pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『アントマン』 2D字幕

2015-09-21 21:23:34 | 映画(あ行)
            身長1.5cmになった男は、ヒーローになれるのか?



『アントマン』
監督・・・ペイトン・リード
出演・・・ポール・ラッド、マイケル・ダグラス、エヴァンジェリン・リリー 他

【解説】
マーベルコミックスの人気キャラクターを主人公にしたアクション。体長1.5センチになれる特殊スーツを着用した男が、正義の味方アントマンとなって悪に挑む。メガホンを取るのは、『チアーズ!』などのペイトン・リード。『ウォールフラワー』などのポール・ラッド、名優マイケル・ダグラス、『ホビット』シリーズなどのエヴァンジェリン・リリーらが出演している。小さな体を生かしながら、強大な悪を倒していくアントマンの姿は痛快。
【STORY】
仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング(ポール・ラッド)。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが……。


面白かった~!!声出して笑っちゃうシーンも何カ所もあって楽しかったです。
ただ、ひとつだけ~刑務所に入っていた理由がただの犯罪者じゃないよ~ホントは良い人間だよっていうアントマンへの導入部分がちょ~っと長かったかな?早く小さくなって活躍してよ~と何度も思ってしまった←せっかちか!?

後ね、私事ですが・・・
虫が本当に苦手なんです・・・
この前からアントマンよりも更に小さいうちの猫ノミとずっと闘っていたのもあって~小さい昆虫は勘弁・・・
大きなスクリーンで、アップで蟻さんとか見たら、身体が痒くなって困った。あんなにたくさんいたらもう!特に赤っぽいのがダメ・・・ツラい・・・
そんな私でも、アントマンと心を通わせ空を飛ばせてくれる羽蟻アントニーは、大丈夫だった・・・羽蟻なのに。なんか一所懸命なとこに感動したり~
それに小さい身体でも群がれば拳銃の発砲さえ止められるって素敵。
アントマンで昆虫見せるなって、ハリーポッターで魔法使い見せるなって言うようなもんですから(えっ?違う?笑)
我慢しましたとも。

小さくなったり、人間サイズになったりめまぐるしく変化するアクションは面白かった!こんなアクション初めて~。
今まで“小さい”ってあんまり着目してなかったけど、小さくなるっていろんなことが可能になっていいですね~。びっくりした。どんな場所でも“隙間”ってあるね~。精密な機械でもあるのね。

愛する娘ちゃんのお部屋でのまさかの戦闘シーン・・・予告でも何度も観たあのトーマス脱線シーンですが~笑った!
トーマスってよく見たらちょっと怖いんだよね。目玉が動くとことか・・・それがあんなに大きくなってド~ンって!大爆笑~~~。
戦車のキーホルダーもよかった。


主演のポール・ラッドさんって、ちょっと地味・・・これから、マーベルの作品にちょくちょく出そうだけど、顔がなかなか覚えられないかもしれない・・・
この普通っぽさがいいのかな?


マイケル・ダグラスさんが出てるから、娘役の女優さんがキャサセタに見えちゃった。←多分私だけ


スコットの元妻が「ともさかりえ」に見えたのは私だけでしょうか?


マイケル・ペーニャがいい味出してる~。彼もマーベルの他の作品に出るみたい・・・すでに契約してるって話が。


ファルコン(アンソニー・マッキー)が思ったより出て来ましたね・・・カメオ位かと思ったら、ちゃんとクレジットにも名前が。


そういえば、ホープもアントウーマンみたいになって出るのかな?そこのこと詳しくないので分からないんですが・・・
てっきりアントマンが素粒子の世界に行って、彷徨ってるママも連れて帰ってくるのかと思いました。そんなにうまい話はないかな。さすがに。
小耳にはさんだ所では、巨大化した蟻をペットにした無邪気なキャシーって、これからまた登場するみたいですね・・・どんな形で出るのかな~~~。


マーベル作品はあっちとこっちと、あれもこれもと繋がっているから~詳しければ詳しいほど楽しめる作品だと思います。でも分からないなら分からないなりにその作品だけでも楽しめるのが又いいんですけどね。
今回もスタンリーおじさん登場してました。わりと分かりやすく出てきましたね。
とにかく難しいことは何も考えず楽しんじゃいましょう~~



