北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

4・29菜の花の森コンサート

2019年04月12日 21時28分03秒 | ヒューマン・ファーマーズ
みなさんこんにちは。ヒューマン・ファーマーズの北嶋誠です。
 下記の「菜の花の森コンサート」について、ご案内を送信いたします。
是非ともご参加のほどを、よろしくお願いいたします。

今年は、例年にも増しての時間不足、人材不足、資金不足の状態です。そのうえ、私た
ち自身の能力不足も相まって、準備は遅々として進んでいません。

 それでも、少数精鋭のスタッフの気力は充実していることと、是非参加したいという
旨の要望が多数寄せられていることもあり、暗雲垂れこめた世相の下でも、助け合い励
ましあい、そして困難とたたかいながら、ひたむきに生きる仲間たちの交流の場として
今年も実施します。


菜の花の森コンサート

里山でのフリータイム。自由に散策、食べて歌って栄気を養いましょう。
 10時30分からは、里山内ステージにてコンサートを行います。

 私たちは、子どもたちに安心な食べ物を、美しい田畑や里山を、平和な故郷を伝えて
いきたいのです。
 未来を展望しながら、いのちと暮らしを守って活動する仲間たち、文化でたたかう表
現者たちが集い、食べて、語って、歌って交流しましょう。
 お気軽にご参加をんお願いします。


日時  2019年 4月29日(月・祝日)
    10時     受け付け開始
    10時30分  開演
    14時30分頃 終了

場所  茨城県結城市江川大町東地区の北側約300m 北嶋誠さんちの里山
    雨天の場合は 結城市江川地区多目的集会施設 ホール
    所在地 茨城県結城市江川新宿1973

出演(4月3日現在)
    ヒューマン・ファーマーズ いわき雑魚塾
    はるかかなた 春風三郎(腹話術 かるちあ農園結城うたごえ
    他 飛び入り歓迎!

入場無料  みんなが主役の手作り交流会です。
    飲食物は、各自持ち寄ってください。差し入れやカンパは大歓迎です!

  *当日は、8時30分から、コンサート会場準備、PA設営などを行います。
    是非、ご協力をお願いします。
    出演者のリハーサルは、10時頃に若干の時間があります。

主催  かるちあ農園(ふぁーむ) ヒューマン・ファーマーズ

お問い合わせ  090-4845-9070 北嶋

世界の流れは家族農業・核廃絶・人権工場なのに〜一障害者農民の憂い

2019年04月12日 21時24分13秒 | Weblog
わが家の暮らしや仕事のことで難問山積で、どこから手を付けていいのか分からない状
態なのに、世界の流れはなどと呑気なことをのたまわっている場合ではないだろうと言
われそうだ。
 だが、農業、平和、環境、人権など、あらゆる問題が、私自身と家族の生命と暮らし
に関わってくることは当然だし、これらの問題の根源が、世界の流れに逆行する安倍内
閣自民党政治に行き着いてしまうようにも思う。
 例えば国連では、世界の飢餓や貧困などを解消していくためとして、家族農業の10年
を提唱しているのに、この国の農政は、効率優先利潤優先の大規模企業経営を推進して
いる。
 やはり、核兵器の廃絶は世界の悲願なのだが、唯一の被爆国であるにも関わらず、国
連で決議した核兵器禁止条約にも参加していない。
 世界が、軍縮と平和の方向を模索し対話の努力をしているのに、外国の脅威をあおり
ながら軍事費を増大させ、憲法九条を改悪して、戦争をする国に戻そうとしている。
 地球温暖化対策のパリ協定では、地球規模での問題であり、一国の存亡をかけて臨ん
でいる国がある一方で、日本政府は温室効果ガスの削減にも消極的である。
 人権問題では、国民の知る権利のバロメーターの一つである報道の自由度の世界ラン
キングが67位とか、男女平等ランキングが調査国中最下位の114位だとか、国際組織の
発表による無残な数値もあるが、数字の問題以上に、人権向上を願望する世界の流れか
らすれば、この国はまだまだ人権後進国ではないだろうか。
 視覚障害者生活21年を今さらに愚痴るわけではないが、障害者権利条約の締約国とな
って4年、これを受けた障害者差別解消法の施行から3年を経過したがどうなっているだ
ろうか。
 私たちの実感としては、これらの法制が国民に啓蒙されることなく、関係機関に周知
徹底されることもなく、障害者を取り巻く環境の改善が遅々として進展しない中で、障
害者は相変わらずの自助努力を余儀なくされている。
 何か止めどなくなってきた。障害者としての悲哀を、ここでまた愚痴るまいとは思っ
てはいたのだが、世界の流れと日本の現状を引き合いに出して、憂い、憤り、そしてさ
んざんに愚痴っている一障害者である。

視覚障害者として生きるために

2019年04月12日 21時19分25秒 | Weblog
視覚障害者でも生きていくために、やるべきことはたくさんある。だから、こんなブ
ログを書いている暇はないのだが、ふと思い立った時には書き込むようにしている。
 大した意味は持たないだろうが、これを見ている何人かの友人知人たちへの伝言や、
私自身への叱咤激励くらいにはなっているだろう。
 ところで、失明してから、間もなく21年を迎えようとしている。何とか酪農を続
けてはいるものの、経営のうえでは、あくまでも補助的な役割を果たしているに過ぎな
い。
 障害者としてのハンディの重さが、厳然たる事実としてある。
 遅ればせながら障害者権利条約の締約国となり、障害者差別解消法はできたが、この
国はまだまだ人権後進国である。つい最近でも、官公庁をはじめとする障害者雇用の水
増し問題が発覚したばかりである。差別は、今でも重く根深く存在しているのである。
 実際に、社会参加どころか、自分自身の衣食住の確保ですら、単
独ではままならないのが現実だ。
 視覚障害者の三大不自由として、移動歩行の不自由、情報通信の不自由、就労の不自
由がある。これらをはじめとして、私たちの行く手には様々な、そして言葉では言い尽
くせない障害が横たわっている。
 視覚障害者の先人たちによれば、かつては今に比較にならないほどの苛酷な差別と人
権蹂躙の時代であったという。それを社会参加と運動で、長い年月をかけて克服してき
たのである。
 今を生きる私たちに、どれだけのことができるかは分からない。でも、先人たちに続い
て、自らができることで行動しものを言い、次代に生きる障害者に引き継いでいかなけ
ればならない。
 今、結城市内で活動している視覚障害者は僅かに数名である。その仲間たちと共に、
ささやかながらも障害者運動を開始している。
 音声パソコンや点字の勉強会、音声信号とエスコートゾーンの設置、点字ブロック
の整備と設置、日用生活機器支援事業の活用、視覚障害者福祉大会決議文を結城市・社
協・市会議員などの関係者に提出、各種の交流会などを取り組んで成果も上げ、仲間
の和を培っている。
 この3月15日には、結城市社会福祉協議会の同行援護
事業の改善充実を求めて、結城市長への要望書を提出した。
 もちろん、これらの活動も、私たち障害者のみでは容易なことではない。健常者や視
覚障害者団体の支援なしには継続は困難である。
 まだまだ視覚障害者への理解が進まず、差別も存在する現状では、これらの活動がす
べて功を奏するというわけではないが、一歩一歩の前身にはなるだろう。
 詳細については、その後の経過を含めて後日に報告することにしよう。

鶯が来たる林

2019年04月12日 21時17分24秒 | Weblog
 今年は3月10日に鶯の渡来を確認した。毎年のことで当然のように思ってはいたが
、最近では森林の減少傾向の下で、それが当たり前ではなくなっているようだ。
 地球温暖化対策の一つとして、森林の保護再生が叫ばれてはいるが、この関東平野一
帯ではそんなことはどこ吹く風だ。
 工業団地開発などはもちろんだが、自然エネルギーの太陽光発電や農地規模拡大とい
うようななんとも皮肉な例もある。
 地球温暖化と気象変動は大問題だが、私としては、毎年色々な野鳥が訪れるささやか
な自然が身近にあってほしいだけだ。
 その意味では、昨年の菜の花の森コンサートで、雑木林の中で森のエコーが効いた鶯
の鳴き声が聴こえたときは感動したものだ。生息場所が焼失し続けているだけに、今年
も必ずやってきているに違いない。

3・1朝鮮独立運動から100年を歌う「マンセー」

2019年04月12日 21時14分51秒 | Weblog
今からちょうど百年前の3月1日は、日本に植民地支配されていた朝鮮の独立運動が始
まった日である。
 韓国朝鮮の人々には特別の日であっても、日本政府はもとよりそしらぬ姿勢で、メデ
ィアの報道もほとんどない。
 直接の侵略を受けて、人権も民主主義も無く、筆舌しがたいほどの苦難の時代を体験
してきた朝鮮の人々と、真実が隠された近現代史を教え込まれてきた私たち日本人の間
には、どれほどの歴史認識のギャップがあるのだろうか。
 ここで多くを書いている暇はない。ただ、侵略してきた側の人間として、今何ができ
るのだろうか。
 笠木透と雑花塾、ヒューマン・ファーマーズで演奏してきた「マンセー」(作詞・笠
木透、作曲・北嶋誠)という歌がある。2010年の韓国併合から100年の時に制作した、
笠木透と雑花塾CD文庫Vol2「鳳仙花」に収録されている。
 私が原詩を読んだ時の題名には、「マンセー〜知らされなかった歴史」と、サブタイ
トルが付いていた。そういうことなのだ。

