キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

令和元年12月30日

2019-12-30 10:43:57 | 季節
       

        ことごとに人待つ心寒椿         中村汀女

       ぽつんと赤い椿が咲いていました。年末年始に一人とか、

       夫婦だけとか言うのは、なんだか侘しいものです。幸い

       孫たちが来てくれるようですが。

          

       

       

       館山で洋菓子店を営んでいる、わが娘のパティシエの師

       匠から、一足遅れながら、クッキーのクリスマスツリー

       とシュトーレンが届きました。温かい心が伝わります。

       

       娘の作ったトライフル。毎年年に一度だけ年末に会う

       友人の家に持って行き、大好評でした。今年も無事に
 
       会えて何より。さて来年はどうかしら?

       

        冬の薔薇いよいよ年の空深く       高澤良一    
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レインボーカラーの花束

2019-12-23 10:52:29 | 季節の花々
          

          孫たちからお誕生日に超カラフルな花束をもらいました。玄関先が

          にぎやかです。

          

          

            

          クリスマスとお正月に向けて、葉ボタンなど買い込んだので、

          家じゅうとても華やかです。ピンクの花はプリンセチアとい

          うそうです。プリンセスのようにかわいいポインセチアとい

          う名前のようです。ポインセチアより長持ちするとか。

          

          絵画教室で作ったコラージュも部屋に飾りました。

          

          いただいたロクシタンのハンドクリームもとてもかわいいクリ

          スマス風のお家のパッケージ入りです。一気にクリスマス気分
        
          になりました。

            

          お気に入りのウィングフィールドの推理小説「クリスマスのフロ

          スト」を読んでいます。題名からは想像もつかないドタバタミス

          テリーです。下品で汚く、口の悪い出来損ない警部ジャック・フ

          ロストが迷走した末になぜか事件を解決するお話。おすすめです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母のリース

2019-12-16 10:23:53 | 季節
        

        亡き母がデイケアで作ったリースを玄関ドアに掛けました。

        ああ、また今年も最後の月になったと思う瞬間です。

        

        御近所の恒例のイルミネーションがチカチカ煌めき始めました。

        

        

        ロイヤル・コペンハーゲンの来年のイヤープレートは、街の

        窓辺にふっくらした雀がいる図柄です。

        

        クリスマスカラーの木も実がきれいです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人類愛の季節 The season of goodwill

2019-12-07 11:23:13 | 季節
         

         今年ももう12月になりました。英語の講読会で使わせていただ

         いているキリスト教会にも、きれいなリースが飾られています。

         街中がツリーやイルミネーションで輝き、商業主義に踊らされ

         ている感もあります。この季節になると放映される「ホーム・

         アローン」をうんざりするほど見せられるということなんかも

         含めて。でも、ハロウィーンなんかとはちょっと違って、寒い

         中で、みんな、温かいやさしい気持ちになろうよ、仲良くしよ

         うよという空気が流れているような気がするんです。それは、

         クリスマスのおかげなんじゃないかと思います。

           

         そんな季節になると読みたくなる本が何冊かあります。そのうち
       
         の一冊が英国の作家ロバート・ウェストールの「クリスマス・ス

         ピリット」です。「クリスマス・キャット」と「クリスマス・ゴ

         ースト」の2短編からなっています。「クリスマス・キャット」を

         始めて読んだ時、涙が出ました。戦争、不景気、貧乏、失業、病

         気、偏見、そんな中でも、純真な、思いやりのある心を持ち続け

         る子どもたちのお話です。宮崎駿さんはこのウェスト―ルに大き

         な影響を受けたそうです。

         

         もう一冊はフィンランドの作家トペリウスの「星のひとみ」です。

         これはもう児童文学の古典と言ってもよいでしょう。小学生の時、

         「トペリウス童話集」に入っているのを読んだ時から、愛してや

         まないお話です。いろいろなバージョンのものを数冊持っていま

         すが、万沢まき訳、画家のおのちよ絵のやさしい美しい絵本が一

         番好きです。

         

         さらに、今年からもう一冊加わりました。英国の作家M.C.ビートンの
      
         「ハイランド・クリスマスThe Highland Christmas」です。スコットラ

         ンドのハイランドを舞台にした「ヘイミッシュ・マクベス巡査」シリ

         ーズの一冊で、一応ミステリーですが、猫が一匹とクリスマス・ツリ

         ーが盗まれる他は何の事件も起こらない、ほっこりしたハート・ウォ

         ーミングなお話です。来年のクリスマスごろには邦訳が出る予定。そ

         の舞台となる湖と岸辺にたてられた大きなクリスマス・ツリーを想像

         して、コラ-ジュを作ってみました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名残りコスモス

2019-12-01 10:09:14 | 季節の花々
         

          師走になりました。もう今年も最後の月かと思うと、何故か

          焦る気持ち。別に焦る必要などないのですが。チコちゃんじゃ

          ないけれど、一年間ボーッと生きてきたような気がして。一

          輪咲き残ったコスモスのピンクが、そんなことないよと慰め

          てくれているようにやさしい。

            

          なっちゃんと散歩に行くと、地元の氏神様の辺りにも、初冬ら

          しい寒々とした空気が漂っています。

       

         夕闇の中で、3メートルもあるかと思われる丈高い皇帝ダリヤが

         たくさん花をつけていました。つい数週間前に見たときにはまだ

         半分ほどの高さだったのに、いつの間にかぐんぐん伸びて。草目

         なのに、その名のように堂々としていて、寒くなったこの時期に

         咲くのも凛々しい感じがします。

        

       

       

       

         菊や山茶花や、晩秋の花がきれいです。様々な柑橘も枝にたわわに

         なっています。                  
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする