北嶋誠のブログ

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障害者 障碍者 障害者 故障について

2021年07月18日 20時18分14秒 | Weblog
 障害者の故障について、何かと議論がされているようだ。確かに障害者の害の字はイ
メージが悪いし、障害者と健常者という区別も、人間の優劣を表現しているようで、区
別というより、やはり差別感のほうが強い。
 そこで、障害者団体によっては、障害者という呼称を薦めている。また、弁護士グル
ープなどでは、ひらがなを使用して、障がい者という表現をしている。
 今、私が使用しているこのPCのPCトーカーで、しょうがいしゃを漢字変換したところ
、障害者、障碍者、障がい者、という三通りの変換が全て出てくる。
 ただ、この議論も判らないではないが、私たち視覚障害者にとっては、音声で聞いて
いるため、どの表現を使ってもしょうがいしゃに変わりはなく、意味も同じことだ。
 それなら、まったく別な呼称を用いるしかないと思い、例えば視覚不自由者と言うの
はどうだろうか。
 そんなことを、結城視覚障害者協会の植田実会長に話したところ、気に入ったのかど
うか、早速使い始めた。
 丁度4月になったところなので、今年度は私も、この視覚不自由者という言葉を、視
覚障害者と併用していくことにしよう。

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