マリー的お気に入り度・・・ ★9個(乱暴なシーンもないし、お子様でも楽しめるオススメ作品♪)


怪しい彼女

2015-07-29 00:35:44 | 映画(あ行)
              彼女が歌ったあの日々が、僕らに夢を与えてくれた





『怪しい彼女』
脚色・監督・・・ファン・ドンヒョク
出演・・・シム・ウンギョン、ナ・ムニ、ジニョン、イ・ジヌク、キム・スヒョン 他

【解説】
『王になった男』などのシム・ウンギョンと『ハーモニー 心をつなぐ歌』などのベテラン、ナ・ムニが二人一役を熱演する心温まるファンタジー。70歳の老女が突然20歳の自分に若返ってしまったことから巻き起こる珍騒動を、爆笑と感動の涙で盛り上げていく。『トガニ 幼き瞳の告発』などのファン・ドンヒョク監督が、本作ではがらりと趣を変え新境地を開拓。キュートな容貌とは裏腹に、相手構わず罵声を浴びせる怖いもの知らずのヒロインの魅力のとりこになる。
【STORY】
70歳のマルスン(ナ・ムニ)は、向かうところ敵なしの口の悪さと頑固さで近所でも有名なおばあさんだった。国立大教授に出世した一人息子(ソン・ドンイル)を女手一つで育て上げたものの、アクの強い性格が災いし最近は嫁にも煙たがられる始末。ある日、彼女が写真館で遺影のつもりで写真を撮ると、不思議なことに20歳のころの自分(シム・ウンギョン)に戻っていた。


本当に面白かった!
最近ここまで笑って泣けてっていう作品はなかったかもしれない~~。インパクトあります。
口の悪い頑固なば~さんが魔法にかかったように見た目だけ20歳になってしまうお話です。若い頃は歌手になりたいという夢があったけど、運命の人と出会って結婚し赤ちゃんが出来た途端旦那さまが出征~帰らぬ人に。
身よりもなく女手一つで苦労して、悪いこともして・・育てあげた一人息子は立派な国立大教授に。
幸せいっぱいのハズなのに、自分に正直すぎるのかずっと虚勢をはって生きてきた性なのか周りに遠慮なくなんでも言ってしまう為に引かれてしまう・・・
お嫁さんにもその通りなので、身体が弱い(らしい)嫁さんはストレスでかなり太ってて薬が手放せない生活。
そんな嫁さんがついにばぁさんのせいで?倒れてしまい、優しすぎる息子は大事な母を老人ホームにいれようとしてしまう・・・
分からなくもないです。お姑さんにあれだけ言いたいこと言われたら私でも耐えられるかどうか・・・でも、何度言われても煮物も出来ない。そこは譲って大根・魚・大根ちゃんと挟み込んで煮ましょうよ~って思っちゃった私はすでにお姑さん体質に???どうしよう・・・(笑)


とにかくシム・ウンギョンが素晴らしい!!!
本当に若いの?って逆に疑ってしまうレベルです。
仕草から喋り方から、ばばぁじゃん!(失礼~)褒めてます~~~。
歌も上手い~~~。本業は女優さんなんですよね?でもあれだけ心をうつ歌・・・本当に心に染みました・・・


ナ・ムニさんは、本当に憎らしい毒舌ばーさん(笑)が上手かったです。
私、この方がいるとこには嫁ぎたくない・・・汗


一人息子さん役のソン・ドンイルがダンカンに見えて、一度見えたらそうにしか
見えなくて困った・・・


おばぁちゃんに可愛がられる孫ジハは韓国アイドルグループB1A4のジニョン。
彼はとってもよかったです!
今までB1A4って名前だけで、あんまり知らなかったけど彼は作詞も作曲も手がけるしプロデュースも行うリーダー兼ボーカルだそうで
多くの若手スターが欲しがった“パン・ジハ”役をオーディションで獲得したって。
納得ですね~。本当に繊細な感じがよかったもの。
半地下バンドってネーミングはちょっと笑った・・・


イケメンプロデューサーはイ・ジヌク。
素敵でした・・・
好意をもった女性がいきなり消えてしまったら悲しいだろうなぁ・・・(結局そうなったハズ)


可笑しかったのはTVを観てる姿にブロッコリーが並んでる・・・に笑った。今の日本ではあまりみかけないと思うのですがくるくるパーマヘア。確かにブロッコリー・・・
後、オ・ドゥリを追ってくるプロデューサーさんに魚を突きつけるシーン。
ここも声出して笑った!

笑いの中には涙もいっぱい~
過去を想いながらオ・ドゥリが歌う切ない調べ・・・曲を聴いてるだけでなんだかこみ上げるものがあります。
貧しい時代を一人で生き抜いた強さは弱さと裏表。強がらないと生きてゆけなかった・・・
毒舌な頑固ば~さんになりたかったわけじゃないんだよね。子供を育てる為なら、悪いこともしてしまう・・そうしないと2人生きてゆけなかった。
若い肉体を手に入れて、淡い恋心を持ったとして誰が咎めることができるでしょう~
髪飾りをもらって少女のようにはにかむ姿は可愛かった。(でも、ちゃんと若いきゃぴきゃぴ感は感じさせないのが凄い)

最後の選択は誰でもそうする・・・愛する人を助ける為なら。
生まれ変わったら、自分みたいな親不孝な息子を産まないで・・・と語る息子に、「生まれ変わっても同じ人生を生きる。そうすればまたお前に会える」と。
号泣しました・・・。


自転車で急ぐシーン、本当にハラハラしてしまった!
あんなん絶対危ない~絶対事故に合う。実は一番心配したシーンです・・・(笑)

短い間でも一生忘れない素敵な想い出が出来てよかったなぁ。で、終わりかと思ったら~~~
最後に素敵なオマケがあった。
お嬢さん一筋のパク氏・・・変身後の姿が話題になってたね。ドラマ「太陽を抱く月」で人気沸騰したキム・スヒョンがカメオ出演~
はい!こちらもイケメンでした~。わざとすご~~い訛りの演技してるそうですよ~

エンドロール終わってからスクリーンに
“この映画をすべてのお母さんに捧げます 愛をこめて”と・・・母と息子の物語でしたね。
また泣いた・・・



マリー的お気に入り度・・・★10個(すべてツボです。パーフェクト・・・)



公開時2回観に行って、2014年ベスト11にも選びながら~まだアップしてなかったので(遅い)
中国版公開鑑賞に伴い、慌ててアップしました~
近日中に『20歳よ、もう一度』アップします・・・

『インサイド・ヘッド』 2D吹替

2015-07-24 23:29:11 | 映画(あ行)
           怒ってる、嫌ってる、
             笑っている、泣いている
                すべての感情は幸せにつながっている



『インサイド・ヘッド』
監督・・・ピート・ドクター
日本版主題歌・・・DREAMS COME TRUE
出演・・・(日本語版声の出演)竹内結子、大竹しのぶ、佐藤二朗 他

【解説】
11歳の少女の頭の中を舞台に、喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみといった感情がそれぞれキャラクターとなり、物語を繰り広げるディズニー/ピクサーによるアニメ。田舎から都会への引っ越しで環境が変化した少女の頭の中で起こる、感情を表すキャラクターたちの混乱やぶつかり合いなどを描く。メガホンを取るのは、『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』などの監督ピート・ドクター。成長という普遍的なテーマと子供の頭の内部という独創的で柔軟な世界が混じり合う、個性的な物語に期待が高まる。
【STORY】
田舎町に暮らす11歳の女の子ライリーは、父親の仕事の影響で都会のサンフランシスコに移り住むことになる。新しい生活に慣れようとするライリーの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが、ライリーの幸せのためという強い気持ちが原因で衝突していて……。



本編が始まる前の『南の島のラブソング』ずっとひとりぼっちで最後も気づいてもらえなくて死んじゃうの?と不覚にも泣いてしまった・・・
ちょろい・・・ちょろすぎるよ~私の感情・・・カナシミの仕業か?
でも・・・でも・・・これって多分吹替えじゃなかったら、向こうの方が歌っているのよね?ここだけでもオリジナル聴きたかったな~~。

最初にちょっと苦言を・・・イカリの登場です!
子供向け映画に子供だけを入れておく親御さん~席に座るまで着いてて少し様子みてから退出しましょう~。
私の前の席の子供4人。女子、男子、男子、女子の順で座ってるから~両端の女子が喋りたくてどちらかの子が立って反対の子のとこまで来てお喋り~
これ何回あったと思いますか・・・予告までは許せても(それも邪魔だったけど)本編中にも2回ぐらいあった。
並んで座らせればよかったのに。きっと親御さんから貰ったチケット通りの席に座ったんでしょう~中で席交換ってことが出来ないのが子供。
私も昔、子供だけ入れたけど~チケットなくても席に着くまでは見届けさせてもらえましたが・・・

本編前のドリカムの歌・・・賛否両論あるみたいだけど~
本編前に歌は必要ないのでは?
まぁ歌はあっても、写真はいらなかったかな~と。あの部分もみんなアニメにしちゃえばよかったのにな派です。


さてさて、映画のお話

ディズニー・ピクサー映画って私の琴線に触れるお話が多いんだよね~♪『トイ・ストーリー』とか『ウォーリー』とか『カールじいさんの空飛ぶ家』とか、泣ける作品が多くて・・・
今作は号泣とか、めちゃ泣いてって作品ではなかったけど~心にじわっとくる作品だった。

そして昔のこと忘れちゃう理由がよ~~く分かりました(笑)
あんな場所に捨てられちゃうんだ~。なるほどね・・・

感情の司令部があって、いろんな個性の島があって~って発想が面白い。私にも絶対“おふざけの島”あると思う~くすくす。
ライリーにはない“天然の島”もあるかもしれないわ~~~。

夢を作るスタジオも可笑しかった!脚本も作るのかな~。
そういえば私が小さい頃、寝る前に必ず頭の中で見るシーンがあって・・・それは儀式のように毎日見る光景で・・・サーカスみたいなテントがあって、そこで鐘みたいな音が鳴ってぐるぐるぐるぐる回ってスト~~ンと落ちるのが眠りにつく合図。あれも誰かが作っていてくれたのかも~いつから見なくなったんだろう???


心配していた女優さんの吹替え。
実は普段演技してる時の竹内結子さんの声って、ちょっと低くて好きじゃないのに~ヨロコビの声は凄くよかった!
はっきりしてるし、わかりやすいしポジティブな感じがして合っていた。


大竹さんのカナシミもよかった~~~。本当にジワジワくる声・・・生きててもろくなことありゃしないって思えてくる声←爆 褒めてます。
声優さんにも満足。

ただ・・・途中でビンボンが消えちゃって~(ここでまたちょっと涙出た)
必ずあなたを助ける~だっけ?思い出させる~だっけ?ヨロコビが言ってた気がするんだけど・・・
最後まで出なかった~~~。オマケで何かあるかなって待っていたんだけど・・・肩すかし。

そして最初、カナシミが「やっちゃダメ」「触っちゃダメ」と何度言われても触るのがはがゆかった~


人は、身体だけ成長するんじゃなくて頭の中の感情もこんな風に成長してゆくのかなって思える素敵なお話だった。カナシミなんていらないんじゃない?マイナス思考なんて必要ないって思いがちだけど・・・
カナシミの役割はあるよね。
人は哀しみを知って初めて、本当の喜びを感じることが出来る・・・人の痛みというものが分かって、思いやりという気持ちを理解する。
カナシミは絶対必要なものなのよね。
そういうことを子どもにもわかりやすく訴えてくる作品だったと思う。

ライリーだけじゃなくて、他の人の頭の中のいろんな5人~も楽しかった♪
エンドロールでは犬や猫までも!笑えた~。




マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半以上(オリジナルの声も聴いてみたいな)



『アリスのままで』

2015-07-06 22:29:32 | 映画(あ行)
50歳のアリスが自分のままでいられる最後の夏。
家族との絆を描く感動の物語。




『アリスのままで』
監督・脚色・・・リチャード・グラツァー / ワッシュ・ウェストモアランド
出演・・・ジュリアン・ムーア、アレック・ボールドウィン、クリステン・スチュワート、ケイト・ボスワース、ハンター・パリッシュ 他

【解説】
若年性アルツハイマー病と診断された50歳の言語学者の苦悩と葛藤、そして彼女を支える家族との絆を描く人間ドラマ。ベストセラー小説「静かなアリス」を基に、自身もALS(筋委縮性側索硬化症)を患ったリチャード・グラツァーと、ワッシュ・ウェストモアランドのコンビが監督を務めた。日に日に記憶を失っていくヒロインをジュリアン・ムーアが熱演し、数多くの映画賞を席巻。彼女を見守る家族をアレック・ボールドウィン、クリステン・スチュワート、ケイト・ボスワースが演じる。
【STORY】
50歳の言語学者アリス(ジュリアン・ムーア)は、大学での講義中に言葉が思い出せなくなったり、ジョギング中に家に戻るルートがわからなくなるなどの異変に戸惑う。やがて若年性アルツハイマー病と診断された彼女は、家族からサポートを受けるも徐々に記憶が薄れていく。ある日、アリスはパソコンに保存されていたビデオメッセージを発見し……。


予想外に淡々と物語は進んでいきました・・・
絶対泣く!と構えて行ったので少し拍子抜け。でもそれはあえてそういう作りにしたのかな・・・


ジュリアンの演技は噂通り素晴らしかったですね~。
頭がキレる言語学者の姿から、少しずつ“自分”が失われてゆく様が、大袈裟ではなく、少し目を泳がせるとか・・・一瞬ポッとした表情をしているとか本当に自然に自然に演じられていて、そこに惹きこまれた・・・


夫であるアレック・ボールドウィン・・・ゴメンなさい。どうしても私には彼が悪代官に見えてしまって(笑)
すっごく優しく包容力のある男性なんですが~そう見えないのは私だけ???


クリステンはヴァンパイアより、こういうのがずっといいかな~。まぁ私はヴァンパイアの彼女も嫌いじゃないんですけどね(苦笑)
自由に生きていて母親とはちょっと確執があって・・・でもだんだんと心を通わせていって、結局は彼女が介護・・・というところに胸熱・・・涙


ケイト・ボスワースはクールビューティなので、冷静な長女さんが似合うのですが・・・
宣告受けてですよ?絶対にアルツハイマーになるって宣告受けてあんなでいられます?彼女に関しては、語りたい・・・

若年性アルツハイマーの場合、老人の痴呆とは違って・・頭がしっかりしている時に宣告を受け、深刻な病状になるまでの期間が本当に本当に苦しい。
あらためて思った。。。だんだん自分が自分でなくなるってどんな気持ちなんだろう?そんな思いもいつかは忘れてしまうから耐えられるのだろか・・・
そうしたら、家族性の遺伝で100%若年性アルツハイマーという宣告を受けた長女があまりにも精神的に強すぎて。そこにとても違和感を感じた。
アリス本人はもう目の前に迫っているけど、長女の場合は先が長い・・・子供を産み育てそして病に身をゆだねる決意が全然描かれていないのはちょっとおかしい・・・
いくらアリスの物語といっても、そこはサラリと描きすぎでは?と。

“死”が怖いのは、“無”になってしまうのが怖ろしいから・・・そういう意味では、自分が分からなくなることは“無”に等しい。“無”である自分がこの世界に存在していても、生きているってことになるんでしょうか?
彼女が自分で命を絶つ方法をPCのファイル(蝶)に残しているシーンが辛かった・・・
しかも・・・病状が進んでしまったら、いくら周到に準備しても自分で命を絶つことも出来ないんだよ。と言われてる気がしました・・・
本当に切ない。

一番感動したのは、発病してからの彼女の講演。
作った原稿ではなく、自分の言葉で、懸命にマーカー引きながらのスピーチ・・・やっぱりここかな・・・

実際はこんなに美しいお話ではないことはみんな分かってる。
でも、愛があればたくさんのことを乗り越えられる・・・かも・・・しれない・・・それでいいんじゃないでしょうか。
現実はもっともっと苦しいのだから。



マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半(ジュリアンが素晴らしかった・・・)

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 2D字幕

2015-07-05 12:05:25 | 映画(あ行)
                     愛を知るー全人類に捧ぐ





『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
監督・・・ジョス・ウェドン
出演・・・ロバート・ダウニー・Jr、ジェレミー・レナー、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、コビー・スマルダーズ、サミュエル・L・ジャクソン、クリス・エヴァンス、アーロン・テイラー=ジョンソン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、ジェームズ・スパイダー 他

【解説】
ロバート・ダウニー・Jr演じるアイアンマンをはじめキャプテン・アメリカやハルクなど、マーベルコミックスのヒーローが一堂に会するアクション巨編の第2弾。アイアンマンことトニー・スタークが完成させた人工知能“ウルトロン”の暴走に端を発する、ヒーローたちによる愛する者たちを救うための戦いをダイナミックに描く。監督は、前作でもメガホンを取ったジョス・ウェドン。共演にはスカーレット・ヨハンソンら続投組のほか、ジェームズ・スペイダーらが新キャストとして参加。ヒーローたちのバトルやドラマに引き込まれる。
【STORY】
人類の危機的状況を何度も打破してきたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、平和維持システムとしての人工知能“ウルトロン”を誕生させる。人類を脅威から守るために完成させたウルトロンであったが、平和を脅かす唯一の存在は人類だと結論付け、抹消しようとする。



公開初日朝一で鑑賞~。もちろん2D字幕です。もっと人が多いかと思ったけど・・・そうでもなかった・・・
それより、あったあった!SWの予告編~あの音楽も流れてテンションあがった~~~。「私の家系は代々フォースが強い・・父も(ダースベイダーが映る)」思わずきゃ~!って言いたくなった。
映画泥棒も終わってからあったから、ここからすぐ本編への流れ~っていう感じでよかった~~~。

と、アベンジャーズは・・・
う~ん・・・ちょっと思ってた感じと違ったかな。もうちょっとウルトロンが強敵で手も足も出ない究極の状態までいくのかなって勝手に思ってたので
正直拍子抜け感はありました。でも楽しかったです~
ソーが好きだから、ソーがムニョムニョ(まだ覚えてない 笑)持って暴れるとことか、普通の洋服着てるとことか萌えました♪

ただこういう続編ものでよくあるけど
主人公たちにとって大切な人物だけど名前しか出ないパターン・・・こんな危機的状況でポッツ(グウィネス)が全然登場しないとか
ソーの想い人ジェーン(ナタリー・ポートマン)も名前だけ。でもセルヴィク博士(ステラン・スカルスガルド)が出るだけいいのかな・・・
あっちもこっちもリンクしてる作品なんだし、カメオでチラッと登場してくれるとテンション上がりますが~まぁ無理な相談か~


これ以降の作品、ロバダウさんは出ないの???ラストでそんなニュアンス?

ソー以外にテンション上がったのは、やはりスカヨハ~男前な美しい女性はカッコいい!
予告でも何度も観たけどバイクに乗ってキャプテンの盾を拾うシーンとかめちゃカッコいいですよね~~~。

魔女的な能力持ったワンダ、エリザベス・オルセンもよかったです。

双子のピエトロはクイックシルバーなんだね(遅っ)役者さん見覚えあるけど思い出せずツイで呟いたら、BROOKさんが教えてくださった。サンクス♪
キック・アスの彼だったか~~~。


結局・・・今回はロキの杖に付いてた石だったけど
あれとこれと・・あれもこれも揃うとなんか起こるんですよね?そこんとこよく分かりません・・・

あと、今まで声だけの出演だったJ.A.R.V.I.S. (ジャービス)がついに人間化(人間じゃないか?)にびっくり!

見どころはやはり戦闘シーンなんだけど、破壊力が凄すぎてあまり印象に残らないという(苦笑)
ハルクが大・大・大活躍だったな・・・あの人不死身?

キャッチコピーにもある通り、今回のテーマは“愛”
様々な愛の形が登場
人類の未来を救うのは・・結局最後は愛。そんなお話だったかな・・・


この前から何度か書いているけど、今までなら必ず“日本”がどこかに感じられたり出てきたりしたけど~最近は全部“韓国”ですね。日本の洋画離れ激しいし・・・え~っ?て思うような邦画(ゴメンなさい)が満員で心配になってしまう。
洋画ファンとしては本当にサミシイ。昔は洋画はみんな字幕だったから~小学校の頃から字幕を観ていた身としては・・・ヘンな吹替え多いのも洋画離れの一因かなとか思って。
ちょっとぼやいてしまいました・・・

いつものエンドロール後オマケが早かった!みなさん本編終わっても席を立たないでね~~



マリー的お気に入り度・・・ ★8個半以上・・・(ちょっと辛いかな?)