キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

横浜中華街

2013-05-30 17:19:49 | 旅行
            

          何年ぶりかで横浜中華街をぶらつきました。いつ行っても「ここは中国?」と

          思う光景です。中華料理店が大きな通りだけでなく、狭い裏通りにもひしめ

          き合い、何百軒とあリます。とあるお店で食事をしましたが、決めてから行

          かないと、どこにしようか永遠に迷いそう。

            

             名前を知っている有名なお店もたくさんありますが。

            

              まずは、関帝廟にお参り。

            

           台灣の九龍寺を思い出すきらびやかさですが、人出の割にあの喧騒とエ

           ネルギーはありません。台灣のような信仰の場ではないからでしょうね。

           国民性の違いもあるのかも。

          

           休憩所も中国風。お店の従業員の人など、実際に中国の人が多いらしく

           中国語が飛び交っていました。

           

           

           おみやげ屋さんは修学旅行生でごった返していました。この建物の2階

           のおやつファクトリーにベビースターランドというのがあって、ベビース

           ターラーメンを作る工程が見られ、食べることもできて、大人気です。

           

           私も買いました、中華まんのストラップ。

           

           車を停めた駐車場も中華風の門構えでした。中国より中国的? 楽しかった!
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もう、五月にさよなら

2013-05-29 08:40:01 | 季節の花々
           

           「歳をとればとるほど、時間が早く流れる気がする」月並みですが本当にそう

           思います。この間お正月で寒くて震えていたのに、もう早、梅雨入りしようと

           しています。真夏のような日差しにナデシコが鮮やかです。

                

                

           この時期はいろいろな花が咲いています。春先のチューリップや桜

           などの木の花に代わって、スイートピーや、

           

                鉄線や

           

                葵や、

           

                薔薇や、

                

                カラーや、

           

              ドクダミの花もいたるところに。よく見ると可愛い花です。

                

              ヒイラギナンテンの紫の実がなっています。これもよく見るときれい。

           

           
           
                紫陽花もあちこちで咲き始めました。
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浜離宮

2013-05-27 15:32:16 | 旅行
             

             浅草吾妻橋から船で浜離宮に着きました。ここは甲府藩の別邸だったのが、

             甲府藩主の息子が6大将軍家宣になったので、幕府のものになり、その後、

             色々手を加えられて浜御殿と呼ばれていたのが、明治期に宮内庁管轄に

             なり、戦後東京都に下賜されたのだそうです。

             

             アヒルを使ってカモをおびき寄せ、網ですくって取ったという、のどかな

             猟場です。武家なのに鉄砲も使わなかったのかなんて思いますが、太

             平の時代の遊びだったのでしょうね。

             

             庭園の真ん中にある中島のお茶屋。徳川慶喜がここでビスケットを

             召し上がるのを好まれたとか。後ろの高層ビルと強烈なコントラス

             トをなしています。ビル群がなかった頃は、庭園のあちこちから富士

             山や房総半島が見渡せたそうです。お茶屋のベランダには外国人

             客が群れをなしていました。

             

             「東京湾から海水を取り入れ潮の干満で景色の変化を楽しむ、潮入

             りの回遊式築山泉水庭」だそうで、塩の満引きで水が海の方へ、また

             反対へと移動を繰り返していました。潮が満ちて入ってくることから

             金運のパワースポットになっているそうです。

             

             都心にある美しい庭園として、結婚式の写真撮影の場所にはもってこい。

             この日も二組のカップルを見ました。今風で、とても背の高い堂々とした

             花嫁姿のお嬢さん。

             

            離宮の対岸は現代の東京。東京のど真ん中で昔と今を味わえる所です。
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隅田川

2013-05-25 11:21:00 | 旅行
           

           「春のうららの隅田川」と言うには、真夏のように暑い五月晴れの一日、吾妻

           橋の浅草乗船場から浜離宮まで、船に乗りました。乗船場は観光客や修学旅

           行生でいっぱい!女子高生たちが、松本零士さんデザインの新型遊覧船ヒミ

           コ(またはもっと新しいホタルナかもしれない)を眺めています。スカート、短い

           ですね。写っていませんが、この後ろに男性アマチュア・カメラマンたちが群

           がっていました。

           

