Oyaji no Omoitsuki

MASOONのブログへようこそ!

トヨタ、ついに悲願のル・マン24時間初優勝! 中嶋一貴が日本車+日本人での初制覇を達成

2018年06月18日 | スポーツ

 

 第86回ル・マン24時間耐久レースは6月17日、フィニッシュを迎え、TOYOTA GAZOO Racingのセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組8号車トヨタTS050ハイブリッドが388周を走りきりトップチェッカー。トヨタが日本メーカーとして1991年のマツダ以来となる優勝を飾った。日本車に日本人ドライバーが乗り込んでの優勝は史上初となる。

【ル・マン24時間 決勝レース結果】

 1985年にトムスの手によりトヨタ童夢85Cがル・マンに初挑戦し、86年からはトヨタ・チーム・トムスとして参戦。その後1994年までの活動、1998~99年のTS020での活動、そして2012年からはハイブリッド搭載車で続けられてきたトヨタのル・マン24時間挑戦。これまで1994年、99年、そして残り3分で優勝を逃す悲劇となった2016年と、2位は複数回獲得しているが、その“未勝利”の歴史についに終止符が打たれた。

 今季、ハイブリッドを搭載したメーカーワークスのマシンがトヨタのみとなったLMP1クラスで、戦力差はライバルに対し余裕がある状態ではあったが、24時間の戦いで何が起こるか分からないのがル・マン。特に2016年の経験、優位にレースを進めていながらことごとくトラブルに見舞われた2017年の経験があるチームは、スタートから他のLMP1車両を大きく引き離しながら、無用のトラブルを避けるべく走行を続けた。

 途中、スタートから6時間ほどで8号車を駆る一貴と、7号車を駆る小林可夢偉が接近したり、7号車が先行するシーンもあったものの、朝にふたたびトップを奪い返した8号車が先行。終盤の11時43分には、7号車をドライブしていたホセ-マリア・ロペスがダンロップコーナーでスピンを喫するなど、2台の差は広がっていった。

 8号車トヨタは、残り2時間22分というところで最後のドライバー交代を実施。アロンソから一貴に交代する。一方、7号車はロペスから可夢偉に交代し、チェッカーに向け周回を重ねていった。そして現地時間15時、2台はタンデムを組み、デイトナフィニッシュでチェッカー。メインストレートでアロンソとブエミを乗せた一貴は、恒例のウイニングランを終えると、週末ピリピリとしたムードを漂わせていたドライバークルーたちからようやく満面の笑顔が。

 優勝はブエミ/中嶋一貴/アロンソ組8号車で、12年からの挑戦以来プロジェクトを支え続けた一貴が、嬉しい初勝利をポール・トゥ・ウインで飾ることに。また、世界三大レース制覇を目指すアロンソは、これでF1モナコグランプリとル・マン24時間制覇を成し遂げた。

 2位はマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ロペス組7号車トヨタで、残り1時間40分というところで、インラップにピットに入り切れず一時スローダウンし、ひやりとさせたほか、燃料使用量や使用可能周回で2回の10秒ペナルティを受けるなどがあったが、TOYOTA GAZOO Racingは初勝利をワン・ツーフィニッシュで飾ることに。11周差の3位には、レベリオン・レーシングのトーマス・ローラン/マティアス・ベッシェ/グスタポ・メネゼス組3号車レベリオンR13が入った。4位には1号車レベリオンR13が入り、その他のLMP1勢はすべてトラブルに見舞われた。


エンゼルス大谷、右肘の靱帯損傷 初の故障者リスト入り

2018年06月10日 | スポーツ

 

【ミネアポリス=共同】米大リーグ、エンゼルスは8日、大谷翔平選手(23)が右肘の内側側副靱帯の損傷でメジャー入り後初めて10日間の故障者リスト(DL)に入ったと発表した。7日にロサンゼルスで右肘に自身から採取した血小板を使って組織の修復や再生を図る「PRP注射」と呼ばれる治療を受けていた。

 大谷選手は本拠地アナハイムで行われた6日のロイヤルズ戦で4回を投げただけで降板し、球団は右手中指のまめの影響と公表した。エプラー・ゼネラルマネジャー(GM)は「まめができて降板し、アドレナリンが収まったら肘が張ってきたと大谷が言ってきた」と説明した。

 8日からツインズとの3連戦が組まれている敵地ミネアポリスへの遠征には同行せず、3週間はボールを投げずに調整。再検査を行って、今後の方針を決めるという。大谷選手は昨年10月にも「PRP注射」を受けており、同GMは復帰に1年以上かかるとされる靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)に関しては「避けられたらいい。このままの治療で回復できれば」と話した。打者限定での出場に関しては「そのように起用したくない」と否定的だった。

 プロ野球日本ハムからポスティングシステムを利用してエンゼルス入りした大谷選手は、開幕から投打の「二刀流」として活躍。投手で9試合に先発して4勝1敗、防御率3.10、打者では34試合で打率2割8分9厘、6本塁打、20打点を記録している。


大谷翔平、代打で二塁内野安打 ロイヤルズ戦で同点ホーム踏む エンゼルス打ち勝つ

2018年06月05日 | スポーツ

エンゼルス 9-6 ロイヤルズ(4日、アナハイム)

内野安打で出塁しトラウトのタイムリーで生還した大谷【写真:Getty Images】

エンゼルスの大谷翔平投手(23)はロイヤルズ戦の六回一死に代打で出場し、二塁内野安打を放った。打率は・289となった。試合はエ軍は9-6で打ち勝った

 4-5で1点を追う六回だった。相手先発が左腕でスタメンを外れた大谷の出番だ。2番手の右腕マッカーシーの外角低めの速球にうまく合わせた。エ軍は続くキンズラーが四球を選び、この後トラウトが中前打を放ち、二走・大谷が同点のホームを踏んだ。さらにプホルスの中前適時打で6-5とした。

 ロ軍は七回にペレスが10号同点ソロ。エ軍は八回にトラウトが中前適時打を放つなど3点を奪い、九回のマウンドはパーカーが無失点で締めた。

◎大谷君、早く7号ホームラン打ってくれ!


大谷「5番・DH」第1打席に一塁強襲安打 2試合ぶり快音で先制ホーム踏む

2018年06月04日 | スポーツ

エンゼルス 3-1 レンジャーズ

右腕フィスターの2球目カットを捉える
 
 エンゼルス大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「5番・DH」でスタメン出場。34歳右腕ダグ・フィスターとの第1打席は一塁強襲ヒットで、後続のタイムリーで先制ホームを踏んだ。

【動画】試合前に“アッパーカット”5連発!? 大谷が見せた楽しげなルーティンが話題

 0-0の2回1死走者なしで迎えた第1打席。大谷は1ストライクから2球目86マイル(約138キロ)内角カットを強振すると、一塁線へ強い打球を飛ばした。一塁を守るグズマンがなんとか止めたが送球できず。この間に大谷は一塁ベースを駆け抜けて内野安打とし、2試合ぶりにヒットを記録した。

  続くコザートの右前打で二塁へ進むと、バルブエナの右越え二塁打で先制ホームイン。前日は延長の末に手痛い逆転負けを喫していたチームだが、この日は大谷の内野安打から2点先制に成功した。

  2-0の4回1死走者なしで迎えた第2打席は、カウント1-2から6球目84.9マイル(約137キロ)内角低めカットで中飛に打ち取られた。

◎大谷は、やはり疲れがあるのか?ホームランが出なくなった。