Life in San Francisco

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サンフランシスコ在住のフローラルデザイナーです。
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アフリカ旅行 パート2

2004-09-29 13:57:03 | トラベル
モーリシャスでゆっくりのんびり優雅に過ごした後、今度はレユニオン島へ。モーリシャスから飛行機で40分くらいの距離なのですが、この二つの島、文化的にも地理的にも全然違うのです。モーリシャスは平たい島で山並みも穏やかなのに対し、レユニオン島は火山島。モーリシャスはきれいなビーチも多く、産業も観光がメインでどちらかというと貧しい国ですが、フランスの海外県であるレユニオン島はハイウェイや立派な空港などのインフラも整備され、インド洋の端っこにぽつんと位置しているのを忘れてしまうほどです。

レユニオン島にはビーチはあまりないのですが、山の中に点在する小さな村の美しさは言葉にならないくらいです。まるで絵本の中に迷い込んだような感覚。夜になり見上げる空にはすごい数の星。あの北斗七星ですら、見つけるのが困難なほどです。

ただ、レユニオン島はフランスの領土なので物価は高かったですね。本国からお金持ちが長いバカンスで訪れることが多いようです。

そしてこの後ナイロビへ移動し、この旅のメインイベントであるサファリを体験。こちらのエピソードはまた次回に・・・。

つづく。

utada 情報 from San Francisco

2004-09-28 15:07:15 | MUSIC
10月5日のアルバム発売に向けて徐々に盛り上がってきていますね。

ビルボードhot dance music/club playでもランクをじわじわ上げてきて、最新では9位。同じくビルボードのhot dance singles salesでも今週初登場8位です。

それから、ここサンフランシスコではいろいろなフリーペーパーやフリーマガジンを街のいたるところで手に入れることが出来ますが、そのひとつ「Gloss」という無料のゲイ向けのマガジンの最新号でutadaが紹介されています。表紙にもでかでかとutadaの文字。この「Gloss」はクラブなどで大量にバラまかれているので、注目度は大ですね。この「Gloss」、結構辛口の批評が載ることが多いのですが、utadaに関しては「良い声、ウィットに富んだ歌詞、よく練られたメロディ」など、結構ポジティブで好意的です。

発売まであと1週間、良い結果が出るといいですね。

これなしでは生きられない身に。(CHIP編)

2004-09-27 09:13:00 | ねこ
我が家の猫、Chipの大好きなもの。それはずばりキャットニップ。よくは知りませんが、日本のまたたびの一種でしょうか? 少しミントのような香りがします。この香りが猫をめろめろにしてしまうんですね。

で、ですね、このキャットニップ、街のペットショップで手軽に買うことが出来ます。パッケージの裏に、キャットニップについて書かれていますが、つまりはこういうことです。

一回につきテーブルスプーン1杯分くらいを週に2,3回与えることで、猫の消化作用を促す。猫の大好きな匂いなので、爪とぎのおもちゃに少しかけるだけで、他の家具で爪とぎをしなくなることも。食欲の無さそうなときには、キャットフードの上にすこし振りかけると食欲が増進。いらない靴下(!)などの中に入れれば、簡単な猫用おもちゃの出来上がり。などなど。

ところで、以前一緒に住んでいたEXがChipにキャットニップをあげる時にいつも"do you want some drug?"と言っていたせいで、いまではすっかりChipの頭の中ではドラッグ、イコール、キャットニップ、ということになってしまってます・・・。ドラッグという言葉に凄く敏感で、聞いた瞬間に目の色が変わるんですよね・・・。しかし、これってまさしくドラッグアディクトなヒトと同じ症状ですよねぇ・・・。く~、ジャンキーな猫め。

赤一色のウェディング

2004-09-27 04:44:23 | フローラルデザイン
昨日のウェディングは赤一色でした。使った花材もブラックバカラという濃い赤い色のバラのみ。ブーケもセンターピースもケーキデコレーションも教会のアレンジも、すべてバラのみで構成。いままで数百というウェディングを手掛けてきましたが、モノクロマティック(一色)のものはやったことはあるものの、花材が一種類だけ、というのは初めての経験でした。それだけにこのウェディングはぼくにとってすこし特別なものになった気がします。

来週の日曜日には今年一番大きな規模のウェディングが控えています。ビクトリア調の豪邸が会場です。これはかなりきれいなパーティになると思います。写真も沢山撮ってここにアップしたいと思います。

他人の視線。

2004-09-23 14:51:00 | サンフランシスコの生活
先日、日本から来た知り合いが「アメリカは日本のように他人の目を気にせずに自分らしく生きることができるから羨ましい」と言っていました。確かにそれは言えるかもしれませんが、僕が思うところ「他人の目を気にしすぎない、イコール自分勝手な人」がここアメリカには多いように思います。


「他人の目を全く気にしない」例をひとつ・・・。

仕事から帰る際にいつもベイブリッジを通るのですが、オークランドからサンフランシスコへ向かう場合に限り料金所で通行料金を払います(逆方向は無料)。
先日も帰る途中ちょうど夕方のラッシュ時間、プラス、サンフランシスコ・ジャイアンツの試合に向かう車で料金所付近は非常に混んでいたのですが、僕のひとつ前のアメ車が料金所に差し掛かったとき止まったまま全然動く気配がないのです。どうやら車内で財布を捜している様子。結局無かったようで、運転席のドアが開き中から巨大な帽子をかぶった大きな黒人のオバサンが出てきました。とてもゆっくりした足取りでトランクまで行き、そこからかばんを取り出し、そしてゆっくりと運転席へ移動。その間、余裕で1分以上はかかってましたかね・・・。そしてオバサンが料金を払い、さあ、やっと自分の番だと思った矢先、また運転席のドアが開き、オバサン再登場。さっきのかばんを持ってトランクまでゆっくり移動しトランクにかばんをしまうとまた運転席に戻って、ようやく発進・・・。さすがに気の長い僕もムッときましたが、僕の後ろのSUVのドライバーのお兄さんは窓を開けて顔を真っ赤にして怒鳴り散らしていました。当然、オバサンは表情ひとつ変えることなく全く気になどしていない様子・・・。

「車内にお金が無くてトランクに取りに行く」というのは、だれにでも起こり得ることだし、僕はむしろ「気の毒だな」って同情すら感じるの方なのですが、問題なのは「後半」、つまり「わざわざまたかばんをトランクに戻す」って部分です。これは非常に自分勝手というか、他人の迷惑を全く考えていない行動だと思うんです。どういう都合でかばんをまたトランクへ戻さなきゃいけなかったのかは知りませんが、ラッシュ時間でイライラしている他のドライバーにとっては理解に苦しみます。


結局のところ、他人の目が気になる、気にならない、っていうのも程度の問題じゃないかなって思うんですよね。

他人の目ばかりを気にしてばかりいたら本当の自分を見失いがちだし、その一方、他人の目を全く気にせずにいたら、とても自分勝手でわがままな人間になってしまうのではないかと・・・。

それにしても、あのオバサン、たいした度胸だったなぁ。僕なんて怒るのを通り越して笑っちゃいました。


リステリン新作。

2004-09-22 02:51:13 | サンフランシスコの生活
去年、日本に帰った時に持って行ったリステリンが友人達から超好評だったのですが、日本でも最近になって発売されることになったようですね。日本では今のところクールミントとフレッシュミントの2種類の展開のようですが、こちらではそのほかにシナモン、そして新作のシトラスの4種類があります。で、このシトラスを早速手に入れました。フレーバーはホールズのレモン味に似ているかな。

それにしてもこのリステリン・ポケットパック、本当に重宝しています。食事の後やリフレッシュしたいときなんかはもちろんのこと、ほら、不意に必要に迫られたときなんかも・・・(詳しいことについては収拾がつかなくなりそうなので以下自粛・・・)


汚いけど美味しい中華店。

2004-09-20 14:59:34 | たべもの
僕は口に入れるものに関してだけはちょっと神経質なところがあって、ミルクなんかも一日でも賞味期限が過ぎていたら、速攻ゴミ入れ行きです。友達は口を揃えて「一日どころか4、5日くらい賞味期限が過ぎていたところで全然問題はない」と言うのですが、分かっていてもダメなものはダメなんですよね・・・。

そんな僕が、友達みんなと一緒に「汚いけど美味しい」チャイニーズレストランに行くはめに・・・。僕にとっては初めてのレストランだったのですが、みんなのお気に入りのレストランだし、僕一人が駄々をこねて水を指すのも大人げないし、まあ、行ってみるかと・・・。

シーフードと豆腐のスープは確かに美味だったのですが、問題はその次。北京ダックと一緒に出てきたバン。バンって分かります? 見た目は肉まんだけど中身が無いものです。つまりふわふわの皮の部分だけですね。それで、それが運ばれてきたわけですが、友達が一斉にそのバンの表面をちぎりはじめたのです。当然僕はみんなが何故そんなことをするのか「?」なわけで、隣に座っているチャイニーズアメリカンの友達に聞いたところ、「汚いから、表面はちぎって捨てて中身だけ食べるんだよ」とのこと。・・・・え?なに、汚いって言った、今? 「うん、汚いから食べないんだよっ!」 ガ~ン、マジですか・・・。

そして、次の野菜料理。これも味の方は確かにグッドだったのですが、自分の皿に取り分け3口くらい食べた後、ふと野菜の間に見慣れぬものを発見。同じ緑色なので一瞬分からなかったのですが、よ~く見ると、な、な~んとそれは体長1センチくらいの芋虫。友達は「虫が付いているってことはオーガニックってことだねー」なんて言っていたけど、そういう問題じゃなくってね、「もしかしたら気づかすに食べてしまっていたかもしれないんだよっ!」

やっぱり僕はきれいなとこで食べたいなぁ・・・。

若く見られるのって、得?損?

2004-09-19 16:19:17 | サンフランシスコの生活
もともと日本にいたときから実年齢よりも若く見られる方だったんですが、ここアメリカではそれにさらに拍車がかかって、10歳以上若く見られることもよくありあす。ワインを買うときなどもIDの掲示を求められることはしばしば(これはちょっと自慢)。いろんなひとから「肌がきれい」「なにか特別な手入れをしているのか」など、よくきかれるのですが、な~んにもしていないのでいつも返事には困ります。

しかし、これはあくまでも一般論だけど、アジア人ってほかの人種より肌に張りもあればつやもあるし、特に同じ年の白人よりも若く見られるのは事実ですよね。

前にもこんなことがありました。

アメリカに来る前は東京で商社に勤めていて、年に数回ヨーロッパへ出張に行っていました。ある時、ミラノのホテルのロビーで取引先の人と会うことになっていたのですが、少し早く着いた僕はソファに座ってテレビに映っているニュース番組を見ていました。もちろんイタリア語なので細かい内容までは分からないわけですが。そしたら、フロントのオジサンがニコニコ笑いながら「なんたらかんたら・・・・バンビーノ・ジャポネジーノ・・・・なんたらかんたら」と僕に話しかけながらチャンネルをアニメ番組に変えてくれたのでした・・・。それにしてもオジサン、「バンビーノ・ジャポネジーノ」って「日本の赤ちゃん」って意味じゃんっ!!! イタリア語に詳しくない僕でも、そーゆーどうでもいいことに限って聞き取れたりするんですよね・・・。その時だってすでに20代半ば、いくら若く見えるからって「赤ちゃん」呼ばわりされる覚えは・・・ねぇ? どう思います? ・・・でもイタリア語吹き替えの「ドラエモン」はちょっぴり面白かったりして・・・。嗚呼、情けなさ過ぎ。

若く見られることはプライベートではプラスかも知れませんが、仕事においてはやっぱり不利な点も多いですね。30代になった今でも、ジーンズにTシャツ、それにベースボールキャップなんていでたちだと、ついついナメられていまう・・・、信用されない・・・、「こんな若いコに任せて大丈夫か」なんて目で見られてしまう、なーんてことはしょっちゅうです。なので、初めて会うクライアントなどには自分の作品のポトフォリオなどを見せて「自分がいかに素晴らしい」かアピールするようにしています。アメリカは実力主義の国ですから、自分を売り込むことは大切だし、一旦分かってもらえば後は楽ですね。


朝ごはんはこれで決まりっ!

2004-09-18 14:14:48 | たべもの
この仕事って朝がなにしろ忙しいのです。花市場に買出しに行く日は朝の4時起き、そしてショップの開店準備、電話でのオーダーも朝が一番多いし、アレンジも作って・・・なんてやっていると、午前中はあっという間に過ぎて行き、気がつけば朝ごはんを食べてなかったなんてこともざらなんですよね。結局ランチまでなにも食べられないなんてこともあるわけです。

以前は花市場のカフェでコーヒーとペイストリーを買って食べたりしていたのですが、やっぱりバターたっぷりのクロワッサンやマフィンを毎朝食べるっていうは、ヘルシーライフを日々実践している僕としては抵抗があるんですよね・・・。栄養的にも偏っているし。

で、ここ4年くらい毎朝朝ごはん代わりにしているのが、
slim fast (スリム・ファスト)です。これはその名の通りダイエット用の製品ですが、これ一缶で一日に必要な栄養素の約3分の1が補給できるのです。もちろんカロリーも控えめ。フレーバーもいろいろあって、僕のお勧めは画像の「オレンジ・パイナップル」です。ソイミルクベースなので味もさっぱりしていて、いろいろあるラインナップの中でもこれが一番美味です。(凍らせてシャーベットにして食べてもグ~ッド!)僕はダイエットはしていませんが、このスリムファスト、忙しい朝には重宝しています。

たまに夜遅くなって「寝る前に食べるのはちょっとなぁ~」なんて時にはバナナフレーバーかストロベリーフレーバーにプロテインとノンファットミルクをいれてシェイクを作って飲むこともあります。これもね、ミルクで味が薄くなるのでさっぱりしていて美味しいんですよ。

以前こちらにお住まいだったjasminさんによると、日本でもネットオークションなどで手に入る模様。でも、値段は高めだそうです。日本で売り出したら結構ヒットすると思うんだけどなぁ。日本のみなさん、ビジネス・チャンスですよー。

偽和食レストラン。

2004-09-16 14:53:47 | たべもの
ここサンフランシスコでも一部の超高級店などでは日本と同レベルの料理も食べられますが、こういったレストランはそう頻繁に行くわけではないですからね・・・。で、一般庶民が行く日本食レストランはと言えば、その多くがノン・ジャパニ~~~ズ・ピープル経営です。中国と日本の区別が今ひとつはっきりしないアメリカ人にしてみればどれも同じなのでしょうが、日本人の僕からすれば、「?」や「!」や「*#&@:+%$#(理解不可能)」と思ってしまう怪しげな日本料理レストランが多いのです。

アメリカに来たときにすっごーく違和感があったのが、どの日本料理店に行ってもまず味噌汁が出てくることです。洋食のスープの感覚? 理由はよく分かりませんが、料理が出てくる前に必ず味噌汁。これはどこのレストランでも鉄則のように、まずは味噌汁。ほら、日本人にしてみたら、味噌汁って料理と一緒に食べるものですよね? なのに、まずは味噌汁なわけです。日本人経営らしき店でもその例に漏れることなく、真っ先にミソ・スープ・・・。もう、いや。

それから、付け合せがキムチだったり、箸休めが餃子だったり、っていうのも「これって一体?」って思っちゃいますね。 この間行ったレストランなんて、鳥のから揚げを頼んだら出てきたのが「チキンカツ」もどき・・・。しかもご丁寧にも「テリヤキソース」がかかってました。「こんなものはから揚げじゃな~いっ!」って抗議したところでむなしいだけなので黙って食べましたけどね。

が、しかし、僕が密かに楽しんでいる「偽和食」もあったりするんですねぇ、実は。それは何かというと、こっちで発案された「創作すし」です。カリフォルニア・ロールは今じゃ日本でも有名ですが、「ドラゴン・ロール」やら「フィラデルフィア巻」やら、ともかく最近じゃなんでもありの様相。フィラデルフィア巻はスモークサーモンとアボカド、それにクリームチーズ(ああ、だからフィラデルフィアなのね・・・と納得。)、しかし、同じ組み合わせでもスモークサーモンがサーモンに入れ替わった途端に「アラスカ・ロール」に変身。ありゃま、こりゃまたややこしいこと。でも、「!」や「?」のコンビネーションのものでもいざ食べてみると意外にも美味しかったりするんですよ。みなさん、アメリカにお越しの際は是非。


フルータリアン(fruitarian)

2004-09-15 04:07:30 | たべもの
ベジタリアン、という言葉は日本でもずいぶん前から使われているので、そのコンセプトはかなり知れ渡っていると思います。ここサンフランシスコにもベジタリアンレストランが数多くあり、料理もいろいろと工夫されていて美味しいです。
僕はベジタリアンではないのですが、赤身の肉はあまり食べる方ではないので、気がつくとなんとなく野菜中心の料理が食卓に並ぶことが多いですね。

ところで、僕の仲の良い友人のひとり、ジェシーですが、彼は僕以上にヘルシーなことに関心が強く、以前はベジタリアンだったのですが、ここ何年かはそこからさらに進んで「フルータリアン」の食生活を送っています。そう,「フルータリアン」。ベジタリアンが菜食(野菜、果物)主義なら、このフルータリアンはその名の通り果実のみ。ジェシー曰く、フルータリアンの中でもさらに2種類あって、まったく火を通さずに食べる人と、調理をする人がいるのだそうです。

それで、食べてもOKなものは・・・

トマト、きゅうり、柑橘類、ベリー類、ナス、りんご、なし、プラム、ももなど。

その代わり、

キャベツ、きのこ類、ねぎ、ブロッコリー、アスパラガス、もやし、などはNGです。

その違い、分かりますか?
つまりは、果実を摘んでも樹木は残り次の果実をまた生産できるものが前者。後者は食べたらそれっきり、後になにも残らないもの、です。

僕にしてみれば、「フルータリアン」のコンセプトは少しばかりポリティカリーコレクトな傾向が強いな、と思うんですけどね。どうでしょう?

ジェシーが先日うちに来て「フルータリアン」の晩御飯を作ってくれました。
食卓に上ったのは、ナス、トマトなどを煮込んだもの、ズッキーニをグリルしたものなど。もちろん、調味料はなし・・・。味の方は・・・ご想像にお任せします。そして、ダイエットコークを飲もうとしたら、「そういうアンヘルシーでアーティフィシャル(人工的)なものは、ただちにこの場から下げろ」というリクエストですかさず却下・・・。「フルータリアン」ディナー初体験は、まあ、なんと言うか、拷問に近いものがあったのでした。とほほ。

サンフランシスコの食べ物事情 [第二章]

2004-09-14 13:50:57 | たべもの
アメリカに引っ越して来た時はなにしろ何から何までノンファットやローファットの製品が多くて驚いたものです。特に乳製品ですね。ミルクも通常のもの以外に、ノンファット、1%、2%ファットミルクなどがあり、そのほかにヨーグルト、チーズ、アイスクリームなどもローファット製品がマーケットの棚の半分を占めています。今回アメリカに移住する前にも学生時代をバークレーで過ごした事があるのですが、当時はそれほど健康志向が強くなかったせいか、今のようにノン・ローファット製品はまだまだ主流ではなかったんですけどね。しかし、ここ最近、ますますその傾向が強くなってきているようです。