           乗船場の向こう岸の景色。なかなか面白い光景です。アサヒビールのジョッキ

           型ビルと横の炎のモニュメント。このモニュメント、ほんとは縦に置くはずだっ

           たそうです。そのため炎とは思われず、その色と形からウンチなんて言われて

           いますが。これに去年からはスカイツリーが加わって素敵な景色になりました。

           

           浅草から築地の方へ隅田川を下りながら振り返ると、スカイツリーがくっきり。

           隅田川は高度成長期に大層汚れてしまって、とても舟遊びなど出来る環境じ

           ゃなかったのをここまで戻したのだそうです。ご苦労があったのでのでしょうね。

           水清くというところまでは行きませんが。ベネチアの運河と変わらないくらい

           に見えます。

               

           両岸には超高層のビルが立ち並びます。ここまでビルだらけだとは。

           もう少し昔の町の名残をとどめているのかと、思っていました。

           
           

           駒形橋、蔵前橋、永代橋、佃大橋など江戸情緒あふれる名前の橋々の下

           を通りぬけ、今は開かない勝どき橋を抜けると、浜離宮に到着しました。

           

           船でお出ましの将軍様は、この船着場から離宮へ上がられたのだそうです。

           昔はりっぱなご門があったとか。その昔なら、船着場を見下ろしてこんな

           所へ立っていたら打首ものだったでしょうね。というより、浜離宮の中へな

           んか入ることはできませんでした。その意味では良い時代になりました。
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新東名高速 駿河湾沼津SA

2013-05-23 16:01:21 | 旅行
            

         走り心地が良い上に、平日なので混み合っていない新東名高速道路を快適に走り、

            

         駿河湾沼津サービス・エリアで休憩しました。この頃はどこのサービス・エリア

         やパーキング・エリアもきれいでおしゃれになっていますが、そのうちでも、こ

         こは一番人気のSAです。東名高速より山側にある新東名には珍しく海が見

         えるし、何より、駿河湾でとれる魚介などの食べ物が美味しいからでしょう。

            

               建物の横に小高い丘が作られ、木が一本立っていました。

               

         サービス・エリアを出て、高速道路に戻ってからずっと頭の中で、やなせたかし

         さんの詩に木下牧子さんが曲をつけた「さびしいかしの木」が鳴り続けていたの

         ですが、きっとあの丘の上の木を見たからなのでしょう。大好きな歌の一つです。

         一本だけすくっと立っている木は孤高な感じがしますが、この木も、歌の中の

         かしの木のように、お友だちがほしいと思っているようにも見えます。

                山の上のいっぽんの さびしいさびしいかしの木が
                遠くの国へ行きたいと 空ゆく雲にたのんだが
                雲は流れて 消えてしまった

                山の上のいっぽんの さびしいさびしいかしの木が
                私といっしょにくらしてと やさしい風にたのんだが
                風はどこかへ 消えてしまった

                山の上のいっぽんの さびしいさびしいかしの木は
                今ではとても年をとり ほほえみながら立っている
                さびしいことに なれてしまった

                            作詞:やなせたかし 作曲:木下牧子

         さびしいことに慣れてしまったカシの木に共感するのはなぜでしょうか。

         曲のさびしい美しさにもよるのでしょうが、きっと人が心の中に持ってい

         る原風景だからかもしれません。
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いずれアヤメかアカキツバタ

2013-05-23 05:20:09 | 季節の花々
            

            アヤメは漢字だと菖蒲と書きますが、これはショウブとも読みます。

            杜若(カキツバタ)もアヤメとそっくり、アヤメ科アヤメ属の花です。

            ショウブといってもハナショウブのほうですが、この3種類、名前の

            紛らわしさもあって、ほんとに見分けるのが難しいですね。

                

            この黄色いきれいな花は、アヤメかカキツバタ、どれでしょうね?

