新豊洲駅前から南側へ向かって伸びている「有明通り」を散策していきます。東雲(しののめ)運河に架橋されている「木遣り橋(きやりばし)」を渡って行きます。
首都高速10号晴海線の豊洲出入口のインターチェンジと一体化されている木遣り橋上では、首都高速道路の延伸工事が行われていて、橋桁の架橋工事が実施されています。
木遣り橋の歩道から上を見上げてみると、2本ある豊洲出入口のアプローチ道路の間部分に、真新しい道路橋桁が架設されているのが見えました。
木遣り橋上から「東雲運河(東方向)」を見渡して撮影しました。1990年代後半までこの場所は、有明貯木場や東京電力発電所や東京ガスの埠頭などが集まっていた場所でした。
東雲運河内に整備されている水上緑地帯を撮影しました。奥には、江東区の東雲地区内の高層タワーマンション群が広がっているのが見えます。
木遣り橋の北西側(豊洲六丁目地区)の一角は、現在は三井不動産、三菱地所、住友不動産などが開発している「東京ワンダフルプロジェクト」の高層タワーマンション群が整備されています。
「東京ワンダフルプロジェクト」の中の中核的存在である「スカイズタワー&ガーデン」の高層タワーマンションです。地上44階・地下2階建て、高さ148.9メートルの規模であり、総戸数1110戸となっています。
以前のこの場所は1990年代後半まで、東京電力の「新東京火力発電所」の建物群が広がっていました。火力発電所は2000年に廃止されて建物は解体され、その後約10年ほど更地状態で放置されていました。
2000年代後半になって、ようやく「東京ワンダフルプロジェクト」の再開発計画が始まった経緯があります。奥に見えるのは完成間近の「ベイズタワー&ガーデン」の高層タワーマンションです。
南西側から撮影したスカイズタワー&ガーデンの高層タワーマンションの全景です。この巨大な高層タワーマンションの出現によって、今まで見向きもされてこなかった豊洲六丁目地区の雰囲気が変わりつつありますね。
東雲運河の水面の中に整備されている水上緑地帯を見下ろしながら、散策を続けていきます。
木遣り橋上では、架設工事中の首都高橋桁が仮橋脚で支えられていました。
東雲運河の南岸側、江東区の「有明一丁目地区」の埋め立て地内を見渡して撮影しました。現在は荒れ地状態ですが、4年後のオリンピックの競技会場になるかもしれません。
高層タワーマンション群や豊洲市場の整備工事などで変貌しつつあるここ湾岸地区ですが、現在も至る場所で東京港の倉庫群などが残されていたりします。
南東側から木遣り橋の道路橋梁の全景を撮影しました。