二日間放置され、彼からの電話が無かった私は、業を煮やして今日のお昼ご飯の時間帯に、彼が居るはずの食堂へ電話をかけました。するといつもの女性の管理人さんが必ず出るのですが、「もしもし、お忙しい所申し訳ありません。ペトロと申しますが、〇〇さんいらっしゃいますか?」と尋ねたら、初めて「こんにちは」と挨拶されました。何度も彼宛に電話をかけているので、私に親近感を感じ始めたのでしょうか。私は嬉しくなってウキウキしながら「こんにちは」と明るく挨拶を返しました。
電話の待ち受け?の音楽がかなり長く鳴っていて待たされましたが、腹を立てていた私はみょうに冷静でした。まず、彼が出ました。私は、「こんにちは。今お食事の最中でしょ?終わってからでいいから、電話が欲しいのだけれど、いつ頃が空いているかな?」そう、彼を責めてはいけません。まずやんわりと・・・。彼「いや、まだ食事出来ていないから今でも大丈夫だよ」私「でも、お腹空いてるでしょ?後でもいいよ。」彼「いや、今で大丈夫」と押し問答の末、私が折れました。
ここで一発、釘を刺しましたよ。「二日間、お元気でした?」彼はぐうの音も出ないという感じでした。彼「ごめん、ごめん、え~・・・と」その後の言葉が詰まっています。私「風邪でも引いてしまったの?大丈夫?」彼「いや、そうじゃないんだ。実は生活が昼夜逆転してしまって・・・昨日徹夜だったんだよ。」私「え~大丈夫なの?」な~んて言いながら、心の中で『やっぱり購入したばかりのゲームにはまって生活リズムを崩して寝てしまったんだな。』と落ち込みました。私の魅力よりも彼にとってはゲームの方が魅力的で止められなかった。そういうことみたいです。本人はそれを認めていませんでしたが・・・。
そこで一発、もう一釘。「昨日、電話待ってたんだよ。」彼は申し訳なさそうに「ごめんなさい。」と素直に謝ってくれました。まあ、毎日電話をくれと言っている私が我儘なのだけれども、それは置いといて、彼を許してあげました。そして大胆にも、またまた彼におねだりを・・・。
私「クリスマス・イヴの日、東京の四ツ谷で会いませんか?」キャ~~~。言っちゃった。究極のおねだりです。彼「いいよ。イヴの日って何曜日だっけ?」今年は土曜日です!次の日が日曜日💛私「〇〇さんの家からだと3時間くらいかかるけれども大丈夫かしら?」彼「大丈夫だけれども、ペトロさんの方こそ足の痛みの方大丈夫なの?」私のことを気遣ってくれる彼。やっぱり優しい。私「大丈夫。詳しい日程は後で決めましょ。とりあえず6時のミサに与る前に、お食事を一緒にして、喫茶店でお茶をして、おしゃべりしましょう。それでいいかな。」彼「いいよ。」
オーマイガー!\(^o^)/クリスマス・イヴに彼氏とデートなんて生まれて初めてです。神様、仏様、私を応援して下さった方々、本当にありがとうございます!やっぱり自分の気持ちを素直に表現してみるものですね。右膝の痛みはちょっと辛いけれども、四ツ谷だったら私の庭のような場所。地理的なことは大まか把握しています。四ツ谷にはイグナチオ教会があってそこでミサに与ることが出来ます。彼も私と同様クリスチャンなので、何の抵抗もなく、一緒にミサに与れます。でも、人気スポットで並んで待たされるのですよね。この辺、時間を見誤ると、彼の帰宅時間が遅くなってしまうので、気を付けなければ・・・。
最後に私「明日また電話くれる?いつもの時間に・・・」とお約束して受話器を置きました。一歩どころか三歩前進?感謝の心でいっぱいのペトロでした。おのろけ話を読んで下さりありがとうございましたm(__)m