社会復帰を目指して  クリスチャンのつぶやき日記  躁うつ病・高血圧・変形性ひざ関節症の病と格闘しています(*^_^*)

私はカトリックのクリスチャンです。キリストの目線で日々の津々浦々を愚痴ったり、感謝したりを綴っていけたらと思います。

鎌倉であった恐い話

2016-11-25 12:39:55 | 日記

 鎌倉という場所は皆さん、ご存じですよね。鎌倉幕府があった場所ですが、多くの人があこがれを持つ、ステータスな場所。「あこがれるよねぇ~!」「住んでみたいわぁ~」などと言われる歴史ある皆さんあこがれの地の一つのようですが・・・。

 実は、この鎌倉という地は、最も多くの血が流された場所でもあります。鎌倉の合戦で多くの兵士たちが血を流し無残にも殺し合いをした場所でもあるのです。その証拠に、この場所に家を建てようとすると、多くの人骨が出てくるそうです。どこを掘っても人骨だらけ。お化けが出るという噂のある場所が多く臨在しています。

 私は、一年半この土地で過ごしたことがあるのですが、霊感が無いので、全く恐怖体験をしたことがありませんでした。鎌倉という土地は夏になると湿気がひどく、疥癬に悩まされた記憶があります。ストレスが多かった状況だったので、免疫力が低下していたからでしょう。

 この土地から離れてから何年後だったでしょうか。お世話になっていた鎌倉の修道院にお泊りすることになりました。時々お邪魔していたので、何のためらいもなく、喜んで何回かお世話になっていたのですが・・・。

 ある日の夜、シスターが用意してくれた客室で私は眠りにつきました。早朝ミサに与るため、朝早く目覚めなければならなかった私は、携帯電話のアラームをセットして机の上に置き、床に就きました。私は気持ちの良いベッドの中で、すやすや眠っていたのですが、いきなり携帯の着信音が鳴り響きました。私はハッと起きて携帯を見ると、着信音と共に電光がピカピカと光っています。こんな夜中に誰だろう?といぶかしげに思いながら、その携帯を手に持とうとした瞬間、姿の見えぬ誰かが、ベッドの脇の壁を”ドンドン!ドンドン!!”と叩いているのです。私はその時、みょうに冷静でした。あ~この世に未練を持つ霊が私に祈りを求めてやってきたのだろうな・・・ということを感じたからです。その証拠に携帯電話に出る前に着信音は鳴りやみ、表示を確認してみると、不在着信のマークが表示されていません。時間を見ると、夜中の2時頃でした。

 当然、私はその日の早朝ミサの時、姿の見えなかった来訪者の魂が天国に召されますようにとお祈りしました。後にも先にも、あんなにはっきりとした霊体験をしたのは、生まれて初めてです。ですから皆さん、幽霊と仲良く出来ないならば、鎌倉に住むことはお勧めできませんよ(-_-;)