北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

猫本来の仕事

2007年09月18日 21時01分23秒 | Weblog
 我が家の猫が、喰い残しの昆虫のバラバラ死体を縁側に散乱させて、家族たちの顰蹙をかっていたが、私が音声パソコンのメール通信で、猫のこの残虐行為を即刻社会的に告発した。

 するとこの時の音声を猫が聞いていたのだろうか。昨日は初めて猫がネズミを捕らえてきたと言うではないか。家族に冷たい視線を浴びせられた事で、自らの残虐行為を反省し、猫本来の仕事に目覚めたのであろうか。それとも、私が重大な誤解をしていてこの前の猫の昆虫採集は、いざネズミを捕らえるときのためのリハーサルであったのだろうか。いずれにしても見事な仕事ぶりだったようである。

 ところで、わが国の国会議員の先生たちは本来の仕事をしているのだろうか。そもそも国民の厳粛な信託を受けた国民の代表者として、国民全体に奉仕する立場であるのだが、特定の大金持ちや外国の権力者への奉仕者とはなっていないだろうか。そうであれば、我が家の猫のように反省して、本来の役割を果たしてもらうか、もっとこくみんの代表者としてふさわしい人たちに代わっていただく以外に無いだろう。

 さて、我が家の猫は、捕らえたネズミをその後どうしたのだろう。以前に飼っていた猫は、捕らえたネズミを2~3日間放置してからゆっくり食べていた。よく牛肉などは、しばらく寝かせておいて、腐る直前のほうが肉質は柔らかくなり、アミノ酸も増えておいしくなると言う。ところが今度の猫は、捕らえたネズミを即刻食べてしまったと言う。どうやらゆっくり熟成させてから食べるタイプではなく、死後硬直が始まる以前の、まだ生暖かくて新鮮なうちに食べるほうが好みのようである。