緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

勝どき・ザ・タワーの進捗状況 2017年2月2日

2017年02月08日 06時01分00秒 | 再開発・城東


勝どき・ザ・タワー:工事進捗率100% 2017年2月2日
勝どき五丁目地区の住宅密集地帯の中、今まで都営月島団地や官舎などが建っていた区画の再開発計画「勝どき・ザ・タワー」です。再開発によって生まれるのは日本最大級の規模の高層タワーマンションで、地上53階、高さは約179メートルです。総戸数は1420戸で、1棟当たりの戸数ではザ・東京タワーズのミッドタワーに次ぐ国内第2位となります。実施設計・施工は鹿島建設が担当し、竣工予定は2016年12月下旬となっています。販売代理は三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、住商建物と、計5社によるビックプロジェクトとなっています。

プロジェクト概要
1.勝どき5丁目の立地
中央区勝どき5丁目は、直線距離で銀座まで約1.7キロ、東京駅まで約2.6キロの立地です。現在工事が進められている「環状第2号線」が完成すると、中央区と港区が直結します。銀座の繁華街や東京駅周辺のオフィスビル街にも程近く、職住近接の面でも優れた場所です。

2.コミュニケーション・コンセプト
都市再開発によるタワーマンションの販売の際に「他のタワーマンションや地域との差別化」の意味で生み出されるコンセプトとして「TOKYO UNITED」というコミュニケーションワードを設定してあります。また、都心の水辺の潤いと広大な緑地を「水都緑景」という言葉で表しています。
「中央区(銀座を庭とする)」×「港区直結(情報とビジネスの先端)」×「粋都緑景(潤いの都心)」の三つの魅力を前面に出した商品展開が進められています。

3.都市生活と潤いある生活空間としての超高層住宅棟
世界初の採用となる、3つの棟を組み合わせる「VDコアフレーム工法」により、強固で優美なトライスター型タワーを実現します。街に溶け込み、水辺の景観に生えるホワイトを基調とした、美しい存在感を放つ都心の新しいシンボルを目指した複合大規模タワーレジデンスです。



「勝どきザ・タワー」物件概要
所在地 東京都中央区勝どき5丁目1400番(地番)
計画名 「勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業」
用途地域・地区 第一種居住地域(地区計画区域内)、都市計画区域内(市街化区域)、防災地域
交通 都営大江戸線「勝どき」駅徒歩6分
総戸数 1420戸(事業協力者住戸102戸含む)他に店舗等(区画数未定)・公益施設
敷地面積 1087809㎡
建築面積 591590㎡
構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
規模 地上53階、地下2階塔屋1階建
高さ 178メートル
建築確認番号 第BCJ13本建確063号(平成25年7月23日付)
売主
鹿島建設(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)、
住友商事(株)、野村不動産(株)
販売代理 三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)、住商建物(株)
実施設計 鹿島建設(株)
施工 鹿島建設(株)
建物竣工予定時期 平成28年12月下旬
入居予定時期 平成29年3月下旬
販売予定時期 平成26年5月上旬

プレスリリース:住友不動産株式会社発表の報道資料 2013年3月17日
「勝どき ザ・タワー」マンションギャラリー グランドオープン
プレスリリース:住友不動産株式会社発表の報道資料 別紙 2013年9月19日
国内最大級、全1420邸、地上53階建て KACHIDOKI THE TOWER始動
フォトリリース:時事ドットコムの新築マンションニュース
KACHIDOKI THE TOWER



隅田川の最下流部に架設されている「勝鬨橋」から撮影した、「勝どき・ザ・タワー」の高層タワーマンションです。勝どき五丁目地区内の中低層アパート群の住宅密集地帯の中にそびえ立っています。




北西側から、勝どき五丁目地区内から「勝どき・ザ・タワー」の高層タワーマンションの全景を撮影しました。地上53階・地下2階建て、高さ178メートルの規模となっています。




勝どき・ザ・タワーの敷地東側を通っている「清澄通り」前にやってきました。清澄通りの前には、広大な遊歩道と一体化された広場が整備されていました。高層タワーマンションの周囲を一周していきます。




勝どき・ザ・タワーの敷地北側を通っている歩道の全景を撮影しました。すぐそばには、環状第2号線の「勝どき陸橋」が通っています。2017年2月現在、環状第2号線の湾岸区間は未開通の状態が続いています。




