週刊! 朝水日記

-weekly! asami's diary-

457.MOREフリートーク

2017年06月25日 | フリートーク

-Free Talk #92-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 梅雨ですね! 皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 先週になって、沖縄で梅雨明けしたのと同時に、これまで梅雨入りしていなかった北陸、東北地方も梅雨入り。 元々梅雨がない北海道を除き、列島全域が梅雨入りした事になりました。 梅雨入りしたのに雨が降らねー状態が続き、貯水量が心配になってきていただけに、恵みの雨になった地域も多かったようです。 また、この週末から全国的に雨の日が多くなり、やっと梅雨らしい梅雨になりそうです。
 やっぱ、あの梅雨入り宣言は間違いだったみたいですね。 9月に訂正して頂きたいと思う。
 ……が、これまでほとんど雨が降っていなかったためか、いざ雨が降ったらトンデモないコトに……!
 全国各地で記録的な豪雨になり、道路が冠水したり、床下、床上浸水したり、河川の増水のために周辺住民に避難勧告が出た地域も多数出現。 地域によっては、実に36万人(!!)に避難勧告が出たり、土砂崩れで寸断された道路も多数。 和歌山では、累計320mm以上(!?)というとんでもない豪雨(注:平年の梅雨期間に降る合計降雨量に匹敵)になったそうな。
 ただ、今回の大雨は日本海側や山間部ではあまり降らず、太平洋側の平野部が中心だったため、河川の増水も一時的なモノで済み、大きな被害は出なかった模様。
 しかし、それでも交通には影響があり、東海道や山陽などの地域で新幹線が止まった。 特に、山陽新幹線は夜になって大規模な停電が発生。 復旧までに実に5時間(!)もかかり、8万9000人の足に影響が出た。 乗客が高架上の列車内に閉じ込められ、車中泊を強いられた乗客も多数いたようだ。
 この停電は、新幹線の車体にパンタクラフを通して送電するトロリ線に、推定2万5000Vもの過電流が流れた事で、回線がショートしたのが原因。 この過電流のため、新幹線に車両に直系1~3cmの穴が開いた(注:カミナリに撃たれたようなモノ)そうな。
 過電流が流れた原因は、現在も調査中で正直原因不明という事だが、大雨が何かしら影響している事は確かなようだ。
 先にも記したように、今週から全国的に雨の日が多くなりそうだが、降らないと猛暑。 降れば豪雨というゼロか10の両極端な天気が続くという予想もあり、今後も豪雨には注意が必要。 今度の週末には、海開きになる海水浴場も多いかと思うが、外出の際はくれぐれも、急激な天候の変化にご注意をッ!!


 さて、先週金曜日は、全国的に注目されている東京都議会選挙がいよいよ告示日を迎え、来週末の投票日まで、9日間に渡る選挙戦がついにスタートした。
 本来は、ただの地方議会選挙の一つなのだが、日本の首都が舞台の上、豊洲問題や東京オリンピックの費用問題など、全国的な関心度が高い問題が争点になっているだけに、都民だけでなく、全国的な注目度が極めて高い選挙になっている。
 元々、都政は国政にも少なからず影響があり、今回は特に国政与党の自民党が、都議会でも与党体制を維持出来るかどうか? あるいは、小池都知事率いる新党、都民ファーストの会がどこまで議席数を伸ばすかにも注目が集まっている。
 実際、各政党も初日から代表が応援演説に駆けつけ、国政選挙並の総力戦を繰り広げている。
 そして、その都議選直前に、都議選の行方を左右する小池都知事の“決断”が発表された。
 豊洲移転問題で、これまで先送りにされてきた方針がついに決定! なんと、豊洲&築地併用案という折衷案! 豊洲に移転し、築地は一旦取り壊してオリンピックの駐車場などに活用。 オリンピック終了後に再整備し、市場機能を備えた“食のワンダーランド”にする、というモノ。
 え~~~? マジでぇ~~~?(´・ω・`)
 ムリッしょ。 いくらなんでも、豊洲と築地の両方を維持するとか。 とてもじゃないけど財政が成り立たない。
 前回も記した通り、築地を再整備して賃貸収入を得るにしても、維持経費が掛かり過ぎてギリギリ黒字になるかどうか程度しか稼げないと思う。
 そうなると、未だに未払いになっている豊洲の建設費用が返済し切れず、破綻するのは時間の問題でしかない。
 実際、小池都知事と面談した市場関係者からも、併用案は望んでいないという声が多く聞かれた。
 結局、この折衷案は豊洲移転派、反対派の両方に良い顔をしておいて、両派の票を得ようという選挙対策としての折衷案でしかない。
 実際、具体的な計画や財政案は一切示されず、今回の“決断”は飽くまでも方針で、具体策は選挙後に、というハナシなので、選挙後にひっくり返る可能性が無きにしも非ず。
 また、ひっくり返らないにしても、実際に築地を再整備するのは早くてもオリンピック終了後なので、それまでに豊洲が新市場として定着する可能性もある。(注:築地再整備後に希望すれば築地に戻れるようにすると言っているが、移転費用は業者の自己負担になるため、借金してまで築地に戻るのはムリという業者がほとんど。 一度豊洲に移転したら、築地に戻るのは至難の技)
 まあ、そうなったとしても小池都知事は「ウソは言ってない」と言うだろうが、この折衷案は業者にたいして選択肢を増やしたように見えて、実は選択肢を限定している方針だと筆者は考える。
 また、この折衷案がウラ目に出て、移転派も反対派も票を得られず、“二兎追う者は一兎を得ず”になる可能性もあり、都議選で小池新党が惨敗する可能性も決して少なくない。
 小池都知事にとっても大きな賭けとなる東京都議選は、今度の週末に投票日を迎える。
 その結果は、果たして……!?


