昨日に同様、埼玉県立美術館で開催中の「澁澤龍彦―幻想美術館」です。観に行ったのは4/8で、丁度そのときは「澁澤龍彦の日々」と題した対談が開催されていました。対談者は澁澤龍子(澁澤龍彦夫人)と巌谷國士(澁澤展監修)、澁澤に最も近かった方の話なので面白そうなエピソードが聞けるかなとそちらのほうにも顔を出したのです。イベントは立ち見が出るほどの人気でした。
・龍子夫人と澁澤との出会いのきっかけは、夫人が美術雑誌の編集の仕事をしていて鎌倉地域の担当であったことからだそうだ。
・澁澤は龍子夫人と共にヨーロッパ旅行に出かける。バロック好きで色々書いてきたがそれらを観て行く途中でだんだんいやになってきた、うんざりしてきたそうである。
・旅行衣は龍子夫人がカジュアルなスタイルであったが、澁澤はスーツとかたい服装であった。そして行く前になると決まって喧嘩になったという。
・出不精で旅行へは行かないと言っていたのが、ヨーロッパ旅行がきっかけでしょっちゅう行くようになった。
・澁澤の世間のイメージはネクラであったが実際は明るい人で、俺はネアカと怒っていた。
・すごく記憶力のいいひとだった。
・澁澤は龍子夫人との知識差が1:13くらいあるなと言っていたが、誰でも知っているような常識を全然知らなかった。
・澁澤の原稿はすべて龍子夫人が清書したそうである。
・ガンの手術後、遺作となる「高丘親王航海記」を書き上げたときは龍子夫人と抱き合って喜んだそうだ。
・「高丘親王航海記」の次の作品の予定が「玉虫物語」。澁澤は玉虫が好きだった。澁澤の13回忌の時、それまで全然見ることがなかった玉虫が2匹、龍子夫人の元に飛んできたという。
対談終了後、澁澤龍彦夫人と巌谷國士氏のサイン会があり展覧会カタログにサインを貰いました。
ミーハーなボクでした。
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・龍子夫人と澁澤との出会いのきっかけは、夫人が美術雑誌の編集の仕事をしていて鎌倉地域の担当であったことからだそうだ。
・澁澤は龍子夫人と共にヨーロッパ旅行に出かける。バロック好きで色々書いてきたがそれらを観て行く途中でだんだんいやになってきた、うんざりしてきたそうである。
・旅行衣は龍子夫人がカジュアルなスタイルであったが、澁澤はスーツとかたい服装であった。そして行く前になると決まって喧嘩になったという。
・出不精で旅行へは行かないと言っていたのが、ヨーロッパ旅行がきっかけでしょっちゅう行くようになった。
・澁澤の世間のイメージはネクラであったが実際は明るい人で、俺はネアカと怒っていた。
・すごく記憶力のいいひとだった。
・澁澤は龍子夫人との知識差が1:13くらいあるなと言っていたが、誰でも知っているような常識を全然知らなかった。
・澁澤の原稿はすべて龍子夫人が清書したそうである。
・ガンの手術後、遺作となる「高丘親王航海記」を書き上げたときは龍子夫人と抱き合って喜んだそうだ。
・「高丘親王航海記」の次の作品の予定が「玉虫物語」。澁澤は玉虫が好きだった。澁澤の13回忌の時、それまで全然見ることがなかった玉虫が2匹、龍子夫人の元に飛んできたという。
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時代は、そういう流れなのだと思いました。
龍子夫人と、巌谷氏と、ン十年前、高丘親王航海記のお芝居を名古屋で観たときにお目にかかりました。
これは相当な自慢です。
当時の私には、澁澤氏のなんたるかをまったく知らず、恥ずかしいことでした。
多分、埼玉に集合しているアーティスト達もそこに集結していたと思います。
芸術新潮の白洲正子さんの記事を担当していた龍子さんが、澁澤氏を日本の隠れ里をエスコートされた話もあります。精神の豊穣ということは、どういうことだか教えてくれます。
早く埼玉に行きたいと心はやります。
嬉しいコメントありがとうございます。
しろくろさん、こんばんは。
たまたまもらったのですが、ラッキーでした。
展示の方は予想以上にゆっくり見る事ができましたよ。
澁澤龍子さんと明学教授の対談は行ってきたんですか。
僕も聞いてみたかったです。
澁澤ファンということなので、また覗かせてもらいますね。