北側から、清澄通り前の広大な広場を撮影しました。気温7度以下の真冬日だったので、広場内は人の姿は全くありませんでした。




高層タワーマンションの建物の敷地北側前を通り抜けていきます。




同じ場所から振り返って、東側一帯(勝どき二丁目地区方面)を見渡して撮影しました。清澄通りを挟んだ向かいには「ザ・トーキョータワーズ」の高層タワーマンション群の敷地が広がっています。




高層タワーマンションの建物の敷地北側には、このような屋根が付いたスペースが整備されていました。自転車の駐車スペースには見えないし、これは一体どんな機能があるのでしょうか。




勝どき・ザ・タワーの敷地の北東角前にやってきました。この場所には、ベンチや木々などが整備された緑地帯が整備されていました。一日を通して、この場所は太陽の光が当たらない時間が多そうですね。




北西側から、勝どき・ザ・タワーの高層タワーマンションの低層階部分を撮影しました。




勝どき・ザ・タワーの敷地西側を通っている道路を、南側へ向かって歩いていきます。この道路の車道や歩道部分も、再開発工事に伴って新しく整備されなおされています。




南西側から、勝どき・ザ・タワーの高層タワーマンションの低層階部分を撮影しました。




敷地の南西角にも、緑地スペースが整備されていました。




勝どき・ザ・タワーの敷地南側を通っている道路を歩いていきます。




正面玄関の周囲には、引っ越し業者のトラックが何台も駐車していました。本来は2017年3月から居住者の入居作業が始まる予定だったのですが、1月から前倒しして入居作業が始まっています。




勝どき・ザ・タワーの低層階部分に入っている商業施設の店舗群の案内板を撮影しました。




広大な歩道を東側へ向かって歩いていくと、前方に清澄通りの「豊海幼小入口交差点」が見えて来ました。




「豊海幼小入口交差点」前から、勝どき・ザ・タワーの低層階部分を撮影しました。この場所に建っていた薬局の建物も、低層階部分内に入居しているようでした。




清澄通り内では、現在も道路工事が続けられていました。




南東側から「豊海幼小入口交差点」の全景を撮影しました。




南東側から、低層階部分を撮影しました。




勝どき・ザ・タワーの敷地東側を通っている「清澄通り」です。この清澄通りを500メートルほど北側へ向かうと、最寄駅の都営地下鉄大江戸線の勝どき駅前に出ることができます。




清澄通り内の「新島橋」の北岸部前から、勝どき・ザ・タワーの高層タワーマンションの全景を撮影しました。




新月島運河に架橋されている「新島橋」の道路橋梁ですが、現在も架け替え工事が行われています。




日本最大級の戸数を誇る勝どき・ザ・タワーですが、ついに完成しました。約3年間進捗状況を追い続けて来ましたが、今回の記事で終わりにしたいと思います。




「勝どき・ザ・タワー」の再開発工事現場の地図です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

環状第2号線 築地大橋の進捗状況 2017年2月2日

2017年02月08日 06時00分00秒 | インフラ整備・道路


環状第2号線 築地大橋:工事進捗率100% 2017年2月2日
東京都江東区有明2丁目から港区新橋、新宿区四谷を経由し千代田区神田佐久間町1丁目に至る都市計画道路「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」の事業区間の中の一つである「隅田川橋梁(仮称)」です。江東区豊洲から港区新橋までの事業区間の中で、隅田川を渡る部分にこの新しい道路橋が建設されています。今まで東京東部を流れている隅田川の最下流部に架橋されている橋は勝鬨橋だったのですが、この隅田川橋梁(仮称)が完成すると、その記録が塗り替えられることになります。

環状第2号線の西側半分は「外濠通り」として既に供用中であり、虎ノ門~新橋間の地上区間は「新虎通り」として2014年3月末に開通しました。現在は新橋~有明間で事業が進められています。中央区築地から虎ノ門までの地下トンネルの名称は「築地虎ノ門トンネル」となっていて、こちらも地上区間と同時期に開通しています。



環状第2号線の巨大事業の中で、現在は新橋から勝どき地区や晴海地区、豊洲地区を経由して湾岸の有明地区へ向かうルートの工事が行われています。前述の通り、虎ノ門~新橋間は2014年3月末に「新虎通り」「築地虎ノ門トンネル」として一部区間が開通しています。環状第2号線のルート上には隅田川、朝潮運河、豊洲運河の水面を橋梁で渡る必要があり、その3つの中の一つが今回の記事の「隅田川橋梁(仮称)」となります。2014年9月末、東京都によってこの橋の正式名称が「築地大橋」に決定しました。