 国政がらみでは、加計問題に小さな動きがあったが、進展は特に無し。 野党連合が臨時閣議の招集を要求したが、与党は絶対に応じないし、応じたとしても同じ質問を繰り返す事しか出来ない野党では、与党を追いつめられるだけの質疑が出来ないので、結局は現状維持に終わるだろう。
 以前にも記した通り、この問題はちょっとやり過ぎただけで違法性は全く無いため、与党を責めるには問題の規模が小さ過ぎる。 野党はさっさと諦めて、別の手を考えるべきだと思う。(注:二回生議員のスキャンダルとかね。 詳しくはまた来週?)
 しかし、2ndシーズンは堂々巡りが続いているが、1stシーズンの方は着々と進展しており、森友問題の方で大きな動きがあった。
 大阪地検が、補助金の不正受給疑惑でいよいよ森友学園の家宅捜索に着手! 徹夜の作業で大量の証拠品を押収し、籠池逮捕に向けた最後のツメを進めている。 最早、逮捕は時間の問題になったと言えるだろう。
 ザマーミロである。
 当の籠池は、安倍総理の妻、昭恵婦人(←この字で合ってたっけ?)がオーナーを務める飲食店に現れ、「もらった」と主張する100万円の寄付金を返そうとするなどの奇行で抵抗を続けているようだが、所詮は悪あがきに過ぎない。 籠池逮捕で、この問題は終息するだろう。
 もちろん、この問題の本丸は土地の大幅値引きと、これに安倍政権が関与していたかどうか?という問題であり、これが解決しないと本当の意味でも終結にはならないだろうが、これも以前書いたように、大した問題では無い。 ちょっとやり過ぎただけである。
 そもそも、国民の財産である国有地を不当に安く売った事による背任の罪の問われるのは、籠池ではなく近畿財務局であり、捜査対象が全く異なるため、籠池を逮捕してもこの問題が解決する可能性は全く無い。
 また、最近になって出てきた説によると、この大幅値引きは“値引き”ではなく逆に“ボッタクリ”の可能性があるのだそうな。Σ(゚Д゚;)ナンデスト!?
 どういうコトかと言うと、ご存知のようにあの土地は生活ゴミなどの埋設物が大量にあり、加えて空港が近いため騒音が酷く、これまで買い手がつかなかず全く活用されていなかったという経緯がある。 そのため、土地の価格は正直二束三文なのだそうな。
 このまま売ったとしても、土地をキレイにする責任は国にあり、費用をかけてキレイにすると赤字になってしまうので、売りたくても売れなかった、というのが実際のトコロなのだそうな。
 そこで、土壌汚染対策費を算出し、これをかろうじて上回る金額を周辺地域の路線価(=評価額)を参考に算出。 土壌汚染対策費の分を値引きするという“てい”で売却し、何とかマイナス計算を回避したのだそうな。(注:「1億円あげるからこの土地使って」とはいかないよね?)
 すなわち、評価額から対策費を値引きしたのではなく、対策費に利益分を上乗せした“ボッタクリ価格”で売却したのである!
 コレが本当なのかどうかはまだ分からないが、これはこれで背任とは別の嫌疑がかかりそうだが、近畿財務局的には、値が付かないような土地が赤字無く売れたのだからしてやったりだったのではないだろうか?
 いずれにしても、今回の家宅捜索は飽くまでも籠池の補助金不正受給に対するもので、国有地値引き問題とは実は全く別の問題。 籠池が逮捕されても、値引き問題の方は全く進展しない事だけは確かである。


 この他に、ISが壊滅間近とか、米朝関係の益々の悪化とかあるが、暗いニュースばっかだとアレなので、ココからは明るいニュース2連発。
 まずは、ちょっと遅くなったが上野動物園に待望の赤ちゃんパンダ誕生!
 上野動物園で飼育されているメスのジャイアントパンダ、メスのシンシンとオスのリーリーの交尾が確認された後、妊娠の兆候が見られ、一般公開を中止してから間もなく、赤ちゃんパンダを無事出産。 日本中で久々のパンダフィーバーが巻き起こった。
 知っている人もおおいかと思うが、パンダは元々非常に妊娠し難い生物で、自然交配による妊娠は極めて確率が低く(注:和歌山でも、パンダが複数回出産しているが、ほとんどが人工授精で、自然交配による出産は例が少ない。 中国のパンダ保護施設でも、毎年多くの赤ちゃんパンダが生まれているが、ほとんどが人工授精なんだそうな。 しかも、人工授精で出産した場合、母パンダが育児放棄してしまう例がほとんどなんだそうな)、たとえ妊娠の兆候が見られても、実際には妊娠していない“偽妊娠”という現象もあり、妊娠期間も80日~200日(!)と個体差が極めて激しく、無事に出産しても、パンダは超子育て下手のため、育児放棄したり、寝返りを打った時に赤ちゃんを踏み潰してしまう事も多く、赤ちゃんパンダが無事に成長するには飼育員の手助けが不可欠なのだ。
 しかも、シンシンは過去に出産後に赤ちゃんパンダが突然死(注:確か、ミルクが肺に入った事による気管支炎だったと思う)したり、前記した偽妊娠だったりした事があったため、今回もずいぶん心配された。
 しかし、今回は自然交配でも無事出産し、出産後も赤ちゃんパンダを気遣いながら甲斐甲斐しく育児するシンシンの姿が見られた。 今回は、赤ちゃんパンダも恙なく生長していく事だろう。
 ちなみに、最近になって性別がようやく判明し、メスである事が確認された。
 今後、順調に成長すれば半年程度、すなわち今年の年末か、遅くとも来年の新年早々に赤ちゃんパンダが一般公開される事になるとの事。
 また、名前は一般公募になる事が決定しているが、募集時期や方法などはまだ決まっておらず、決まったら発表するとの事。
 どんな名前になるのか、今から楽しみである。
 トコロで、パンダは現在、原産国の中国でも希少種で、世界で1500頭程度しかおらず、絶滅危惧種にしていされており、加えてワシントン条約で売買や輸出入が禁止されているため、現在世界中で生存しているパンダは全て、中国国籍で、繁殖のための共同研究という名目で中国から貸し出されているだけだったりする。
 そのため、パンダは中国にとって貴重な外交手段の一つになっており、アメリカや日本はもちろん、東南アジア各国でも、国交樹立やFTA=自由貿易協定締結の記念としてパンダが贈られているのだそうな。
 そして、これは中国にとって重要な外貨獲得手段にもなっていたりする。
 パンダを贈られていると言っても、無償貸与ではなく有償貸与。 しかも、1頭当たり年間5000万円以上(!) 赤ちゃんが生まれた場合、1頭当たり6700万円(!!)。 命名権は、生まれた国にあるが、1年間の期限付きで年間65万円。(!?) 無期限の命名権は500万円。(!) パンダは笹を食べる事だけに特化した動物のため、エサになる笹を買う必要があるが、食べる量がハンパ無いため、1頭当りのエサ代はなんと年間数千万円(!?)もかかると言うのだから驚きである。
 しかも、これだけお金がかかっても、パンダの国籍は全て中国籍で、生まれた赤ちゃんパンダは、誕生から2、3年後には中国に返還しなければならないという決まりがある。
 まあ、それだけ人気があり、しかもかなりの希少種なので、これだけお金がかかっても仕方がないと言えば仕方のない事。 トキの繁殖だって、結構なお金がかかっているのだから同じ事なのだ。(注:トキは、既に純日本産の個体がいませんがね)
 いずれにしても、パンダはやっぱりカワイイ! 見ているだけで癒される。 今後も、中国のパンダ外交は続くのだろうが、それだけの価値がある動物である事に変わりは無い。 一般公開出来るぐらいに元気に成長した姿を見られる日を、今から心待ちにしたいと思う。
 ちなみに、パンダは正確にはジャイアントパンダと言い、クマの仲間だが、昔はパンダと言えばレッサーパンダの事を指し、これと区別するためにジャイアントパンダという名前になったのだが、分類学上はレッサーパンダとは全くの別モノである。


 そして、将棋界ではあの天才棋士がついに快挙を達成した。
 藤井聡太四段、歴代最多記録に並ぶ28連勝達成! このニュースに、日本中が熱狂した。
 この影響で、将棋盤が飛ぶように売れ、町の将棋クラブには入会希望の子供たちが殺到。 協会公認のオリジナル扇子も、発売20分で完売したそうだ。
 藤井四段の出身地である愛知県瀬戸市では、地元FMラジオ局が中心となってファンクラブが近く設立されるとの事。 現在でも、後援会が設立される例はあるが、ファンクラブが設立されるのは異例中の異例。 やはり、若いのに落ち着いた物腰と謙虚な言動に好感を持たれているのだろう。
 デビュー戦からの連勝記録、最多連勝記録、そして現役最年少と、記録尽くしの藤井四段だが、こうなってくると、期待せずにはいられなくなるのは、まずは最多連勝記録の更新。 29勝か、キリの良いトコロで30連勝なんてコトになれば、30年ぶりの記録更新という事になり、恐らく今後50年は破られる事の無い、歴史に残る大記録になる事は間違いないだろう。
 そして、もう一つ期待したいのが、史上最年少のタイトル獲得。 10代前半でのタイトル獲得は、誰もなし得た事の無い金字塔となり、今後100年は破られる事の無い歴史的快挙になるだろう。
 ココまで彼が強いのはナゼなのだろうか?
 もちろん、天性の才能もあるだろうが、それと同時に対戦相手のランクというのもあるのではないかと思う。
 プロ棋士には、対戦成績によって区分される5段階ぐらいのランクがあり、デビューしたての藤井四段は、現在一番下のランクに属しており、基本的には同ランクの相手としか対戦出来ない。 ここで勝ち抜いて、各タイトルの決勝トーナメントに進むと、それよりも上のランクの棋士と対戦出来るようになるが、トーナメントなので負けたらそこまで。 また来年、予選リーグから戦わなければならない。
 そして、年間の成績によってランクが昇格したり、成績が悪ければ逆に降格する事もある。 そして、一番下のランクで負け続けると、最終的にはプロ引退という事になる。(注:そのため、現役最年長棋士の加藤一二三九段は、先日の対戦に負けて引退が確定した) 最終的に、一番上のランクに上がるまでには、(1ランクずつしか昇格出来ないので)最低でも5年はかかるのだそうな。
 勝ち続ければ、その分対局料や賞金も貰えるが、負ければ引退もあり得るという、極めて厳しい世界なのだ。
 ハナシを戻すが、そう考えると、藤井四段は実力的には既に1、2ランク上の実力を持っており、要は今対戦している相手は格下ばかりなので、これほどの連勝が続いてもおかしくは無いと言えなくも無いのではないだろうか?
 と、するならば、これから始まる各タイトルの決勝トーナメントは、これまで藤井四段が相手にした事の無い上位ランクの棋士ばかり。 いつ負けてもおかしくは無いのだ。
 しかし、それでも勝ってほしいと思うのがファン心理というモノ。
 次の対戦は、6/26の竜王戦決勝トーナメント1回戦。 対戦相手は、現役プロ棋士では藤井四段と共に2人しかいない10代プロ棋士、益田四段19歳! 若手同士の熱戦が予想されている。
 皆さんがこれを読む頃には、もう結果が出ているかもしれないが、見届けましょう。 歴史的快挙達成の瞬間を!
 ガンバレ少年!


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

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