ところで、先日友達の家族がウィスコンシンからここサンフランへ遊びに来た際、「サンフランシスコではあまり太っている人を見ない」とえらく感心していました。もともと坂の多い街だし、その分運動量が多いのもその一因だと思いますが、ここはアメリカのなかでもとりわけ健康志向が強い土地柄。特に男性に限って言えば、六人に一人はゲイ(サンフランシスコ市内においての最新の統計)なので、「見た目」にはとてもこだわるのです。ジムで鍛えて、健康にいいものだけを食べる。これが最近のサンフランシスコのトレンドですね。

そんな僕も、アメリカに引っ越して来た頃は頑なに「ノンファットやローファットの牛乳やヨーグルトなんて食べられたもんじゃない!」と拒んでいたのに、今ではすっかりノンファット族の一員に・・・。コーラだって、いまではしっかりダイエット・コークです。肉もチキンなど白身のものが中心、ビーフやポークは食べても月に2回くらいですね。あとはひたすら果物、野菜、それから豆腐や納豆、海藻類といった和食材。大好きな揚げ物も控えるようにしています。サンフランシスコに来て10年。しっかりまわりの環境に順応しちゃってるなぁ。




陶芸 その3

2004-09-13 03:20:53 | 陶芸
大抵、僕が陶芸で作るものは花器などフローラルデザインに使うものが多いのですが、これは珍しく、ご覧の通りの「皿」です。

この皿は素焼きした後にワックスで線を描き、その上から塗料を塗ってあります。ワックスが塗料をはじくので、その部分だけ線が浮き出るわけです(ワックス・レジスト)。そんなわけで、これを作った頃はワックスの処理に凝っていて(凝りだすとそればっかりこだわる性格・・・)スタジオでは「ワックス・マスター」というニックネームで呼ばれてました。ははは。

この「皿シリーズ(別名、等高線シリーズ、地図の等高線みたいだと言われて・・・、確かに。)」のあとも、ワックスレジストを使った「スパイラル・シリーズ」があります。こちらは花器だけでの展開ですが、近いうちにまた画像をアップしたいと思ってます。

ウタダ ビルボード18位。

2004-09-12 12:59:45 | MUSIC
ビルボードのダンスチャートで「devil inside」が今週付けで18位に上昇してきました。すでにチャートインしてから5週目になりますが、発売前にもかかわらず少しづつチャートを上げて来ているので、14日の発売後もまだまだ上にいきそうな気配です。この調子でHOT 100にも入らないかな。どうでしょう。

ところで、ここのサイトが一番情報が充実しているようです。(ただし、英語です・・・)

ブートニア

2004-09-11 14:01:01 | フローラルデザイン
って言葉、聞いたことありますか?

アメリカでは結婚式はもちろん、パーティなどの席で男性がタキシードやスーツの襟元に花を飾るのですが、その花の飾りがブートニアです。

ところで、先日日本の友人から「結婚しました」という写真つきのカードが届きました。その中で新郎が着けていたブートニアを見て、あまりの大きさに唖然・・・。アメリカでは、いたってシンプルにバラや小ぶりの蘭の花を小さく飾るのが普通なので、日本の大きなブートニアには正直言って驚きました。あれじゃ、アメリカで女性用のコサージュとなんら変わらないですよ・・・。おそらく日本の花屋さんも、売り上げ確保の一環として大きなブート二アを作るのかもしれませんが、やはり男性は小さなブートニアの方がお洒落でイカしていると絶対絶対絶対絶対に僕は思います!!

この間、こちらのニュース番組で台湾だか韓国だかの選挙戦の模様が放映されましたが、候補者たちが討論会で着けているブート二アがこれまた巨大でびっくりしました。ピンクのカーネイションが5輪!いくらなんでもそれは無いかと・・・。

いまでも、日本を含めアジアの国では大きなブート二アが主流のようですが、僕は海のこちら側からささやかながらも「巨大ブート二ア撲滅運動」を呼びかけていきたいと思います。

絶対にシンプルで小さなブート二アに限りますよ!