Oyaji no Omoitsuki

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第88回ル・マン24時間レース トヨタGAZOO Racingの8号車トヨタTS050ハイブリッドがトップチェッカーを受け、総合優勝を達成。

2020年09月21日 | motor sport

世界三大レースのひとつに数えられる第88回ル・マン24時間レースは、現地時間の9月20日14時30分すぎにフィニッシュを迎え、トヨタGAZOO Racingのセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組8号車トヨタTS050ハイブリッドがトップチェッカーを受け、総合優勝を達成。トヨタとブエミ、一貴は、2018年、2019年に続き、ル・マン24時間レース3連覇を成し遂げた。

◎インディ500の佐藤琢磨に続いて、中嶋一貴も頑張ったね!

 


F1第5戦 70周年記念GP、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が今季初優勝

2020年08月11日 | motor sport

F1第5戦 70周年記念GP、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が今季初優勝 メルセデス勢は2位、3位に

2020年8月9日 決勝
 
F1 70周年記念GP。今シーズンホンダに初優勝をもたらしたマックス・フェルスタッペン選手(33号車 レッドブル・ホンダ) (c)Getty Images / Red Bull Content Pool

 F1世界選手権(以下F1) 第5戦となる70周年記念GPが、8月7日~9日(現地時間)の3日間にわたり、イギリス・シルバーストーンサーキットで開催された。この70周年GPは新型コロナウイルスの感染拡大に伴うスケジュール変更により、シルバーストーンで2週連続開催されたもので、F1が1950年の初開催から70周年になることを記念して「70周年記念GP」と名付けられた。

 シルバーストーンでの2つめのレースとなるこのGPでは、同じソフト、ミディアム、ハードのタイヤだが、それぞれタイヤが1ランク柔らかいタイヤに割り当てが変更されており、先週のイギリスGPでは終盤にパンクが相次ぐなどしたタイヤへの対応が鍵となるレースになると考えられてきた。

 そうした中優勝したのはレッドブル・ホンダのエースであるマックス・フェルスタッペン選手(33号車 レッドブル・レーシング・ホンダ)。昨年のブラジルGP以来の優勝で、今季初優勝。予選では4位となっていたが、予選2回目(Q2)でハードタイヤでタイムを出してハードタイヤでスタートしたことで、タイヤマネージメントをうまくやり、タイヤの劣化に苦しむ2台のメルセデスをピット作戦で追い抜き優勝した。2位、3位はルイス・ハミルトン選手(44号車 メルセデス)、バルテリ・ボッタス選手(77号車 メルセデス)との2台のメルセデス。

 ほかのホンダ勢は予選9位から追い上げたレッドブル・ホンダのもう1台アルボン選手が5位、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアト選手(28号車 アルファタウリ・ホンダ)が10位とホンダパワーユニットは3台が入賞することになった。

予選2回目をハードタイヤでタイムを出したことが作戦の幅を広げることになったレッドブル・ホンダ

レース序盤の戦い (c)Getty Images / Red Bull Content Pool

 今回のレースでは、先週のイギリスGPで使われたミディアムタイヤがハードに、ソフトタイヤがミディアムに、そしたソフトタイヤはさらに柔らかいタイヤになって、このタイヤをうまく使うことがレースの鍵となる。そうした中、レッドブル・ホンダのエースであるマックス・フェルスタッペン選手(33号車 レッドブル・レーシング・ホンダ)は予選2回目(Q2)においてハードタイヤでタイムを出し、トップ10の中で唯一のハードタイヤスタートとなるため、第1スティントを伸ばすことが可能になるため、作戦によっては有利になると考えられる。

 そうした中、フロントローのバルテリ・ボッタス選手(77号車 メルセデス)とルイス・ハミルトン選手(44号車 メルセデス)のメルセデス勢は順当にグリッド順にスタートしたが、4位スタートのフェルスタッペン選手は、予選3位のニコ・ヒュルケンブルグ選手(27号車 レーシングポイント・BWT・メルセデス)を抜きスタートで3位に上がり、メルセデスを追いかけるが、序盤はフェルスタッペン選手は徐々にメルセデスの2台に引き離されていく、先週のイギリスGPと同じような展開になっていった。
 中段勢の争いは、4位のヒュルケンブルグ選手、スタートで5位に上がったランス・ストロール選手(18号車 レーシングポイント・BWT・メルセデス)、6位がダニエル・リカルド選手(3号車 ルノー)、7位にピエール・ガスリー選手(10号車 アルファタウリ・ホンダ)、8位にランド・ノリス選手(4号車 マクラーレン・ルノー)、9位にアレクサンダー・アルボン選手(23号車 レッドブル・レーシング・ホンダ)という順位。

 こうした中で一番最初に動いたのは、ホンダ勢。アルボン選手が6周目、ガスリー選手が7周目に、スタートタイヤのミディアムからハードに交換し、前を走る選手をアンダーカットする戦略に出る。だが前をいくキミ・ライコネン選手(7号車 アルファロメオ・レーシング・フェラーリ)などに引っかかり、アンダーカット作戦は成功しなかった。

 その後、トップ勢はトップを走るボッタス選手、2位を走るハミルトン選手というメルセデス勢はミディアムタイヤの劣化に苦しみ、徐々にフェルスタッペン選手が2台のメルセデス勢に近づいていく。ハミルトン選手は無線で「リアタイヤが終わった」とチームに告げるなどタイヤを苦しんでいる様子が窺えた。そこからフェルスタッペン選手はハミルトン選手に猛チャージ。するとボッタス選手がまずピットに入りハードタイヤに交換、翌周にはハミルトン選手もピットに入る。これで、フェルスタッペン選手がトップに立つ。

タイヤの厳しくなったメルセデスの2台に打ち勝ち、レッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手が今季初優勝