            

            白いのもあります。いずれにしろ日本に昔からある花々です。

            カキツバタと言うと、先のブログの在原業平の「伊勢物語」が

            思い浮かびます。有名な9段の東下りです。男(業平?)が自

            分を都では用のない者と思い、東の国へ行こうとする。三河の

            八つ橋でカキツバタが咲いているのを見て、

                からごろも
                きつつなれにし
                つましあれば
                はるばるきぬる
                たびをしぞおもふ

            慣れ親しんだ妻を残し、はるばる来たものだなあという歌ですが、

            句の最初の文字に「かきつはた」を読み込んでいます。こういう言

            葉遊び、和歌の特徴ですが、日本人好みなのでしょうね、好きです。

伊勢物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
坂口 由美子
角川学芸出版
            
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和邇下神社

2013-05-21 13:48:45 | 旅行
           

           大和高田の夫の実家から帰る途中、いつもとは違う道を走っていると、何やら

           ら歴史のありそうな古さびた神社に行き当たりました。和邇(わに)下神社。

           

           天理市の櫟本(いちのもと)という所です。木偏に楽とはあまり見かけ

           ない字ですが、イチイ(櫟)の大木が生えていたので付いた名前だとか。

           この木の別名はアララギ。俳句のアララギ派というのは、ここからつけら

           れているのでしょうか。古代からある木で、榊の代用にも使われたとか。

           古代豪族和邇氏の地であったこの辺りには相応しい地名に思われます。

           

           大和平野のこの辺り、柿本人麻呂の墳墓のあるという柿本寺や、

           在原業平が住んでいたらしい、有名な筒井筒の跡がある在原神

           社や、その他ちょっと歩けば萬葉集や古事記にまつわる場所や

           史跡のある、古代史好きにはたまらない宝箱のような地域です。

           

           伊勢物語の色男在原業平が、昔この辺りでガールハントしてたなんて、

           考えるだけでも面白いですね。

           

           和邇(ワニ)というとあの川にいる鰐を連想しますが、発音が同じだけ

           で別に関係はないのでしょう。神社の一隅に、日本書紀に出てくる影

           媛という女性の伝説が書かれていました。「泣きそぽち行くも 影媛

           われ」。後の武烈天皇に求愛されたのをはねつけたので、恋人を殺され

           た影媛が、髪振り乱し裸足で恋人の葬列を追いかけていく様を詠ったも

           のだそうです。哀しくも情熱的な女性の姿が浮かんできます。物部氏の

           姫様だったようですが、影媛という名前もなにやら魅力的ですね。
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富士に笠雲

2013-05-21 06:06:57 | 季節
          

           五月の富士山。いつもながらに優美な姿です。

          

           新東名高速から見た富士山に笠雲がかかっていました。

          

           富士に笠雲がかかると雨になるらしいですね。

          

           それにしても美しい姿です。葛飾北斎やいろいろな人々が様々な

           富士の姿を残していますが、目の当たりにする富士の姿はまた

           格別です。世界遺産もなりましたしね。今日の姿は、帽子をかぶっ

           た優美な貴婦人といった風情でしょうか。
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楽しや五月、草木は萌え2

2013-05-15 15:27:15 | 季節の花々
            

          「楽しや五月、草木は萌え、、、」モーツアルトの『五月の歌』の出だしです。

          この「萌える」って、もともと草木の芽が出るという意味ですね。

          「石走る垂水の上のさわらびの萌え出ずる春になりにけるかも」なんていう

          志貴皇子のすてきな歌があります。

            

          でもこの「萌え」面白い使われ方をすることになりました。ウィキペディアの

          説明によると「愛玩的対象に対して熱烈にのめり込み、恋愛感情や性的欲

          求に似た感情が燃え上がるという意味のスラングから来たもの」だそうです。

            

          元はパソコンの「燃える」の誤変換から発生したらしいとか。それにしても

          なかなか表しにくいオタク的感情にピッタリの言葉ができたものだなあと思

          います。

            

          この時期、私にとっての「萌え」の対象は、五月のそよ風に揺れる可憐な

          花々です。黄色とオレンジ色の色鮮やかなナスタチウムに「萌えー」
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なっちゃん、フローリングの廊下に移動

2013-05-13 16:25:28 | ペット
           

         5月も半ばになって、さすがに日中はかなり気温の高い日が多くなりました。

         毛布の上でぬくぬくして過ごしていたなっちゃんも、

           

                  毛布は敬遠しだして、

           

             お布団の上でも、だらんと長く伸びて寝るようになり、

           

           ついには、ひやっと涼しい板張りの廊下に移動しました。これから毛皮を

           着たなっちゃんには、つらい季節が始まります。

                芸知らず春草に犬はねるのみ          高浜虚子    

           

                      
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