  私たちは知らなかった 知らされなかった
  90年ほど前の 非暴力のたたかいを
  独立を宣言し 日本に立ち向かった
  朝鮮の人々の 非暴力の叫びを
  マンセー マンセー
  (マンセーより)

 ソウル市内のパゴダ公園から始まった3・1独立運動から100年。今年は、「100年ほど
前の…」と歌っていこう。ささやかな行動かも知れないが、それでもこれが文化でたた
かうヒューマン・ファーマーズである。

九条改憲をめぐる分岐点の年

2019年04月12日 21時12分56秒 | Weblog
何から手を付けてよいか分からない状態のうちに、文字通り刻々と時は過ぎていく。こん
な時には、あわてず騒がずに、着々とできることを進めていくしかない。
 そうは言っても、そうすんなり行くものでもない。瞬く間に3月になってしまった。
歴史的分岐点の年になるかもしれないというのに。
 安倍首相が国会での改憲発議を公言し、統一地方選挙と参議員選挙を控えた今年は、
九条改憲をめぐる攻防がいよいよ正念場となる。
 かつては、外国への侵略戦争を繰り返してきたこの国だが、敗戦から74年、日本国憲
法施行から72年、この間、一度も戦争をしてこなかった。外国人を殺さなかった。この
背景には、悲惨な戦争への痛切な反省の中からにじみでてきた、世界に誇るべき、戦争
の放棄を掲げた憲法第九条の存在がある。新年を迎える度に、その想いを新たにする。
 統一地方選挙と参議院選挙を控え、衆参同日選挙も取りざたされている今、全国各地
で展開されている草の根の市民運動によって、市民と野党の共同を大いに発展させ、九
条と平和を守り、九条を生かした平和外交で、世界に貢献する政府を実現していこう。

ヒューマン・ファーマーズ 2019年1月〜3月活動日誌

2019年04月12日 21時10分16秒 | ヒューマン・ファーマーズ
ヒューマン・ファーマーズ 2019年活動日誌


1月15日(火) 午後6時から
 農民運動全国連合会第23回大会(結成30周年)
 東京都 大田区産業プラザ
 午后からの大会の来賓として、家族農業の10年を提唱する国連FAOの代表が挨拶。
 今年の歌い初めとなったHFは、午後6時からの大レセプションにて演奏した。
 7時15分からの15分間の演奏は、農民連と共に歩んだ30年を想うと感慨深い。
 演奏者  北嶋誠 久保田秀幸 久保幸子 大泉和美 金子雄一
 演奏曲  ひとつぶの涙 君が明日に生きる子どもなら 食糧主権が世界を救う

1月20日(日)
 日本のうたごえ祭典交流の部Ⅱ
 川崎市男女共同参画センター すくらむ21
 交流の部には初参加だが、HFには合っているかも。
 ただ、合唱発表会においても表現スタイルが変わることはない。
 演奏時間は6分30秒
 演奏者  北嶋誠 久保田秀幸 大泉和美 金子雄一
 演奏曲  走れタヌキよ 九条の風

1月27日(日) 午後2時から
  第13回Hananaライブ
  石岡市八郷 朝日里山学校
 店主吉川路子の事情により、会場を変更。 
出演 館林ロストシティ・ランブラーズ 他

2月11日 (月・建国記念日) 12時から
 百里初午まつり
 小美玉市百里 百里平和公園
 この度設立された一般社団法人百里の会より、改めて出演依頼があった。
 会場では、お昼頃には雪もやんだが、終日寒かった。
 11時から模擬店及び交流会氏。12時開会。
 11時から12じまでのステージを、HFと茨城センター合唱団が担当した。
 最終版の、うたごえ交流の伴奏も担当した
演奏者  北嶋誠 佐藤せいごう 渡辺三智夫 久保幸子 大泉和美
 演奏曲  ひとつぶの涙 兼業農家に捧げる歌 走れタヌキよ 九条の風
      ピースナイン
      以後、うたごえ

2月17日(日) 午後2時から
 Hananaライブ
 石岡市八郷  朝日里山学校
 Yuki Kobayasi ライブペインティング
 ゲスト Painter YukiKobayasi

3月24日(日) 午後2時から
 Hananaライブ
 石岡市八郷朝日里山学校
 ゲスト いわき雑魚塾  特別出演 増田康記