左から、ロッシ、ドヴィツィオーゾ、マルケス
★3月18日（日）、カタール戦 モトGPクラスの決勝レースが行われた。
★アンドレア・ドヴィツィオーゾ（ドゥカティファクトリー）がカタールGPの決勝戦で優勝した。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「ドゥカティやチーム、この冬、働いてくれた皆さんに感謝してます。去年と比べ、貴重な一歩前進ができました。」
【最終ラップ最終コーナーについては？】
「マルク相手に楽勝って感じだろうけど、絶対にそんなことはありませんから。あの瞬間、マルクはいつも以上にスペースを塞いできてたんです。ただ、僕も適切な判断ができる程度に冴えてはいましたから。」
【レースではどんな作戦だったの？】
「タイヤを保たせつつ、追い上げていかなければならなかったんですが、とにかく、速く走ることはできました。でも、他の選手も皆、同じ作戦なんですよね。
僕はラスト5周で引き離そうと頑張ったけど、もうタイヤがなくって。だから、プッシュはしていたものの、攻めることはできませんでした。」
【最終ラップ最終コーナーについて、もう少し詳しく…】
「（マルケスが）挑んでくるとは思ってませんでしたね。僕の方は、あれ以上スペースを塞ぐことができなくって。ドゥカティ機の馬力を利用しつつ、いつも通りの判断で動いていこうと努めてました。
あいにく、最終コーナーに差しかかる時って言うのは、パッと何かできるもんでもないんですよ。相手がどれだけ接近してるかを、耳で確認するのが精一杯で。手探りで行くしかないんです。ただ、判断力は重要ですけどね。」
【タイトル獲得に向けては？】
「特定のサーキットで走ってみたら、もう少し分かってくるでしょう。次の2戦はうちにとってけっこう難関なんで、真の実力が分かってくるでしょうね。
こう言う破格ライダーらを相手に戦うには、上手く調整できそうなサーキットでもっと速く走らなければ。」
※今年も開幕MOTOGP！ここ数年、ドッカティがホンダ、ヤマハに急接近、力をつけてきた、侮れない存在だ！
