社員のおしゃべり

日々の生活の中でのできごと

また・・・

2015-06-25 09:47:29 | 日々の生活で・・・
 つい先日、事務所から歩いて10分くらいのところにあるスーパーへ気分転換をかねて買い物へ行った。 するとなんと今月末で閉店するとの張り紙。 「えっ!!そうなんだ」まったく知らずに出勤時に通過していたが、ちょっとお茶やアイスを買いに行くにはとても重宝していた。 朝出勤時に立ち寄っては買い物をしていたものだ。

 確かに行くたびに「お年寄りが多いなあ。 まあ時間帯もあるのかなあ。」とは思っていたが、それにしてもこの近所に住むお年寄りにとっては有り難いスーパーだったと思う。 なくなると不便になるだろう。 実際おばあちゃんがひとり言のようにおっしゃっていたのが耳に入った。 「なくなると困るよねえ。 これからはどこへ行けばいいのかねえ。 乳母車を押しながら行くには遠いよね。 へえどうするかのう。(これは岩国弁。「さあどうしようかなあ。」)」 何だか切なくなる。

 車で買い物に行ける人はいい。 でも川向こうから橋を渡って買い物に来るお年寄りも多い。 丁度ウオーキングの際に橋の途中で出会い、挨拶して通過するのに、邪魔にならないように避けてあげる。 お喋りしながら橋を渡ると「ありがとうねえ。 お喋りの相手までしてもらって・・・。」 「いいえこちらこそ。 楽しかったですよ。 お気をつけて。」と別れる。 そんなやり取りもたびたびだ。 決して知り合いでもなんでもなく、たまたま橋の上でご一緒になったおばあちゃん。

 そうよねえ。 必要なものを必要な時に買いに行く。 そこでレジの人とちょっとしたお喋りをして・・・。(もしかしたら一人暮らしのお年寄りだったら、それが一日の中で唯一の会話だったかも知れない・・・などと想像してしまう。) レジでそうしたやり取りを度々見ている。 どこか田舎町の、そう子供ころかもしれない。 祖父母の家に遊びに行った折に、近くにある駄菓子屋さん、いや何でも屋でも見かけたようなやり取り・・・。 

 入りくんだ街中にあるちょっとしたスーパーが消えていく。 長くそこに住む庶民の生活を支えていたスーパーがなくなっていく。
そう言えば自宅近くにあったスーパーも(子供たちが保育園の時に初めてのお使いをしたスーパー)(次女が原色のついたお菓子の前で「お母さん、お家はお薬が入ってるからこのお菓子は買わないのよねえ」と言ったスーパー)も子供たちが小学生になる頃にはなくなった。 勤務の帰りに子供を保育園に迎えに行き、そのスーパーで買い物をして帰る。 レジの人とも親しくお喋りしたものである。 何だか懐かしいなあ。 そしてその後そこから少し離れたスーパーもなくなった。 

 同じ団地の人で子育て中の人たちは、初めてのお使いにどこまで行かせるのかな?などと思う。 随分遠いなあ・・・。

 「日々の生活で必要な品物をその時買いに行く・・・」。  そんな様式は変わり、今はまとめ買いになった?

 はて、どちらがいいのかな? 




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岩国市、周南市、下松市、光市、防府市、山口市、柳井市、その他周辺地域の不動産に関してはご相談ください。⇒山口県岩国市岡村不動産鑑定事務所



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