ドジャースがアストロズに連敗し、対戦成績は1勝2敗となった。

 ワールドシリーズ初先発となったダルビッシュ有投手(31)が、2回を持たず、4失点でKOされ、敗戦投手となった。

 ダルビッシュは、1回裏無死二塁のピンチこそ無失点に抑えたものの、2回裏に乱れた。

 先頭の5番グリエル(元DeNA)に弾丸ライナーの先制ソロを浴びると、その後、1四球を挟んで4連打、犠飛などでさらに3失点。4点のリードを許し、なお2死二、三塁の場面で交代した。

 投球成績は、1回2/3を投げて6安打4失点1四球。

 球数は49球。

 試合後のダルビッシュは、早期交代について「ポストシーズンなので、チームにこれ以上ダメージがないように、ということだと思います。仕方ないことだと思います」と、冷静に振り返った。

 ダルビッシュの後を受け、2番手で緊急救援した前田健太投手(29)は、続く4番コレアを落ち着いて右飛に打ち取り、追加点を防いだ。

 続く3回裏は2死から四球を与えたものの、後続を抑え、無失点。

 4回裏は、先頭に不運な安打を許したが、1番スプリンガー、2番ブレグマンを連続で空振り三振、3番アルテューベを遊ゴロに仕留めた。

 5回裏、先頭のコレアを打ち取ったところで交代した。

 投球成績は、2回2/3を投げて1安打無失点1四球2奪三振。

 今ポストシーズンは、7試合に登板し、9イニング連続無失点となった。

 球数は42球。

 登板後は「まだまだわからない展開だったので、なんとかしっかり投げればゲームはわからないと思っていた。しっかり投げられたと思います。まだ終わりではないので、明日から戦っていくしかないのかなと思います」と、気持ちを入れ替えていた。

 なお、第4戦は28日(日本時間29日)、同地でア軍モートン、ド軍ウッドの両先発で行われる。

ロバーツ監督はリリーフピチャーの使い方が下手くそ!前田をもう少し投げさせてもよかった・・・