アストロズ 7-8 エンゼルス(24日、ヒューストン)
アストロズ戦の5回、球速101マイルを記録したエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(23)がアストロズ戦に先発し、5回1/3を投げ7三振を奪うなど6安打4失点。六回に2番手の救援投手が逆転2ランを浴び、3勝目はならなかった。球数は98、5四球で防御率は4・43となった。チームは4-5と1点を追う七回に一挙4点を奪って逆転勝ち。2連勝とし、入れ替わりでア・リーグ西地区首位に浮上した。
同じア・リーグ西地区で昨季世界一に輝いたアストロズが相手。大谷は一回、先頭のスプリンガーに右前打を浴びたが、アルテューベを中飛。続くコレアを見逃し三振に仕留め、スプリンガーは盗塁死で無失点。二回は4番・レディックを空振り三振、続くグリエルを見逃し三振。この後、ブレグマンに左翼線二塁打、マキャンに四球を与え二死一、二塁。続くゴンザレスに右前適時打を浴び、1点を返された。
三回は先頭のフィッシャーを四球で歩かせたが、スプリンガーを二邪飛、アルテューベを空振り三振。続くコレアを四球で歩かせた後、レディックをスプリットで空振り三振に斬った。
四回は先頭のグリエルに中前打を浴びたが、ブレグマンを二ゴロで二塁封殺。一死一塁とし、マキャンを二ゴロ併殺に仕留めた。五回は先頭のゴンザレスに四球で歩かせると、続くフィッシャーに中越え2ランを浴び、1点差に迫られた。続くスプリンガーに右前打を浴びたが、アルテューベを空振り三振。コレアを二飛に抑え、続くレディックを右飛に抑えた。この回は160キロ以上を連発した。
六回は先頭のグリエルを四球。続くブレグマンを空振り三振に仕留めたところで、エ軍は2番手の左腕アルバレスに継投したが、続くマキャンに右中間へ逆転2ランを浴びて大谷の3勝目の権利は消えた。