上記の地図を眺めてもらうと、環状第2号線は一つ北側を通っている「晴海通り」と並行するルートとなっています。この晴海通りは近年になって交通渋滞がひどくなっていて、この晴海通りの混雑緩和機能が期待されます。

「隅田川橋梁(仮称)→築地大橋」設計諸元と概要
路線名 環状第2号線
事業年度 平成19年度~26年度
橋長 245m
支間長 49.85m+145m+49.85m
総幅員 32.3~48m
有効幅員 歩道4m、車道10.25m×2、歩道4m
道路規格 第4種第1級
設計速度 本線60km/h、ランプ部40km/h
縦断勾配 4%
横断勾配 車道部2%、歩道部1%
構造形式 上部工 鋼3径間連続中路式アーチ橋
       下部工 A1橋台 逆T式、橋脚 壁式、A2橋台 壁式
       基礎工 A1橋台 鋼管杭、橋脚 鋼殻ケーソン、A2橋台 場所打ち杭
舗装 車道 アスファルト舗装(t=80mm)、歩道 石材舗装(t=30mm)

プレスリリース:東京都建設局発表の報道資料 2014年9月30日
環状第2号線 隅田川橋りょう(仮称)名称決定!! 『築地大橋』
ニュースリリース:ケンプラッツの特集 2014年5月9日
五輪の大動脈、隅田川河口にアーチ橋を一括架設 隅田川橋りょう工事



隅田川の最下流部に架橋されている「勝鬨橋」の左岸側から撮影した、環状第2号線の「築地大橋」の道路橋梁です。本来は、豊洲新市場が開場する予定だった2016年11月7日以降の、12月中に暫定開通する予定だったのですが、現在も未開通の状態です。




2017年2月現在も、先が見えない状態が続いている築地市場の豊洲移転問題。築地市場の移転の目途が立たない限り、築地市場の跡地内を通ることになる環状第2号線の開通はあり得ません。




勝鬨橋の中央部から、築地大橋の道路橋梁を撮影しました。




同じ場所から、道路橋梁をズームで撮影しました。




隅田川の左岸遊歩道を歩いて築地大橋の道路橋梁前へ向かいます。遊歩道内は「隅田川(佃大橋上下流)左岸防潮堤耐震補強工事」が行われているので、勝どき三丁目地区内の市街地の中を迂回していきます。




「橋梁長寿命化工事」が現在実施されている勝鬨橋の道路橋梁の全景を撮影しました。工期は2017年3月29日までとなっていて、後2カ月ほどで完成することになります。




北東側から、築地大橋の道路橋梁の全景を撮影しました。本来ならば去年12月の時点で暫定開業しているはずですが、ひっそりと静まり返っていました。




左岸部分をズームで撮影しました。背後には、浜離宮恩賜庭園の緑地帯やニューピア竹芝の高層ビル群が広がっているのが見えます。




右岸側の築地市場の敷地部分を見渡して撮影しました。築地市場の移転後に、跡地内にトンネルを含む道路部分を新設する計画となっています。それが間に合わなければ、カーブ区間のある迂回道路を暫定的に整備する計画もあります。




新月島運河に架橋されている「浜前橋」を渡り、勝どき五丁目地区内にやってきました。左岸側から、築地大橋の道路橋梁の全景を撮影しました。




既に開通できる状態になっているのですが、2017年の正月を挟んで約2カ月ほど放置されている状態が続いています。環状第2号線と平行して走る晴海通りは、慢性的な交通渋滞となっています。




勝どき五丁目地区内の「勝どきポンプ場」の敷地前にやってきました。勝どき五丁目地区内から、築地大橋の道路橋梁に上がることができる階段とスロープ施設を撮影しました。




南東側から、上記の階段とスロープ施設の全景を撮影しました。




今回の記事を持ちまして、築地大橋の進捗状況の記事は打ち切りとさせていただきます。おそらく数年後には開通した際に、記事を作ってみたいと思います。築地大橋から眺める広大な東京港の風景、楽しみにしています。




隅田川橋梁(仮称)、正式名称「築地大橋」の地図です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする