は家族やゆかりの人に餅を配る風習が各地にあり、戦後の食糧難時代にも搗きたての餅を近所に配り歩く家庭が少なくありませんでした。
餅の歴史・・・餅が古くから神妙な食べ物であることを物語る伝説の一つに、奈良時代に編纂された『豊後国風土記』(713年)という故郷の起こりを書いた本があります。
豊後の国(現在の大分県)の球珠速水(くすはやみ)の郡(こおり)の田野(たの)に住んでいた人達は水田を作って稲作を行っていました。余った米で大きな餅を作ってそれを的にして矢で射ると、その餅は白い鳥になって飛んでいってしまった。その後、家は衰え、水田は荒れ果てた野になってしまったというお話です。
餅はおそらく白くて丸く大きな平たいものだったのでしょう。
白い餅は縁起のよい白鳥に連想されていて、神秘な霊を宿すものと考えられていました。そのため、粗末に扱うことのないようにという意味が込められていたのでしょう。
伝説の餅が稲の神様である稲霊(いなだま)を象徴していたように、日本では餅は単なるおいしい食べ物ではなく、神が宿る特別な存在として敬(うやま)われてきました。
餅を食べると力がつき、新しく生命を再生させる霊力(れいりょく)があると信じられ、ハレの日(お祝いのある特別な日)に餅を食べる習慣が広がったのです。
杵と臼・・・その餅を調製する用具である臼と杵は神聖なもので、ある種の呪力をもつものと考えていました。
したがって、臼や杵には多くの俗信や儀礼をともなっています。
一般に農家では土間の大黒柱のそばにおいて大切に扱い、家を新築したときはまず臼を運び込む。また火事にあったときなどは、いちばん先に臼を運び出した。
賃餅・・・賃銭をとって餅をつくこと。
ひき餅・・・賃餅の一。数人が一組みになり、餅つきの道具を持ち歩き、注文のある家に行って餅をつくこと。  餅のこと調べたらとっても奥が深く歴史を感じました!


茶室にGO! 無事に終了

2010年12月26日 | Weblog
今月は52名の方がお越し下さりました。
有難うございました。
テーマは「餅搗き」。
俵の縁起など皆様とお話できて嬉しかったです。
一番印象に残っているのは、ケンタッキー州からお越しのご夫妻でした。
旦那様は抹茶が苦く大変そうでしたが奥様は苦さもへっちゃらよというくらい「美味しいわ!」とおっしゃって下さいました。
なんとまぁ~素敵なご夫婦でしょう。奥様素敵という感じでした。

今回お迎えす湯私どもも頑張りました。
はじめて月例デビューの女の子がいたり、また久々に手伝いという人間も登場でどたばたでした。
お客様にはご迷惑をお掛けしてしまったように感じます。
そんな中でも何とか無事に終了しましたことは皆様のおかげでございます。
有難うございました。

そして2010年の一年間12回無事に茶室を開けることが出来たのもお寺を始めてお客様のお力とお心で繋げられたことと思っております。
心から感謝申し上げます。

来年は1月10日に開催そして一年の幕開けといたします。
どうぞ来年も温かく見守って下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
茶雅馬メンバーひよこですが一歩一歩着実に前に向かって歩んで行けますよう頑張ります。
ぜひお時間がございましたら貞恭庵へお越し下さいませ。
お待ちしております。

メリークリスマス!

2010年12月24日 | Weblog
なのに今日は大変な一日です。
渋滞の中荷物を貞恭庵に運び夢だけを求めてこれまた列に並び宝くじを求め・・・そして茶雅馬便を書くはめに。
なんてついていない。
クリスマスなのに・・・。
明日は貞恭庵のお掃除かつ準備です。
クリスマスなのに・・・。
そして26日には月例です。
寒いそうです・・・。
でも行きますよ!と言って下さる連絡が入ると元気がでて嬉しくなります。
なので茶雅馬便を一生懸命書きました。
初めてではないでしょうか?
前日には出来上がっているだなんて・・・。
それもクリスマスなのに遊びにも行かず家でパソコンに向かっているだなんて・・・。
がっかりですが仕方ありません。
悔しいから楽しく元気に茶雅馬便書きました。
久しぶりの満足度です。
やればできるじゃない!なんちゃって!!
準備がよいとなんかしら忘れ物があるのが私流。
ちょっとぼけぼけだけど慎重に当日を迎えたいと思っています。
それを思っているのも何だか寂しい。
だってクリスマスなのに・・・。
ある人はいいます。
自分は宗教が違うから、クリスマスは関係ない!と。
でもそのひとこそ賑やかしが誰よりも大好きなはずなんですがね?
宗教を越えて楽しいを創りだすことそして和を広げること大切ですよね?
心大きく持たねばと思いました。
そう思ったのもクリスマスの日。
でも私のクリスマスは月例かな?!
無事で終わりますように願わねば!

一番こだわっているのは私かもしれません。

まずは皆様に幸せを!メリークリスマス!


茶雅馬教室「望年会」

2010年12月23日 | Weblog
とうとう当日です!
今日は寛永寺さんに行ってそれからドジョウ屋さんコースです。
はじめて茶雅馬メンバーが企画した会になります。
どんな流れになるのでしょうか?
ちょっと不安ですが、天気にも恵まれた様子ですから楽しみです。
元気に行ってきます!

本当に今日は空が高く気持ちのよい天気でした。
茶雅馬メンバーは着物必須でしたので、上野駅から寛永寺まで着物でかっ歩しました。
よく目立ったようです。恥ずかしいね~!
20名の団体で伺いました。
寛永寺は徳川霊廟を持つお寺さんです。お参りできることを本当に楽しみにしておりました。
念願が叶って嬉しいの一言でした。
根本中堂からはじまり霊廟へそして葵の間へ。
執事の方にお話を伺いながら拝観でき感無量でした。
執事さんのお話がとても楽しかったです。
その後浅草のどじょう屋さんへ行きました。
ちょっと地味ですが、ひよこ達の希望です。
四時半に入ったのに時間が経つのが早いことあっという間に八時半。
長居をしてしまいました。
楽しかったです。
今回の幹事さんは3名でガンぱってくれました。・・・が、ひとりは風邪ひきになってしまい途中参加。も1人はあわや遅刻で・・・。
ということで、幹事リベンジでもう一度幹事役を引き受けなくてはいけなくなりがっかりの様子です。
仕方ありませんね?!
なんて厳しい教室と思いつつ仲間からももう一度コールがかかりリベンジに燃えているようです??
また楽しい企画をして下さい。
切に願い中ら解散しました。

みんなにとって課外授業のお寺さん巡り良い思い出になればいいなと思いつつよい機会を下さった方々に感謝申し上げます。
どうも有難うございました。

冬至

2010年12月22日 | Weblog
今日は冬至です。
たまには呟き出なく真面目に調べごとでも綴ってみようと思いました。

冬至の日にゆず湯に入り、冬至がゆ(小豆がゆ)やカボチャを食べると風邪をひかないと言われています。
これって黄色信仰からだと昔から言われています。
黄色は邪気を払い魔よけ色とされています。
そういえば、その黄色江戸時代は長崎のハイカラ文化からは財運の色といわれ、お節料理も黄色が多く財運アップ色として意味され現代にも黄色ものが多く残っているようです。
私も金運アップには興味ありますから、黄色は好きな色ですね?
貴方様は如何でしょうか?
余談黄色話でした・・・。

古代「冬至」は1年の始まりとされその名残で現在でも冬至は暦の基準となっているようです。
中国や日本で採用されていた太陰太陽暦では、冬至を含む月を11月と定義しているが、19年に1度、冬至の日が11月1日となることがあり、これを朔旦冬至(さくたんとうじ)というようです。
太陰太陽暦では、19年7閏の周期を「章」と称し、古い章から新しい章への切り替えとなる年を新しい章の最初の年という意味で「章首」と呼び、章首の年にはまず前の章の締めくくりに当たる7番目の閏月を迎え、その後に到来するその年の冬至をもって新しい章の開始とされていました。
そして、その章首における冬至の日は必ず朔旦冬至となるように暦法が作られるのが原則とされていたのです。
暦の正確さは、政治が正しく行われていることの証であるとして朔旦冬至は盛大に祝われ、唐風儀式の取り入れに積極的であった桓武天皇の784年に初めて儀式が盛大に行われた記録があるようです。
何はともあれ今日は夜が長いですから早めに家に帰りゆっくりとおやすみくださいませ。
昔の中国ではこの日は家族団らんデーだったようですよ。
夜が長いからですかね?

今日も元気に生きましょう!冬至物語でした。

茶雅馬教室

2010年12月21日 | Weblog
本日貞恭庵にてお稽古あります。
来て下さいね!
お待ちしております。

それにしても「ひよこ先生奮闘記」の本でも書けそうな毎日です!
目うろこのことが多くあって、知るって楽しいですね?
今日も頑張ります。

今日は何と岐阜から知人が突然やってきました。
年一回しかそれも増上寺の除夜の鐘「カウントダウン」のボランティアでしか合わない知人が親切に訪ねて来てくれました。
茶室の準備が出来ていないのでなにもできませんでしたがお話はできて嬉しかったです。
仏さまの御縁?
有難いですね?
今日は良いことがあるかな!!


この一か月電車に乗って動いています。
普段なら車のところ文字通り師走のように走っています。あっ、師の坊様ではないですが電車を乗って都内をぐるぐると動いているんです。
本当に厄介ですね?なんて言っても自分時間でなく電車時間で動かなければならないのは大変なことと理解しました。
目の前で電車が行ってしまって次まで30分だったり車だとすぐのところ電車だと乗換乗換とかあそこに行きたいのに最寄りの駅がないので後は歩きだったりとか?
大変です。
ただ、お陰さまで毎日10000歩以上を歩いています。
今携帯電話に万歩計がついているので分かるんですよね?
だから何が楽しいって携帯万歩計を見て数字が伸びていくのが楽しいんです。
着物で勿論歩いているのですがかっ歩かっ歩と気持ちよく歩くと、いきいき歩数何歩、生き気歩行時間、消費かろえりー、脂肪燃焼量、歩行履歴、歩行距離など数字でわかる為に真剣に手に握って歩くんです。
最初は数字の伸びもあまりなくつまらなくなってスグサマ忘れてしまうのですが、夜になると数字が伸びていて10000歩を越しているとまた数字伸びろと言う気分で手で握って歩いてしまいます。
今本当に楽しくてどこに行くにしても握ってます。
車生活では見向きもしなかった万歩計ですが、今は歩くことが歩数伸びろという感じで万歩計は欠かせませんね!
何がそんなに魅力かってそんだけ歩いているのだということが楽しいですね?
別に消費カロリーだとか燃焼量とかに興味がなく歩数ですね?
だからといって散歩しているわけでもないのですが、わざとうろうろもないですね・・・。
皆さんも万歩計気にしてみると本当に楽しいですよ!
ぜひ万歩計仲間に如何でしょうか?


ミシュラン☆☆「懐石 一文字」 

2010年12月20日 | Weblog
懐石料理一文字さんは今年も☆☆でした。
四年連続で星を獲得されました。
ご主人は嬉しそうです。
お客様もミシュランの本を持参して来られる方も少なくないです。
懐石料理は茶の湯で大切な一部です。
忙しい時に手伝いに参上するのですが、ひと手、ひと動き、おもてなしなど自分の確認勉強になります。
たまに失敗したり「あれ?!」と呟いて「どうしたの?」と心配される時もありますが、お客様の反応が目の前で見れるのは真剣勝負ですが楽しいですね?
失敗も「一座建立」ですかね?なんちゃって!
常に色んな現場で磨いていたいと思いつつ、充電且つパワーアップできる一文字さんが好きです。
☆☆のお料理は本当においしいですよ!人気高いですがぜひ食べて戴きたいですね。
ご主人のお茶から通じる和の心を感じることができるのは何よりも新鮮です。

まずは遅くなりましたが、☆☆獲得おめでとうございます!

茶雅馬教室

2010年12月19日 | Weblog
本日貞恭庵にてお稽古します。
お待ちしております。
どんな一日になるでしょうか?
楽しみですが・・・。

今日は途中に時間が出来てしまい茶室掃除をはじめました。
その中でも特に力を入れて掃除したのは、「火消し坪」です。
随分とたまってしまってとても気になっていたのですが、中々手がつけられなかったので今日こそはと掃除をしてみました。
灰と炭とに分ける為に網で篩いいつぶりだろうか、壺の底を拝見したのは・・・。
気持ちよく奮っていたので顔ががさがさになってしまいましたが、結構楽しかったです。独り暗く篩を陰でガサガサと横に動かす姿は何とも不気味だったと思いますが、まあいいでしょう!という感じに楽しかったです。
一緒にこの感動を味わってもらえないのが残念だと思ってなりませんが、丁度それらの掃除が終わったころいい感じで茶雅馬のひよこ達は登場です。
その上に炭の着きもばっちりで、湯が沸いている景色が悔しいほど美しかったです。
部屋も暖かだし・・・。

図っているように登場する姿に全くもう!って言う感じでした。
まぁその後はしっかり頑張りましたので、丸としましょうかね?
そんなのんびりとした時が流れました。
お疲れ様でした。