マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

米国育ちで日本の小中学校に数日通った子供達が思った10のこと&敏感っ子が学校に慣れていくということ

2017年06月28日 | 子育て全般

日本滞在10日目です!

実家は、食器洗浄機、乾燥機、クーラーなどの家電製品に頼らない生活なので、

フーフー言いながら、汗をふきふき家事してます。

毎晩日が沈み、ひんやりとした風にあたる心地よさといったら!

また食材の買出しや、とにかくどこへいくにも、

徒歩や公共の交通機関が頼りですから、足腰が鍛えられますね。

通常の日本の方々と同じように暮しながらも、足が、毎日筋肉痛ですよ。

米国社会で、常に心地よい温度に保たれた環境や車社会になれた身体が、

日々作り直されているような気持ちです。

 

しかし冷房も、どこへいっても米国に比べると、マイルドですね。

米国の自宅の近所のスーパーも、

夏の間、「店舗丸ごと冷凍庫?」と思うぐらい冷えてます。

必ずジャケット持参で買い物へ行くのですが、

あちらの方々は、ノースリーブにショーツで悠々と買い物されています。

「感じる度合い」が違うのでしょうかね。

 

 

さて、先週は中学校、今週は小学校の体験入学を終えました。

普段、今の学校のあり方について書くことも多いわけですが、

今回は2.3日、お客様のように参加させていただいたこともあり、

ただただ、先生方、そして生徒たちの

優さ・親切さ・親身さ・ユーモアなどに感動した日々でした。

三女を囲んでクラスメート達。

 

子ども達も、

先生はじめ周りの生徒の「人の良さ」に驚いていました。

米国から数日体験入学という立場ですから、

生徒達もものめずらしかったのでしょうね、

常に周りを囲むようにしてお世話していただきました。

 

最後には、

ラミネートされた集合写真の裏にクラス一人一人から寄せ書きしていただいたり、

クラスメート一人一人から手紙もいただきました。

短い間でしたが、かけがえのない思い出になったようです。

 

また中学は、校長先生はじめ先生方が、

「これまで様々な中学校を回ってきたけれど、この学校が一番落ち着いています」

と口を揃えて言うような学校でした。

 

母校なんですが、

当時は、竹刀を常にもっているような先生もいて、

ヤンキーとか「不良」といわれる子がもっといたよなあと思い出してました。

親御さんたちに聞いても、「ヤンキーとか全然いないのよ」とのこと。

確かに、見渡しても、真面目そうな子ばかりです。

「ぐれてる暇も余裕もないのよ」という親御さんもいましたが、

親の目や手が、より行き届くようになったということなんでしょうか?

 

 

以下ざっと、子供達が口にしていた感想をまとめてみます。

米国育ちの子供達が日本の小中学校に数日通ってみて驚いたこと

1. 中学に入ると男女の間に大きな距離ができる

これは中学生組みの意見です。

小学生は見ていても、男女がより混ざり合っていましたね。

米国のクラスは、授業の割り当てでも自主的にも、

様々な活動を男女混ざってすることが多いのに対し、

日本では、授業でも休憩時間でも、

男女がはっきりと別れていてびっくりしたようです。

男子は遠巻きに女子を眺めながら、

時々ちょっかいをかけるといった振る舞いをする子もいる。

すると女子は、「男って子供っぽいよねえ」といった様子で返す。

こうした雰囲気は、米国にはないのだそうです。

確かに米国の中高生を見ていると、

「男女の境界」をそれほど意識していないところがあります。

これはインターナショナルスクールに小学時代通い、

公立の中学に移った従兄弟の息子君も口にしていました。

 

2. 掃除の時間がある

これは、小中学生皆、衝撃だったようです。

また、中学校の教頭先生が、

「最後の感想で、娘さんが皆で掃除していることに驚いたと言っていたんですが、

日本の生徒にとって、とても新鮮なコメントでしたよ」とおっしゃられてました。

米国は雇われた業者さんが掃除をします。

生徒自らが皆で学校をきれいにすることが時間割に組み込まれているのは、

日本が誇ることのできる、最高の教育だなあと思います。

 

3. 給食が美味しい&選択肢がない

日本の学校での掃除と給食については、

世界的にも知る人ぞ知る有名なこと。

同時に長女は、米国のように自分で食べたい物を選ぶことができない

ということが新鮮だったようです。

 

4. 生徒が従順で先生をよりリスペクトしている

米国では、「生徒が自分の意見を言う」という風潮が行き過ぎて、

あまりにも傍若無人に先生に対しても失礼な態度をとる生徒もいます。

日本では、先生に言われたことは何であっても素直に「はい」ときく従順な生徒が多いことが驚きだったようです。

 

5. 写真の時に皆がピースする

また、最後の記念撮影でも、

皆が皆ピースサインをする様子に驚いてました。

確かに。

「こうするのよ」とピースサインを教えてもらったそうです。

 

6. 恥ずかしがりやの子が多い?

米国では人前でのプレゼンも小学生時代から鍛えられます。

それに比べ、日本は人前で話すことが苦手な子が多いのかなという印象だったようです。

最後にクラスメート一人一人からもらった手紙にも、

アメリカの学校生活についてスピーチするよう言われた長女へ、

「物怖じせずクールだった、堂々と話していてかっこよかった」

と書かれたものが多かったです。

 

7. 礼をする回数の多さ

毎時間、立って先生に向かい、

「よろしくおねがいします!」「ありがとうございました!」と挨拶することに驚いてました。

廊下でも、先生とすれ違うときには会釈し、

日に何度も何度もお辞儀する様子が強く印象に残ったようです。

挨拶とは、原点を思い出す瞬間、そう思います。

授業ごとに、こうした節目ががあるというのは素晴らしいなと私は思います。

 

8. 折り紙が上手

小学生の子達、たくさん折り紙を折ってプレゼントしてくれました。

カタツムリや、凝った独楽や、

折り紙好きな三女も次男も感動してました。

折り紙は、米国でも子ども達の間で人気があり、随分と行き渡っています。

日本の文化が、こうして世界中の子ども達の架け橋になっているのっていいですね。

 

 9.手を握ってくる子がいる

小学生の三女ですが、

歩く時など、女の子達が手を握ってきたことに、とても驚いてました。

確かに、米国ではお友達同士手をつないでいる様子をあまり見ないかもしれません。 

ハグを頻繁にする文化ですが、面白いですね。 

 

10.先生が前に立ち教科書にそって講義をするという授業がほとんど

米国は、教科書がなく、

担当の先生が独自に用意するプリントや用具を用いた授業も多いですし、

もっと先生と生徒間、生徒と生徒間で

ディスカッションなどのやりとりが組み入れられているとのこと。

長女は、子供なりに、

「日本の学校は、先生も生徒も人は親切で最高だけど、

教育はどうなんだろうと思った」と言っていました。

他の子達も、日本語がしっかり分からないということが大きいのですが、

他のことは楽しかったけれど、

ただ座って先生の話を聞き続けるのみの授業が、

退屈だったと口を揃えていました。

逆に言えば、より長い間ジッと座って話を聞き続けることのできる日本の生徒たちがすごいです。

米国では、授業中も動き回ることも多く、

期待される「じっと座り聞き続ける時間」もより短いように思います。

 

 

学校に慣れるのに時間がかかった次男7歳の成長

3歳のプレスクール時には、嫌がりながらも3ヶ月続けた末、

激しいチックが出、断念。

←プレスクールを止めることでチック改善。

チック症体験:http://kosodatekyua.com/tic/

 

5歳のキンダーでは、

「音が大き過ぎる」とランチの時間や行事には、

私が隣に座り手を握ってました。

 

小学校1年でアラスカから東海岸に移り、

通学バスは苦手だけれど、

私が教室まで手を繋いで送り迎えするなら登校できるようになります。

 

小学校2年で新たな小学校に移り、

今では、毎朝「ばいばい!」と車を降りて学校に向かい、

帰りはバスで戻ってきます。

気の合うお友達が何人かできたようで、

学校が楽しいようです。

 

今回、再び全く見知らぬ、しかも言語も通じない環境に入るわけですから、

難しいかもしれないなと覚悟していました。

それでも結局、「まあまあ楽しめた」とのこと。

「言葉さえはっきり分かれば、この学校、毎日行ってもいいかも」とも言っていました。

次男にとって、またひとつ成長だなあと感じています。

 

「敏感な子」が、本人のペースで慣れ、

その子なりに様々な体験ができるよう、

長い目でみてサポートしていきたいですね。

 

 

 

 

 

最後に、小学校でも中学校でも、

「お忙しいところお手数をおかけして申し訳ないです」という私に、

「学校にとっても生徒にとってもいいことなんですよ。

異なる文化に育った子と直接接することができ、

英語を学ぶ機会にもなりますから」と先生方。

 

2019年から、

小学校でも高学年から英語の授業が始まりますね。

これまでの小学校の先生の採用時点では、

「英語ができる」ことが必要とされていませんが、

それでも、そうして先生になった方々が、英語も担当することになるのだそうです。

「高学年を受け持つことを避ける先生方が増えるんじゃないか」と

小学校の教頭先生も笑ってらっしゃいました。 

「グローバルな人材を育てよう」とする教育改革は、

調整を必要としながらも、現場にも、徐々に浸透していますね。

 

小学校分団登校

この中央の線からは、「靴をはいたままではだめ」と教えられます。

 

実際、靴で一歩でもこえようものなら、即効注意されます。

「こ、こまかいね」と驚く小学生組み。

 米国は、靴と屋内の差がアバウトですからね、新鮮だったようです。

 

 

さて、書たきたいことは溢れながらも、

体力的に限界です、ひとまず寝ますね。

今週は東京へ日帰りもありましたし、週末は大阪です!

こちらに来て以来、日本の子育て本にも手当たり次第目を通しているのですが、

その中から思ったことなどもお伝えしたいなと思っています。

それでは、みなさん残りの週もよい日々を!

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